澁谷 裕之

新潟県長岡市生まれ 弘前大学医学部 卒業 内科医師 医療法人メディカルビットバレー理事…

澁谷 裕之

新潟県長岡市生まれ 弘前大学医学部 卒業 内科医師 医療法人メディカルビットバレー理事長 マネジメントビットバレー(株)代表取締役社長 2020年10月からエールホームクリニック、22年3月からエールワクチンセンターを運営 23年10月に長岡駅前にエールホームクリニック長岡を開院

最近の記事

次なる一歩への布石

半年ぶりの更新に寄せて いつも、ありがとうございます。 2020年10月に内科医2名で診療を開始した「エールホームクリニック」。2023年10月6日には、長岡駅前の米百俵プレイス北館1階に「エールホームクリニック長岡」がオープンしました。おかげさまで、長岡から新しい医療のカタチを全国に届けたいという、私たちの思いは着実に前進しているのを感じています。 事業や組織が拡大すると、やることが増えて手が足りなくなるものですよね。現場スタッフの業務もそうですが、法人の経営者でもあ

    • 雨降って地固まり、初心に帰る。

      いつも、ありがとうございます。 MBVでは、9月30日にエールホームクリニック長岡の竣工式・内覧会を行いました。 竣工式では各界を代表する精鋭のゲストから激アツのエールをいただき、内覧会では2時間で500人を超える地域の方からご来場いただきました。 そして、10月6日、なんとか無事にオープンすることができました。 エールの患者さま、支えてくださる多くの皆さま、すべてのスタッフの皆さまのおかげです。ありがとうございます。 今年の目標は内から外からの圧をいなしながら、エールホー

      • チャンスは一瞬

        いつも、ありがとうございます。 この4月でMBVは創業3年を迎えました。 いろいろありましたが、過ぎ去ってみればあっとゆーまで楽しく充実した日々でした。 このままでは先が見えない地方都市において、若い思考、行動で稼ぐことの必要性を、もっとも伝統的な医療界から広めるために取り組んできました。 高校を卒業するとき、長岡が嫌で嫌で堪らなくて、ただそれだけで東京に行きました。 紆余曲折を経て、7年前、ひょんなことから二十数年ぶりに長岡に戻ってきました。変わらずに閉鎖的なままで居続

        • 頑張れ、はじめちゃん。

          いつも、ありがとうございます。 1月21日大安に毎年恒例のMBV医師新年会を行いました。 弘前大学から、親友でMBV監事の中野創先生も参加してくれました。 MBVの終わりなき旅の始まりを感じることのできた感動的な新年会でした。 弘前大学は、僕を含めて3人の医師の出身大学であり、また同学の皮膚科学講座とは遺伝子診断で共同事業をしています。 歴史、伝統ある大学と革新的なクリニックが500キロの距離を超えて、今の時代に必要な新しい医療のカタチを試行錯誤しながらともに創ろうとしてい

        次なる一歩への布石

          抗い、渦を巻く

          明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 激動過ぎた2022年をなんとか乗り越え、2023年を迎えることが出来たことが素直に嬉しいです。それくらい2022年はギリギリでした。 この閉塞感とがんじがらめのルールの中で、最大限の成果を出すことは本当に至難の技です。 汗水流して頑張ってくれる有能なスタッフ、力強く支えてくださる皆さまには感謝しかありません。心からありがとうございます。 体力だけが自慢の僕も年末は電池が完全に切れて、弥彦の温泉でキズを癒し、

          抗い、渦を巻く

          MBVの進化は続く 「第3回 未来への提言」

          第3回 未来への提言地方医療こそチャンス 日本の医療は専門化が進み細分化されました。それは医療の進化であり、素晴らしいこと。スペシャリストたちの能力を最大限引き出すには、社会の中で医療がどのような立ち位置にあるのか、全体の状況を見て判断できる大局観を持ったリーダーが必要です。しかし、日本の医療界は俯瞰的に物事を見られる教育をしていません。むしろ、大局観のある人や、若い人の新しい考えを拒絶する閉鎖性がある。とても残念なことだと感じています。 医療は誰もが必要とするインフラ的

          MBVの進化は続く 「第3回 未来への提言」

          MBVの進化は続く 「第2回 リーダーシップとマネジメント」

          第2回 リーダーシップとマネジメント人間力はあるか? 医療組織のリーダーには、細部に配慮しつつも全体を把握する力と、将来まで見通せる広い視野が必要です。危機察知能力とデリケートな気質を持ちながらも、スタッフに安心して業務に集中してもらうため、自らの繊細さを前面に出さない技術も大切。医療は感情のある人間相手の仕事ですから、ストレスが非常に高い。本来の仕事以外でスタッフに余計な負荷をかけないよう、リーダーは注意しなくてはなりません。感情コントロールも当然。命にかかわる現場で、す

          MBVの進化は続く 「第2回 リーダーシップとマネジメント」

          MBVの進化は続く  「第1回 医療と経営の分離」

          第1回 医療と経営の分離心を開けば楽になる MBVは、ほぼ保険診療だけで黒字経営を維持し、今も成長しています。全国から集まった医師やスタッフ同士のチームワークも良く、それぞれがプライベートの充実とやりがいのある仕事のバランスを取って生き生きと働いていており、通院患者さんは1日400人以上になりました。 一方で「エールワクチンセンター」も開設し、現時点では医師2人、受付4人、看護師3人で1日約1000人に接種。世の中のニーズにここまで応えられていることが注目され、全国の医療

          MBVの進化は続く  「第1回 医療と経営の分離」

          僕がメディカルビットバレーを創った理由

          医療のより良い「あかり」を 新潟から全国に広げたい。 そのための仲間を募集します。もともと、大のカイゼン好き。 医療業界はあまりにもカイゼンすべきことが多すぎて。 だから「メディカルレボリューション」、始めます! 僕がメディカルビットバレーを創った理由僕がここ新潟県長岡市に医療法人メディカルビットバレー(以下MBV)を創った目的は、ひとことで言うならば従来的な医療システムを変革すること。そして医師不足といわれる地方により良い医療を届けることです。医療の組織において重要なのは

          僕がメディカルビットバレーを創った理由

          半年、一年、三年と。

          いつも、ありがとうございます。 10月8日にエールホームクリニックが2周年を迎えることが出来ました。 患者さま、応援してくださる皆さま、そして何より一生懸命働いてくれるスタッフのおかげです。心より感謝いたします。 2年前の今頃は開業したばかりで、患者さんが全くいない中、半年くらい先のことを考えていました。 本当に何もないところから始めたので、資金繰りとスタッフのモチベーションの維持に全力を尽くしていました。 当時、エールの理念は僕が想像していたよりちょっと時代が早すぎまし

          半年、一年、三年と。

          概念を広げる −全国医師リクルート−

          いつも、ありがとうございます。 新潟県内でMBVが運営するエールホームクリニックの価値、認知度は十分に高まったことを日々感じています。 感謝の気持ちでいっぱいです。 いよいよ、MBVとして県境を超えて全国に挑戦するときが来たと思います。 今回、全国からMBVの理念に共感する先生を10人募集します。 よくいろいろな方面から、どこまで事業拡大するのかを聞かれます。 MBVの社会的な役割は、新しい医療のカタチの概念を広げることです。 広げ方は2つ。 1つは理念を同じくする直営の

          概念を広げる −全国医師リクルート−

          スタートライン

          いつも、ありがとうございます。 長岡も梅雨明けしました。毎日、暑いです。 真夏に飲むギンギンのビールも、汗を吹き出しながらのカレーやラーメンも大好きです。 そんな感じで毎日のアツさを楽しくやっています。 天候ばかりでなく社会情勢もここ数年は経験したことがない事が毎日のように起きていますが、現実なので世の中やはり何でもありなんだなと改めて感じています。 変化が激しい時に大事なことは、本質がブレないことだと思います。 平和で穏やかな時は多少ブレてもごまかせますが、こういう時代は

          スタートライン

          原点

          いつも、ありがとうございます。 4月1日はMBVにとって、特別な記念日です。 2年前の今日、つまり2020年4月1日にアオーレ長岡で磯田達伸長岡市長と共同記者会見をしました。 MBVが世に出た瞬間です。言わば、原点です。 当時は医療法人が設立したばかりで、クリニックも始まってなく実体がありませんでした。あるのは、理念と企画と情熱と若い医師集団だけでした。 そんな状況の中、MBVの真の価値を理解し、大チャンスを与えてくれた長岡市、磯田長岡市長には感謝しかありません。 医療業

          新しい風

          いつも、ありがとうございます。 数年前に初めてMBVをイメージした時、いつか行政と仕事がしたいという漠然とした目標がありました。 今、ワクチン事業の分野で見附市と新潟県と仕事をしています。 見附市とは3回目の追加接種と5歳から11歳の子供たちの接種の合計1万回を行います。初顔合わせから決定まで1週間程度とまるでベンチャー企業のようなスピード感でした。 すぐ隣にこんなすごい市があるとは驚きでした。 大ファンになりました。 新潟県とは追加接種の加速化センター長岡、そして新潟県大

          選択、そして塩梅

          明けましておめでとうございます。 MBVの大きな見通しがついて、年末年始は久しぶりに家族と楽しく過ごすことができました。 大晦日に弥彦神社、元旦には蒼紫神社を訪れ、新たなキモチでヤル気いっぱいになりました。 明るく新年を迎えることができるのも、患者さま、ご支援くださる皆さまのおかげです。 心より感謝いたします。 本年も宜しくお願いいたします。雪が舞う極寒の神社はなぜか心が洗われる感じがして大好きです。 神社と言えば、歴史と伝統です。 学ぶことがたくさんあります。 僕にとっ

          選択、そして塩梅

          憧れのカイシャ

          いつも、ありがとうございます。 産業医の集中講座で東京に来ています。 ネクタイと都会が苦手で、自分探しの旅を中断し、地方に移り住んだ経験をもつ僕としては1週間の東京生活はなかなかな感じです。 出来るかぎり、都会にいることを忘れるために会場とホテルとホテルに隣接するコンビニにしか行かないようにしています。 ちょうど、好きなタイプの日本シリーズもやってるし、缶ビールを飲みながらちょっとだけ仕事のことをあんまり考えないようにしてクールダウンしています。 それでもやはり、MBVのこ

          憧れのカイシャ