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『てばなし』刊行記念 峯澤典子×古屋朋 対談

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古屋朋『てばなし』の刊行を記念して、帯をお寄せくださった峯澤典子さんと古屋さんに対談をしていただきました。
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#七月堂

峯澤典子×古屋朋 対談『てばなし』刊行記念 vol.12【最終回】

内側で流れる時間のなかから。 後:峯澤さんは、映像が出てくる前のスイッチみたいなものは何…

峯澤典子×古屋朋 対談『てばなし』刊行記念 vol.11

スイッチ。 峯:…あ、もうだいぶ、話しちゃってますね、すみません……。古屋さんの詩集の魅…

峯澤典子×古屋朋 対談『てばなし』刊行記念 vol.8

安心して、癒される。 峯:古屋さんの詩は、感覚的なものと、知性や論理的なものがまじりあっ…

峯澤典子×古屋朋 対談『てばなし』刊行記念 vol.7

言葉をひらく。 峯:好きな石に触れるように、自分の中でずっと変わらないものを追いかけてい…

峯澤典子×古屋朋 対談『てばなし』刊行記念 vol.6

誰でも知っていることばで紡ぐ。 峯:第一に言えるのは、古屋さんの書き方はとても丁寧で、眼…

峯澤典子×古屋朋 対談『てばなし』刊行記念 vol.5

言葉の流れ。水の運動。 峯:古屋さんの第一詩集のときから、とても独特な書き方だなって感じ…

峯澤典子×古屋朋 対談『てばなし』刊行記念 vol.4

水の色。 峯:戻っていくということが、詩集の大きなテーマというか、芯なのかなと感じたんです。 「深すぎた青」の中でも、語り手は海に浮かんでいるのですが、「ぼくに付随する色彩が 生きる理由が/安らかに青へと還っていく」「ぼくらの故郷へ向かっていく」という……。手放したものが、自分を超えた大きいものに吸い込まれていく。 ここでは「青」という色の中や、「故郷へ向かっていく」。直接「てばなす」とは書かれていないんですけど、戻っていくという意志がここには含まれている気がするんです

峯澤典子×古屋朋 対談『てばなし』刊行記念 vol.3

手放し、もどってゆくこと。 峯:その詩には、「手をさしだしてもふれられない」とか「ひとさ…

峯澤典子×古屋朋 対談『てばなし』刊行記念 vol.2

第一詩集『ひとつゆび』 古:詩を書いても外に出すことがあんまりなかったので、そのころの私…

峯澤典子×古屋朋 対談『てばなし』刊行記念 vol.1

聞き手 峯澤典子=峯 語り手 古屋朋=古 同 席 後藤聖子(七月堂)=後 2022年秋、七月堂…