シチナツ

美青年のいる極彩色の花園の夢

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美青年のいる極彩色の花園の夢

    最近の記事

    雑念と集中

    集中力を強制的に高める方法として「タイマー」がメチャクチャ有効なんだな(現時点では)と思いました。 というのも、最近まで髪の毛二本描いてもう力尽きるみたいなことが多発していまして、あまりの能率の悪さに毎日嘆きながら生きていたんですよね。確かに仕事で疲れてるので仕方ないけど、それって言い訳でしかないよなあ、というのも自分では分かってました。学生だって社会人と同じ様に平日は授業やバイトで慌しい中時間を見つけて創作しているんですもの。じゃあこの体たらくはなんなんだ、と。最初から、自

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      • 瑞々しく苦い

        大学の頃は、青々としていた。 いまの自分にとっては、あまりにも瑞々しく苦々しい青さだ。 当時、明確な目標があったわけではなかった。 日々知的好奇心や創作への欲求を刺激してくれる物事への出合いに歓喜し、降り注いだアイデアを脳直でアウトプットしていた。その恍惚感に耽り、何事も顧みず夢中になって創作していた。自分の内的世界以外はなにも視えていなかったのだと思う。 社会に出て、創作に投じる時間は当然少なくなった。ともすると、創作から離れている間(主に仕事とか仕事)は必然的に自

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        • 正社員の芸術家

          に、なりたいだなんて考えていた時期もあったものだ。現実はそう甘くなかった。 私は、デザイナーとしての就職を果たした傍らで、自分の創作も諦めずに続けていきたいと考えている。 肩書きに溶け込んで、自分自身がいつか無くなってしまうという並行世界も存在しているのかもしれない。だとしたらどういった対策を練っていくべきだろうかと、ここ最近思案している。 指示通りのものが作れても、結局自分の作品が作れなくては、意味がない。デザイナーと芸術家は、まったくの相反する性質を持ち合わせているの

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          • 意識と境界について

            自分のセクシュアリティがよく分からない。というより、セクシュアリティを自認するための機会が圧倒的に少ないと換言したら良いのかもしれない。 人間のセクシュアリティ以前に、自己という存在は、ありとあらゆる既存の言葉で寸分違わず表現できるほど単純な存在ではない。 自分の事を、他人が作り上げた言葉で表現しきれる訳がない。言葉は、心の深層までは遠く及ばない。 ならば、言語化不可能なその自己というものを、造り出してしまうというのも一手だと思う。私自身は、絵を描いて自分のイメージを直接現

            • 【Fairy蘭丸】清怜うるうとかいう美少年

              「Fairy蘭丸~あなたの心お助けします~」禁忌開放その玖 冷淡 感想&考察 幼少期のうるうが、コンクールで一番になった時も、真っ先に伝えに行くのは母親なんだよな。冒頭でも青いバラを描いているように、今でも忘れられないくらいに大切な存在なんだろう。 青いバラの花言葉は、開発以前は「不可能」。開発後は「奇跡」や「神の祝福」など、ポジティブな意味で固められている。 この場合、幼少期のうるうが描いた時の青いバラは「奇跡」「神の祝福」という意味で、母親への敬愛を示しているのではな

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              • アニメ「悪の華」感想

                アニメ「悪の華」 たまたま目に入ったサムネイル。妙に生々しい作画に違和感を覚え、興味をそそられなんとなく見た。 筆舌に尽くしがたい作品でした。結論から言うと最高だったんだけど、まず作画よね。実写の映像を撮影してトレスしていくという、ただでさえ大変なアニメ制作の作業を二重にしてしまっている所により好感が持てます。 「悪の華」のテーマとしては、思春期少年少女の行き場の無いイド…鬱蒼とした閉塞感…狭窄な視野からしか見えない恍惚の世界…などなど、私好みの要素盛り沢山でした… ほの暗

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                • 意識は物質か

                  脳の性差こそ垣根が無くなってきている或いは多様化しているけれども、それが後天的なものなのか先天的なものなのかで肉体の作りも変わってくるのかなとか思う 自分は後天的に中性だと認識していったけど、子供の頃から女性と男性の境界線に生きている自覚があった子供の肉体はどう成長してくんだろう 子供の頃は(環境要因もあったかもだが)性自認普通に女だったけど、高校生のあたりからジェンダーについて意識し始めたから完全に成長期の後なんだよな 意識って(今まで読んできた本を鑑みるに)物質的な働きに

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                  • 超宇宙☆占術部⑦後編

                    四  その純粋な叫びに呼応するかのように、磨り硝子の向こう側に、光の群れが瞬いた。幾筋もの光が束となり、教室全体を突き破る勢いで飛来し、空間の停滞を地を払うが如く押し流していく。  「お待たせ!カイちゃん!!」  一際能天気な、明るい呼び声が、聖なる輝きと共に舞い降りる。蒼き龍の背に乗り、無邪気に両手を振る姿は、さながらファンタジー世界の主人公のようだ。彩雲を纏い、禊がれた地上へ降り立つと、あられもない姿で床に伏す魁星を抱き起こし、まずは乱れた衣類を整えた。  「千谷

                    • 超宇宙☆占術部⑦中編

                      三  占術部の部員である冥織魁星は、新入生の中では稀に見る勤勉家として知られていた。  この日の放課後も、中間試験対策として配布された演習用のプリントに、三周ほど取り組んだ。副教科には手が回らなかったが、主要な教科はもう十分といえる量の復習を繰り返しており、注意力の必要な難問でも大きな間違いを犯すことなく解くことができるようになっていた。彼にとっての課題は、正確さに拘るあまり、時間の経過を忘れがちになってしまうことである。慎重に解くことができるようになった後も、実際の試験時

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                      • 超宇宙☆占術部⑦前編

                        第七話 明星☆エンジェライト 一  過去に刻まれた、狂おしい愛憎の記憶を辿る。十五歳にして、三文小説よろしく行きずりの歳上男性と公にし難い関係を持った、昨年の春の出来事。  まだ肉体の骨格が十分に発達しておらず、その頃は少年らしい華奢な体躯をしていたためか、そういった趣味を持つ成人から年齢に相応しくない誘いを受ける機会が少なからずあった。無論、粗末な好奇心を理由に財閥筋と名高い家名を汚す訳にもいかず、決してその類の誘惑には乗らないように自律していた。思春期特有の、

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                        • 聖幻華

                          量子物理学の研究が進めば霊的物質を現実世界に顕現させることとかもできたりするのかな 自分生まれてこの方霊現象に見舞われたことが無くて、それはおそらく霊的存在とチャンネルが合わないとかなんだろうけど 霊とはチャンネルの合う人間の意識にだけ反映されるものなんだろうか。 だとしたら意識に反映される物質として存在している訳だもんな。「観測」されて初めて存在できるという点においては量子力学的だなと思う。人間と同じように、量子の構造自体は違えど霊も少なくとも量子で構成されているという

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                          • アニメ進撃の巨人55話を見た。

                            『誰もが劇的に死ねるわけではない。』 いくら、己に課された使命に忠実であっても、死は無慈悲にも呆気なく、一瞬にして訪れる。 安全な場所で生活し、食に喘ぐこともなく、毎日安らかに眠りにつける、それがどれだけありがたい事なんだろうか。ローストビーフを齧り、口腔内を満たした美味に、思わず目頭が熱くなった。 底の見えない絶望と悲しみが、恐ろしい程の暗黒色で、ふと祖父が亡くなった時の事を思い出した。 そこでもう終わりだったんだ。終わりとは解放でもある。地獄から解放された者と、地獄と

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                            • +9

                              超宇宙☆占術部

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                              • 🐰美ハ救済ナリ🪐

                                占星術界で話題の「グレートコンジャンクション」が12/22にありました。 地の時代から風の時代への移行という事で、グレートコンジャンクションの前後に当の私は何をしていたのか振り返ってみました。 どうやら私は、描きやすい自分なりのつやベタのラクガキを開発していたようです。とにかく何か描きたいという思いで描いたラクガキでも、今後の創作に繋がるような塗りの手法が編み出せたりするものですね。突発的なインスピレーションは、すぐにでも書き留めないと、風の如く過ぎ去ってしまいますから、虚

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                                • 白百合のロードシス

                                  野良猫の嬌声が 狂い咲く薔薇の園 公転周期のワルツを 踊りませう 朧月に照らされた蛞蝓が 生娘の大腿を這うやうに ロードシスとは、その名の通り前彎姿勢の事である。 前彎姿勢とは、例えば、猫が腰を反らせ、雄の性器を受け入れるための性交時の姿勢のことを指す。ホルモンの作用が鍵となって行われる、性交への準備段階のひとつだ。 猫の他にも前彎姿勢をとって生殖する生き物は存在するが、今回は分かりやすいサインとして猫にしておいた いや、実は猫にしたのにも信念がある。 私が好きな絵

                                  • 超宇宙☆占術部

                                    超宇宙☆占術部 第五話 神縁☆プリズムライト  颯真の右目から吐き出された光が、漆塗りの闇を食い破る。強大な二極が相克し合う様子は、さながら神代の物語の一場面を切り取ったかのようだ。  それは、ものの数秒の出来事であった。人智を超えた黒白の衝突を前に、居合わせた学友達はみな目を皿にして悲鳴すら喉奥に押し込めてしまった。この場が部活の一室であることや、先程まで取り留めもない談笑の中で互いを茶化し合っていたことすら、彼らは既に忘却し切っている。  颯真は、引き攣る右顔