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ハロウィンと朝の物語④

前回:「あずさ55号」「<光冠状感染症狂詩曲>」


good evening!

あの日の決断が奔る道


イントロ

ケイトさんが移り住んだ町で
穏やかな生活を始めたときのように
地に足が着いた何気ないゆったりとした音色
ひだまりのような温もり
彼女の女将修行も板についた頃なのでしょうか


ここでやっとハロウィンの話が出てくるのか!


宣伝ポスター

宣伝ポスターなんだけど
地元の子が書くのはどうかな?
なんて
妹さんの天才のDNA継いだメイちゃんに
イラスト頼めないかな?

ここまでちゃんと
歌詞だけで対話形式になっているRevo音楽は
メルさんとエリーゼさんの問答以来だ
珍しい、、?

妹さんの娘さんだったんだメイちゃん、、、
本当に姪、、、ちゃんなんだ



どんな手を使っても

「どんな手を使ってでも
犯人はぶっ殺してやる!」と
あの日貴方は言った
それで
「残されたメイちゃんはどうなると思う?」と
あの日私は言った

おぉ、、、、お


おお かわみぃが
言葉を選ばないとは

キーボード ベタ踏みのような叫びに
吹き付けるような冷たい
孤独なストリングスがあって
同じリズムを刻んでいるのに
叩きつけるようなドラム

かわみぃの激情が、、、


なんでだろう、、、、
なんで今まであらゆる濁点を聴き続けて
「殺してやる」くらいの激情
慣れているはずなのに
心底 軋むな

でも沸々と「殺してやる」を抱いて
激らせるんじゃなくて
その気持ちを溢せて
こういう言葉をかけてくる
素敵なご友人がいて
本当に良かった



変わらず今も

変わらず今もペンを執っている
最高のテーマソングを
望むだろう/頼むわよ
「無論だ」

今もペンを執っている も
「殺してやる」と言っていた時と
似ている音楽なのがやっぱり復讐なんだな

かわみぃの殺意の告白
メイちゃんはどうなる
ペンを執っている
が似ているのやべぇな

かわみぃが抱く激情と悲しみの叫びに
同じ音楽でぶつかってくれる友人の言葉と
復讐として今もペンを執っていう

腹の底に殺意を抱えている男の
無論だ が
優しすぎて  無理

胃の粘膜が溶け出る

最高の詩

最高の詩を書くのは吝かではないが
まだ小生より相応しい者が物語を紡ぐ
その心当たりがある
「ちなみに曲にも心当たりがある」

吝かではないんだ ふふ

大天才メロディ

積み上がっていくピアノの和音とドラム
推敲が進む

ストリングスの漢字と仮名の緩急
縦書き原稿用紙の
行末から行頭へ飛ぶペン先の高低
思いついたら勢いよく書きつけて
二重線で訂正して
たまにぐしゃぐしゃにして
屑籠に投げ入れるみたいに
メロディが少し巻き戻っては 進むを繰り返す
かわみぃは画を繋げて連綿した字を書くのか
この旋律は途切れずに躍動する


黒曜の中で宝石が結晶化するようなSE


大女将の箏と
落日のように少し寂しさがある
それでいて
眠る猫のようにゆったりと流れて
柔らかくて ぬくい
マイペース っていうのはなんだか違うのだけれど
なにか そこにあるだけで
そこにいてくれるだけで ほっこりするような
その音色が その音色であるだけで
安心するような
ソプラノサックス的な木管は
彼女の音色なのだろうか

今や毎日駆けずり回る

今や毎日駆けずり回る
一度は逃げ出した故郷で
狭いようで広いような
最果てに繋がり続ける世界で
かつて何者かになりたかった
でも私はただ私だった
ずっとこの道を歩いて往くんだ

「何者かになりたかった
私はただ 私だった」か、、、、 沁みる

チャキチャキと働くアコギ
温泉街の石畳を駆け登るかのような
乾いた草履のドラムが目指すのは
頭上にはストリングスの夜空に
彼女のメロディをなぞる瞬く鉄琴の星

彼女が故郷に帰ってきて
女将修行に励んでいる時のように
歌唱中の旋律は我武者羅に走っていて
「歩いて行くんだ」で歩調が落ち着いて
歩く足音が残る

あの日 咄嗟に選んだ道だったかもしれないけど
星を追いかけるように
とにかく走り続けて
気づいたらここまで来ていて
その道が自分で決めた道になっていく
前半はかわみぃの 後半はお姉さんの
あの日の決断が奔る道 すぎて
たまらん


ここまで読んでくださったあなたに
Happy Halloween⭐︎



ちなみに志田は
ハロパの準備 何も進んでいません

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