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テカポ湖の空も僕らの味方

※長いんで飛ばし飛ばし読んでください

「これ見て」
「何?」
「テカポ湖で撮った写真」
「まさか自分で撮ったの?!」
「うん。中学生の時に」
「すっごくきれい」
「ありがとう」
「この写真、好きだな」

と、ラストの個展での

『テカポ』

これだけの出番なのに、物語の舞台でもないのに、トラペジウムの中で強烈な光を放つ地、テカポ湖
ニュージーランド南島の中心近くにあり、美しい湖と星空で有名な観光地です。

行ってきました。

0.行程

「旅行記とか興味ないから旅程だけ参考にしたい」って方もいると思います。以下にまとめました。
とくに大事だと思ったことも書いておきました。

https://note.com/shichirinsha/n/nae47e7b1e7b3


1.背景

海外旅行は幼少期に親に連れられて以来で、自分や友達と予約して行ったことはなく、海外旅行初心者でした。

トラペジウムは5/13に初めて見てハマりました。8月にカメラを買い、操作くらい覚えたところで9月の夏休みに実際行くことに決めました。

が、よくつるむ友達にトラペジウムに狂ってる人はおらず、この時点で9月に休みを合わせられる人に当てもなく、1人で行くことになりました。

2.旅程構想

休みは9/14〜9/23でした。
海外で宿が無くなったり飛行機を逃したりすると最悪生きて帰れないので、ちゃんと予約することにしました。(ちなみにニュージーランドの治安はとてもいいです)

調べると、以下のことがわかりました。
テカポ湖はニュージーランドの南島にある
ニュージーランドと日本の直行便は北島のオークランド行きしかない。ニュージーランド航空だけが飛んでいる。
・成田-オークランドは10時間くらい。直行便はかなり少ない(1日1,2本)。シンガポール経由だと18時間くらい。
・テカポ湖は南島の真ん中くらいにあって、クライストチャーチかクイーンズタウンから朝8時半発の長距離バス(3時間半)しか交通機関が無い。帰りも12時50分の便しかない。
・テカポ湖は7〜80%晴れている。20〜30%雨や曇りなので星撮りたいなら2,3泊はした方がいい
・月が小さいほど星はよく見える。9/18が満月。

9/16にドリパスのトラペジウム上映が決まっていました。スルーすると2日は滞在を伸ばせそうだったので悩みましたが「聖地巡礼で本編見ないのは本末転倒」として、見にいくことにしました。
これらから、9/17出発-9/22帰宅 の予定になりました。行きは成田-オークランド直行便、帰りはバスなどの時間からシンガポール経由で帰ることになりました。つまり以下の通りです。
9/17夜成田発
9/18オークランド着。そのままクライストチャーチへ移動し1泊
9/19 朝の長距離バスでテカポ湖へ。2泊
9/21 昼の長距離バスでクライストチャーチへ。そのままオークランドから夜の便でシンガポール
9/22 朝シンガポール着。昼の便で羽田へ。夜羽田着

わりとカツカツです。選択の余地がなかったのでこのままニュージーランド航空公式サイトで予約しました。
ホテルはクライストチャーチはバスターミナルに近くて適当なところ、テカポ湖はちょっと良いところとしてExpediaで予約。
バスは(テカポ クライストチャーチ バス)とかでググると1番上に出るHISので予約しました。
また海外Wi-Fiが無いとネットに繋げません。(Wi-Fi テカポ)で検索すると「よかったです」というレビューが出てきたフォートラベルのGLOBAL WIFIを借りることにしました。
保険も入っておいたほうがいいと思います。東京海上日動のMARINE PASSPORTを頼みました。ニュージーランドは例えば虫垂炎の医療費は60万円くらいらしいので補償額大きくないやつでいいと思います。ちなみにニュージーランドは国籍や永久ビザあると医療費無料だそうです。

これら、飛行機・宿・バス・WIFI・保険を予約して行きました。
また、ニュージーランドは電源の規格が違います。日本のIIの形のだとコンセントに刺さらないので、「O型」への変換が必要です。ヨドバシアキバで1番安かったこれを買いました。電圧は強めなんですが、日本の機器でも動く範疇とのことなので変圧器は買いませんでした。

間に挟むだけ

行くまでにした準備はこれでだいたい全部です。その他荷造りやカメラ(SDカードの予備とか)の準備は省略。

3.出発

やっと出発です。成田空港第一ビルはめちゃくちゃ久しぶり、ていうか来たことあるかどうかだったので若干迷う。見越して出発3時間前についていてよかったです。レンタルWIFIは成田で受け取ることになっていましたが間違えて(というか確認しなくて)出発と逆ウイング(北)にしていたので少し遠回りして受け取り。
南ウイングに向かいました。この間、このためだけに持ってきた6週目特典の南さんを撮りまくっていました(南さん当たっててよかった〜〜!)。


南さんは相変わらず飛び回ってるの?

キャリーケースを預け手荷物検査を通り出発ゲートにつくと、座って待ってるのは7割がた欧米人の方々でした。急に外国に1人で行く実感が出てきて恐ろしくなります。飛行機降りた瞬間言葉が通じない上すぐ帰れもしないの怖すぎる。でも未到の地で降りる勇気したいし……。
売店で気を紛らわし、飛行中のトイレの立ち方とか現地の空港からの移動とかを調べていると搭乗時刻になりました。窓際の席に搭乗すると、通路沿いまで誰も乗ってこず。もともと空いているようです!トイレ行き放題!機内一番の懸念が消えた!急に元気になると、座席のコンソールを操作したりUSBでスマホに充電したりしました。「安全のしおり」みたいな機内アナウンスが画面映像で流れました( https://youtu.be/ODYoqHZbUCU?si=xTcGnkCGhD9-vR-7  )。そして離陸しました。

機内WIFIがあるのですぐに繋げます。ちなみに機内WIFIは強くないので動画ストリーミングとかはしないでとのこと。

ワインが22時頃出る 寝ろってこと?

実際ワイン飲んだら寝ましたが、轟音と外の景色が気になって寝たら起きたり。基本的に海の上しか飛んでないんですが、それでも綺麗でした。


星が光る
一面の雲海

乗り継ぎや現地での移動方法など調べてると到着!


これアップしただけでフォロワーにテカポ湖バレた
入国審査直前


3月相当なので寒い!早速トランクから上着を出して着ました。
入国審査にはNZeTA(アプリとかでやる)とNew Zealand Traveller Declaration(オンラインか紙)が必要。後者を忘れてたので税関で書いてと言われて書く。特に禁輸品もないのですんなり通ります。
間違えて「乗り継ぎ」で航空券を買わずに個別で買ったので、一旦預け手荷物を回収して外へ。機内で国際線ターミナルから国内線ターミナルの移動は無料バスと調べていましたが、いまいち見つからない。まごまごしていると警備っぽいおじさんにMay I help youされる。国内線(Domestic terminal)に行きたいんだけどと伝えると、あっちでBのとこだよとバス停の場所を案内してくれました。言われたところにバス停あり、15分に1本なのでしばらく待って乗ります。
国内線も手荷物はセルフ預け。今度こそ自分でテープ貼ってコンベアに預けました。出発ゲートまで行くと、本当に欧米人ばかりです。マジで異国にきてしまったんだと実感。とりあえず自販機でクレカ使えるかテスト、止まらずにキットカットを買えました。このあたりで食料品の高価さを知る。だいたい日本の2〜3倍です。そのままクライストチャーチ行きに乗りました。
クライストチャーチ行きではスナックを貰えました。ポテチに酸味がきいてて、フィッシュ&チップスのチップスの部分!って感じでした。夜よく寝られなかったので寝てるとすぐ着きました。

4.クライストチャーチ

クライストチャーチ空港に到着。空港は郊外に、宿は中心街にあるのでなんか交通機関を使って行かねばなりません。結局1番安いバスにしました。
クライストチャーチの市内バス(メトロといいます)はどこ行っても先払い定額4ドル。バス停の案内(「次は◯◯〜」みたいの)がなく、風景とかGoogle mapと格闘しながら良い感じのところでボタンを押しておりるしかありません。乗りながら宿最寄りと前後のバス停を確認、近づいたところで降りました。このバスの難しさに乗り継ぎ失敗の予感がし、来てから帰りのクライストチャーチ→オークランドの飛行機を1本遅らせました。
歩いて15分ほどで宿、136 on Bealey motelに到着。名前を告げてチェックインしようとすると、まだ片付いてないからちょっと待ってと。荷物だけ置かせてもらって、散歩することにしました。

キャプテン・クック像
アニメバー的な?
なんかやるらしい
クライストチャーチ大聖堂は工事中
信号が低い

16時頃motelに戻ると部屋に入れました。ベットに大の字になるとどっと疲れがきて寝ました。
起きたら19時。なんかしないと夕食や翌日朝を食べ逃します。街に再度繰り出すも、観光客!って感じの店もなく、道にも人が少なく、時々店で地元の人たちがわいわいしてる感じ。なかなか踏ん切りがつきません。
とりあえずスーパーで酒や朝食を物色。日本にもあるお菓子や謎日本語ビールを見つけました。

ハイチュウ
酒粕と柚子の入ったビール 意外とうまい
ケバブ でかい

スーパーで酒と朝食のサンドを、ケバブ屋で夕食のケバブを買いました。宿で食べ、寝ました。


4.テカポ湖、1日目

朝、モーテルをチェックアウトしてChristchurch Bus Interchangeへ。
バスの前には他の客が並んでいて、運転手のおじさんがスマホで予約を確認したりしていたので名前を伝える。なんか言ってたけどLake Tekapoだけ聞き取れたのでyesって言うと乗るよう案内されました。
乗ってみると日本人っぽい人もちらほら。
バスは郊外→田舎の草原→山間部へ。田舎はほぼ羊や牛の牧場でした。めちゃくちゃ広い牧場に放し飼いにされていて、山間部近くなると野生なのか家畜なのかわからないほどでした。
2時間くらい走ったところで途中休憩。Geraldine Visitor Centreというところでカフェとか土産屋がありました。そのすぐにTodd parkという公園があり、桜とかが咲いてて日本!ってなりました。

此花学院がどうとか書いてある
南半球の9月は日本でいう3月

そこから1時間くらいで、バス正面からエメラルドグリーンの湖が見えてきました。テカポ湖です!予定時間通り12時ぴったりにテカポ湖に着きました。

とにかく湖が綺麗でした!これだけのために来てもいいくらいだと思いました。向こうに見える山々も日本で見られるそれとは全く異なり、この時点で既に来てよかったと思いました。


向こうに見える山も雄大


曇っても青い

また、風がめっちゃ強い!湖側から常に強い風が吹いており、肌が出てるところは気温以上に冷えます。というか逆らって歩くのが大変です。アクスタ並べての撮影とかもしたかったのですが、飛ぶので断念しました。紙類出す時とかも気をつけてください。

もうお昼なのでお腹も空いてきました。バスが停まったすぐ前には『Dark Sky Project』という土産屋とダイナーが一緒になったのがあります。ダイナーの入口で昼食食べたくてと伝えると好きな席座って・注文はカウンターねと優しく応対してくれました。言葉も平易にしてくれて、観光客に慣れているんだなと思いテカポ湖滞在自体に安心感が生まれました。シーフードチャウダーとコーヒーショートを注文し番号札を受け取って席に着きます。しばらくするともってきてくれました。

久しぶりの料理らしい料理に感動
ショートとはいえ小さい

今回泊まったのは『Peppers Blue Resort』。近づくとこういうデカいガラスで外が見えるようになってる建物が沢山見えてきます。

良いとことりすぎたか?と焦る

敷地が広く、時々ある「Reception」の看板を頼りにフロントにつくと、チェックイン?と聞いてきました。もうそのままチェックインさせてくれそうなのでパスポートを見せ手続き。ここでも平易な英語で対応してくれました。鍵と部屋がどこなのかの地図(敷地が広い)を受け取り部屋へ。

キッチンがある!

2階建てでした!1区画2階な宿に泊まったことなかったので驚きました。自分の家より広い。
ここの中では安い方にしたので奥まったところの部屋で、流石に湖は見えませんでした。高い部屋にすると湖に面してるところになるのでしょう。でもカーテン開けっぱなしにするのも苦手なので気になりませんでした。
トイレは2階にあり、風呂はやはりシャワーブースでした。だんだん湯船が恋しくなってきましたが、文化の違いを感じます。

良い宿でもバスタブなし

荷物を置くといてもたってもいられず、テカポ湖に来たら絶対撮りたいと思っていた例の写真を撮りに行くことにしました。

宿から善き羊飼いの教会まで歩いて10分弱。観光客が10人弱入れ替わり立ち替わり記念撮影をしていました。とくに入場料とかはなく、入口に寄付を呼びかける機械が立っていました。

寄付がキャッシュレスで衝撃

3日間お世話になるので5NZD払って中へ。風がとにかく強く、またそのせいで雲の動きも速く晴れてたと思ったら曇ったり挙句雨がパラついたりします。良さげなところに例の本を置いて、風で開かないように・倒れないように何度か苦闘した末に、撮れました。
https://x.com/shichirinsha/status/1836598616301129931?s=46&t=8j99sv4AQ8hvcd28c2CiCQ

皆さんの度肝を抜けたみたいでよかったです。人の度肝を抜くのが1番面白ぇんだ!
パラつく雨に打たれながら撤退、途中また良さげなところを見つけたので撮って帰ります。

宿に戻りだらだらしていたらすぐ夕方に。そういえば原作を撮っていない事に気づきまた教会へ。原作、カバン入れてたら表紙折れててショックだったんですが長旅なのでしゃーなし。ここまで来させてくれた高山一実先生とトラペジウムへの感謝とともにポスト。

https://twitter.com/shichirinsha/status/1836644743541067959?s=46&t=8j99sv4AQ8hvcd28c2CiCQ

日も傾き始めたので夕食を探します。テカポ湖すぐの通り沿いにはレストランや土産屋が並んでいますが決して多くはなく、10件程度。元気になっていたので、英語で注文して店内で英語に囲まれて食べようと思い店先のメニューに肉料理のあった『BLUE LAKE』さんに入りました。

ワイン飲んでダベる店のよう

陽気な受付のお姉さんに夕食をとりたい事をなんとか伝えると席へ案内。QRコードとオンラインメニューを説明してくれました。でもメニューは写真見れるだけで注文は口頭。Lambとワイン(英語以前にワイン自体どれがどれか分からず)をなんとか注文しました。

さっぱりしている
下の茶色いソースつけて食べる

肉はだいぶ柔らかくくさみもなく美味しい。足りるのか足りないのか絶妙な量でした。途中受付兼ウェイトレスのお姉さんがなんか話しかけてくるもよくわからず。👍👍してくるので👍👍で返しました。

会計を済ませて出ると、満点の星空!びっくりしてとりあえずスマホで撮りました。日本ではそもそもスマホでまともに星を撮るのはむずかしく、この時点で凄さを感じました。

https://twitter.com/shichirinsha/status/1836668455216717905?s=46&t=8j99sv4AQ8hvcd28c2CiCQ

夜食や朝食を買いにスーパーへ。テカポ湖には一件スーパーがあり、夕方になると観光客で賑わっていました。

8-20時

サンドイッチに6ドル払う気にならなかったのでポテチとドリトスを夜食と朝食にします。日本のお菓子とかも売ってました。きのこの山はチョコとイチゴとあるのにたけのこの里は無くて国際的にはきのこの山が圧倒してることを実感しました。

この上にチョコのきのこの山もあった

スマホも充電しに戻り一旦休憩。これが間違いでした。
再度外に出ると、星がかなり減っています!満月から1日だけしか経っていない月が東の山から顔を出し、空と湖畔を煌々と照らしていました。自分の影も見える始末。
一応カメラをセットしてみるも、日本の晴れてる日と変わらない程度の星空でした。雲も出てきたため断念。ぶらぶらしていると、駐車場の水溜りが月で照らされているのに気づきました。これが綺麗で、三脚を立て角度とかを調整すると、撮れました。


この写真めっちゃ好き

とりあえず帰って雲が引くのを待とうと思いましたが、眠いので寝。起きたら3時を回っていました。がまだ雲がけっこうある状態。パソコンで作業しながら時々外を見てみると、5時頃になって晴れてきました。
相変わらず明るい空。やっぱり星はそんなに撮れません。一応教会まで行ってみると、教会の上・南の空にオリオン座が見えてめちゃ撮りたくなるものの写真に収めるのは難しく、だんだん東の稜線が白み始めて来て断念。川に映った月を撮って帰りました。


iPhoneで撮ったらたまたま良い感じにハレーションした

この朝、だんだん明るくなる稜線と沈む月を見て、東の方が山が高いおかげで日の入り月の出が同時ということになっていても月の出のほうが遅い ことに気づきました。そこで次の夜は"さっさと夕食をとって月が出る前にキメる"作戦としました。部屋帰るともう7時前、3時から起きてたので寝ました。

5.テカポ湖、2日目

連泊の良いところは2日目いくらでも寝てられるところですよね。7時寝なので昼頃まで寝ようとして、気づいたら13時。普通ランチは14時までなので慌てて支度して出ました。
昼は『RAMEN TEKAPO』。今後ラーメンの話する際に「海外のラーメンを食べたことがある」は大きなアドバンテージになる(なんの?)と考えて前夜から気になってました。

店名がそのまんま
餃子とかもあるみたい

入ると、店員から日本語。日本人がメインでやっていて店員さんはまちまちのようでした。遅いからかお客さんは他に1人。ラーメンはだいたい25NZDくらい、チャーシューメンは日本と同じで肉の分やや高いようです。頼んでみると、チャーシューっていうか角煮。スープも脂が溶けて甘めでした。日本だと1300円くらいかなって感じでした。

ナルト久しぶりに見た
角煮 うまい

昼食のあとは適当にぶらつき、一旦宿へ。とくにする事も無いので写真を見返したり雀魂したりしていました。

夕食は朝の作戦通り、そして普通に混むらしいので開店凸。テカポ湖にもう一件ある(なんで?)日本料理屋『湖畔レストラン』に行きました。


「テカポ湖 食事」とかググるとわりと出てきます。18時前にも関わらず既に数組のお客さん。ここも日本人とニュージーランド人の混成でやってるようでした。席に案内された後、日本人じゃなさそうな店員さんに英語で注文。日本酒もあるみたいで気になりましたが昨晩みたいに寝ると終わるのでやめました。頼んだのはサーモン丼とテカポ巻き。


下にもサーモン埋まってる
テカポロールって言われると急に洋物っぽい

テカポ湖はサーモンが名産みたいで他の店でも出すところあるみたいですが、ここはとくに美味しいとのこと。実際だいぶ瑞々しく、とても美味しかったです。ただテカポ巻きと両方は多かった。店員さんがデザートはいかが?しにきたけど普通にお腹いっぱいでお断り。酒も飲んでたら間違いなく至っていました。

夕食のあとは前日同様に夜食と朝食をスーパーで調達。前日のポテチが余ってたので少なめに。あと、ニュージーランドは水道水飲めるらしいのでとくに飲み物は買わないでペットボトル詰め替えることにしました。note執筆時点でまだお腹壊していません。

19時20分頃宿を発。西を見ると沈んだ陽の光がまだ稜線から漏れていました。月の出とか調べてない(結局見えるものが全て)ので、暗くなりきるのを待たずに教会へ。ロケとかは不十分なものの、ランドマークがはっきりしているので初心者にやさしい。着いた頃にはすっかり暗くなり、足元すら見えなくなりました。やった!計画は正しかった!

とはいえ、星の撮影自体も初心者です。明るさや彩度などガチャガチャ試行錯誤したのち、気に入った設定に辿り着きました!凄い!ほんとにこんな綺麗に撮れるんだ!
ハードル下げようと思ってたんですけど、ついポストしてしまいました。

https://twitter.com/shichirinsha/status/1837040137156579383?s=46&t=8j99sv4AQ8hvcd28c2CiCQ

これならもしかして例の写真も撮れるのでは?一応持ってきていたデカい本を天の川をバックにするように石柱の上に頑張って立たせ、表紙が見えるようにスマホを光源にして置いて、撮りました。

https://twitter.com/shichirinsha/status/1837061650253500593?s=46&t=8j99sv4AQ8hvcd28c2CiCQ

1時間半くらい撮ってたところで手がかじかみ三脚のネジなどの操作が覚束なくなったので撤収。あとから計算するとちょうど月が出始めるくらいだったようです。
部屋に戻って何枚かXにアップ、レタッチのためにlightroomについて友達に教わってる途中で眠くなって2日目を終了しました。

6.テカポ湖3日目、帰り

10時チェックアウトなので二度寝ののち9時に起きると、シャワーを浴びて出立しました。鍵返す以上の手続きはとくにありませんでした。

土曜日のテカポ湖は賑わっており、マラソン大会があったり子供連れが遊具で遊んだりしていました。外国人にとっては憧れの地であっても、地元の人には慣れ親しんだ公園・広場なのを感じました。

右奥の白いのがゴール

スーパーの写真が無かったので撮影したり、お土産を買ったり、道中のお菓子を買ったりしてたら時間。往路と同様にクライストチャーチ行きのバスに乗りました。
Christchurch Bus Interchangeに予定オンタイムで到着。空港行きのバスに乗りました。空港行きのバスは全部空港が終点なので安心。
無事にクライストチャーチ空港に到着。往路の時にまごまごしていたので出発口もわかります。キャリーケースを預けると、フードコートのある2階へ。

途中ラグビーチームみたいな体型と服装の団体様が来てニュージーランドを感じました。
その後普通に搭乗。3回目なので機内アナウンスビデオもさすがに内容覚えてきました。寝てたらお菓子をもらい損ねました。

オークランド国際空港の国内線ターミナルに到着。往路の際にターミナル間バスの乗り場は確認していましたが、時間もあるので歩いてみることにしました。外に出てすぐに緑のラインと「←国際線ターミナル」の案内がありラインに沿って歩いていきます。

案内と緑のラインに従えば着く

だいたい15-20分くらいでつきました。イメージ的には成田空港第3ターミナル行くときみたいな感じです。時間によってはバス待つより速そう。とくに迷いもしませんでした。

2時間あると余裕があります。少し空港内をぶらついたのち、出国審査・手荷物検査を通過して出発ゲートへ。出国審査はパスポートピッとするだけ、手荷物検査はけっこう厳しくしているのか手作業検査に回されるものが多く渋滞していました。自分はひっかからなかったので何がひっかかっていたのかはわかりません。

シンガポール行きの出発ゲートは混んでいました。ぎりぎり座れるところあり待つ。乗ったらまた窓際の席でしたが窓が曇ってて外はよく見えず。残念。6時前着だから5,6時間くらいはトイレなしでもいけるでしょと思ってたら時差の問題で実際10時間あるらしいことにここで気づきました。隣も往路と違って埋まっています。水分少なめにしよ、と思ってたら飛びました。

ちょうどこのころ、日本時間21時からトラぺジウム合同誌の主催のマナさんが一人で全作品(116+1!)の感想を語るスペースを始められていました。機内wifiが可能になった瞬間に接続、ちょうど始めたくらい。挨拶コメントして聴かせてもらいました。最後まで配信を聴き、挨拶コメントをして自分も寝ました(4時間あったので体感朝4時でした)。

寝て起きたらシンガポール。降りるといきなり乗り継ぎ掲示板があり、ほとんどの人がそれを見てはターミナル間モノレールに並んでいきます。乗り継ぎ時間にめちゃくちゃ余裕をみた(4時間!)ので歩けないか考えるも、道がわからず素直にモノレールに乗り空港内を散歩しました。

とりあえず時間の少し前に手荷物検査・出発ゲートに行くと、入れました。手荷物検査の「この先トイレありません」には恐ろしさがありましたが機内でいいやと諦めました。

羽田行きは3列9人のちょうど真ん中の席。窓も見えないしトイレも遠慮するし虚無でした。また、ANAはニュージーランド航空と違って機内wifiが別料金(20ドルくらい、機内で手続き)。映画とかでやり過ごせないかなと思ってみてみると、見たかった『フォールアウト』と『違国日記』がありwifiはケチることにしました。『違国日記』、マジで超めちゃくちゃ良いのでみんな見てください。トラペジウム好きな人ならみんな好きだと思います。

無事羽田に帰国、wifiを返してリムジンバスで帰りました。帰ってきただけのこれに、みなさんがたくさん反応くださってとても嬉しかったです。見ててくださった皆さん、これを読んでくださっている方、本当きありがとうございました!

https://twitter.com/shichirinsha/status/1837805846165967098?s=46&t=8j99sv4AQ8hvcd28c2CiCQ




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