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ルクセンダルク大寄稿⑩


前回:「希望へ向かう譚詩曲」

BRAVELY NO TITLE

PC上表記


キラキラ
吸い込まれるようにキラキラを追いかけている
時計が巻き戻る音過去の事象が横を高速で通り過ぎる時空の渦から抜けると
ノイズのある音声
志田にはxxxxx for departure
に聞こえる到着、、、タイムマシンの自動音声かな

ピコピコ戦闘曲メドレー

3DSを開く音
ピコピコは?まさかの幻想スタート
譚詩曲 の「何処までもずっと♪」ではないか
でもこれをぶった斬るのか、、、
この部分はフィールドの何処かの引用なのか
おお!
戦闘が始まる
彼の者の名は...ではないか!
あれは戦闘曲だったのか
メロディの裏の超高速アルペジオとかの
粒だちが心地よい
メドレーだから何曲かが
繋がっているはずなのに
気づいたらだんだん強そうな曲になっている
おそらく勝利した
聞いたことがあるメロディがちらほら
どっちが引用元なのかは謎だが
エモすぎることは志田にもわかる
そして3DSの開閉
ブーンという放電音本が閉じる
え?今何が起きた
Revoさんが3DSから
ぬるっと出てくるところ見ちゃった
Revoさんが現実に戻ってくる瞬間を見ちゃった
なんかお着替え見ちゃったみたいで
居た堪れない
ブーーンで出てくるんだ彼は
でその本閉じたのは、、、何故
み、、、見てませんよ志田は
Revoさんがぬるっと出てきたところなんて
あっその本の角、、
こっちに向けないであっ、、、
あっ、、、ああああああああああああ


彼の自由

志田はチップチューンを
しっかり聴くのは人生でお初なので
ピコピコゲーム音楽の台頭とか
仕組みとか
何音まで出せるとか
何がどうなってこうなるのか
全然わからないのだが

おそらく電子音だけなのに
こんなに音が分厚いのかと驚いている
レトロ感もありつつ
志田の想像のレトロ感を超えてくる音使い
あれ?ピコピコってこうだったっけ?と

音の粒は無機質で機械的なんだけど
ベースの響きやスネアの軽やかさが聴こえてくる
シンセサイザーとはまた違ったポップさ
Revoさんの手にかかれば
こんなに表情豊かになるのか
なんとも不思議

オーケストレーションと違って
ピコピコは制約が多い音楽、、だと思われるが
彼の音楽は自由さが制約されてもなおこの厚み
さてはこの制約を楽しんでらっしゃるな
むしろ人間物理的にできない超高速アルペジオとか
モリモリ使ってニマニマしてるな

でも彼のオーケストレーションでも
高速アルペジオくらいは普通にさせられてるな、、

とりあえず
普段から超絶技巧を要求する彼が作った
おそらく
人間が演奏することを全く想定してない音楽

制約のあるチップチューンで
むしろ自由を謳歌している印象

これが聴けるとは思ってもみなかったので
志田は大変美味しくいただきました

もしかしたら
サントラにはこのピコピコナイズされていない版の戦闘曲があると思うと興奮冷めやらぬ
どんな楽器のどんな音を
この音に集約したのか、、、

彼は、、、
作れない音楽とかないのか
超マジでなんなんだ

彼に自由を与えるとどうなるか
志田はもう痛いほど身に沁みてるのだが

制約があっても結局こうなっちゃうのか、、、

誰か彼をギチギチに縛ってみてほしい
パーカッションだけ
だとまだ彼は走り回れるな
聴きたいけど

カスタネットしか使わないでね
とか言ってカスタネット渡してみたい
カスタネットと睨めっこしてるとこが見たい


歌い手Revoさんの悲鳴は想像つくが
作曲家Revoさんの悲鳴はまだ聴いていない
志田が聴き取れないだけかもしれないが

大体志田は
またRevoさん自由にやってんな
この曲もしたり顔のグラサンがチラつくぜ
と思っている

悲鳴をあげたりルンルンだったり
毎作全力の創作をされているんだろうけど

声が出ない!はあるかもしれないが
音楽が出ない!ことはあるのか

あるだろうけど音楽から作曲の悲鳴を感じない

作曲に苛まれてほしい訳では全くないが
志田の想像の外側

彼の音楽は自由だ!
でも音楽以外で息をしてない彼の幻想を
中和しているのか濃縮しているのか

嗚呼、志田は今日も彼のことがわからない

志田のルクセンダルク大紀行

長いようで短い旅でございます
CD的には俗にいう「聴き終わった」ですが
志田的には一生聴き終わることはない
それがRevo音楽

志田はほぼ純粋に音楽だけを地図に
ルクセンダルクを旅してまいりましたが
志田の旅路も
原作を旅した皆様の旅路も
志田が脱線しつつ
どこかで交わっていたのではないでしょうか

Theme of the Linked Horizonの話をすると
長くなるので一度置いておきまして

志田の旅路と幻想をさらっと振り返ります

旅路

まず志田はRevoさんに無言で渡された
「ルクセンダルク紀行」という地図

ルクセンダルクの各地を「キミ」が旅した地図

今思えばこの地図は
少年少女たちの軌跡を記した君の地図であり
Revoさんがその軌跡を詩にしたキミの地図であり
志田が詩を旅した志田の地図

志田も始まりの場所を目指した
大地を穿つような大穴の闇と
夜空を穿つような月の光と

この大穴が
ルクセンダルクの何もかもを奪ったのか

振り返ればルクセンダルクの世界は
この光と闇を廻る
そんな物語

そこで出会った少年少女の風を辿るように
志田は彼らを追いかけます

故郷と弟を亡くした少年は
少女の希望であろうと

少女はそんな少年を信じて

独りだった少年少女は
今度はふたりで

光が差した雲間を目指して出発した

砂時計の国 女性だけが暮らす国を経て出会った
新たな2人

真っ直ぐ強かにも優しい少女と
大切な人を探す記憶をなくした青年

内戦続く国で出会った戦場アイドル

凸凹で賑やかであたたかい仲間たち

凍えるような雪国が
ぬくもりを奪ったのか

取り戻そうとした日常は
時に少年少女に牙を剥き

大切な君を喪う

花が散らない世界があったら
きっと君を喪わなかった

瞼の暗闇に映る君は
夜空の暗闇には現れてくれないのか

今日も君が色褪せていく/愛しい君よ健やかに

キミのこぼす雨を
君の願いが雪に変えて

ぬくもりがキミの肩に降り積もる

そうだ

君と出逢って僕は強くなれた
君がいるから恐怖に立ち向かえた

守れなかった 小さな焔
キミの分まで僕は生きて往く

恐怖という名の敵と
立ち向かう少年少女御一行


喪失を超えて彼らを強くしたのか

真っ直ぐに 唯 真っ直ぐに 光へ向う

何度でも立ち上がる


これこそが

キミと旅した
『ルクセンダルク大紀行』

キミと紡いだ
『 希望へ向う譚詩曲』

そして

キミと綴った
『ルクセンダルク大寄稿』

私達は自由だ

私の地図はここにある



謝辞

約半月に渡り
志田の旅路を
見守っていただきありがとうございます

少年少女の行く末を
志田もこれからも見守りたい

皆様の地図と志田の地図が違ったとしても
きっと似た色をしているはずです

諦めることに慣れないで立ち向かう
世界を知る痛みを恐れない

この作品と出逢って志田は強くなれた

世界を描いた皆様に
地図を渡してくれた彼に
一緒に旅した仲間に

そしてあなたに心から感謝を

決意表明

さて志田の頬筋が引き攣っているのは


Linked Horizon『ルクセンダルク紀行』
(Revo Linked BRAVELY DEFAULT Concert)

この大ボスが待ち受けているからである

何をビビっているのか
クドイようだが言っておきたい

志田は知らないれぼさんを知ることが"恐ろしい"

嫌なのではない"恐ろしい"のだ

詳しく長話になるので
こちらをご覧いただきたい


志田がこの映像にチャレンジするのは
もちろん
好きな作品が舞台上でどう表現されるかが楽しみ
だからなのだが

それだけなら決意表明などしない

ショック療法だからだ

志田はかなり震え上がっている

優声Revoさんに
Theme of the Linked Horizonの破壊力に
愛の放浪者のおキャベツに
十字砲火のはっちゃけ具合に
真珠お姉さんとのマリアージュに
志田の暴走に

動くRevoさんのリハビリのために
進撃の軌跡を復習し始めたが
音楽に集中してしまって
話にならない

そして
進撃の軌跡3周目にして
もしかしてだけど
Revoさんがアグレッシブな
動きをしていることに気づいた

知らん知らん

やばい

このままではやばい

志田の何かが出てきそう
ヴェァ

志田は今日Revoさんのありとあらゆるお写真を見て
ありとあらゆるロイヤルじゃないRevoさんを幻想し
抗体をつけてから眠る

あわよくば
おキャベツRevoさんをしばき倒すノンノン

今考えると
ジャケット写真は
「俺のキャベツちゃん おいで」なんて
微塵も言ってない

志田は愛の放浪者が
かなり精神にきてたみたいだ

多大なる不敬と失言
この場をお借りして訂正と共に謝罪したい

ロイヤルだぜぇ


ほら

言って、、、、、ない、、、ではないか


果たして志田はどうなってしまうのか
そんなところは気にせず
舞台上の表現や演出で気づいたことがあれば
極めて淑女に記したいですの

そうしますの

次回最終頁
「Linked Horizon『ルクセンダルク紀行』
(Revo Linked BRAVELY DEFAULT Concert)」
に寄稿し、、、、

グッナイ⭐︎貴公子

ヴェッ、、、あら失礼

ここまで読んでくださったあなたに
心から感謝を

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