冬の上高地
天皇誕生日を含めた三連休、冬の上高地を訪問した。
冬の上高地を訪問するのは10年以上続けているが、今シーズンはちょっと状況が違った。
まず、訪問時期である。
例年なら年末年始の三連休(平成時代なら天皇誕生日を含めた三連休か成人の日を含めた三連休、令和になってからは早い目に年末休暇に入るか成人の日を含めた三連休)だったのだが、定宿の部屋が満室で2月の訪問となった。
もう一つは、雪の量である。
訪問する前日と前々日は季節外れに温かく、雪ではなく雨が降っていたらしい。おかげで足元の雪は結構固く、雪の量もかなり少ない。これまでで最も雪が少ないと言ったら言い過ぎかもしれないが、まれにみる雪の少なさであった。
しかし、美しい景色は美しいままである。
この世に美しいものはなく、美しいと人が感じるからそのものは美しいだけである。こんなの美しくもなんともないという意見があってもいいし、そう思う人がそのものを美しいと思わないのは当然である。
それはさておき、良い天気に恵まれ、絶好の撮影日和であった。
うむ、やはり雪が少ない。河童橋までならいざ知らず、明神までスノーシューが不要だった。担いでいったスノーシューの出番はないままに上高地での散策を終えたのであった。
また来シーズンも来るよ。
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