澁谷 裕之

新潟県長岡市生まれ 弘前大学医学部 卒業 内科医師 医療法人メディカルビットバレー理事…

澁谷 裕之

新潟県長岡市生まれ 弘前大学医学部 卒業 内科医師 医療法人メディカルビットバレー理事長 マネジメントビットバレー(株)代表取締役社長 2020年10月からエールホームクリニック、22年3月からエールワクチンセンターを運営 23年10月に長岡駅前にエールホームクリニック長岡を開院

最近の記事

縁あれば千里

いつも、ありがとうございます。 今年は残暑がことのほか厳しく、9月に入っても気温の高い毎日が続いています。暑さの残る越後平野もいよいよ実りの季節を迎え、秋の到来を感じるようになりました。たわわに実った稲穂がこうべを垂れ、一面に広がる黄金色の田園を眺めていると、なんとも心豊かな思いになります。 新潟県初の「画像診断センター」設立へ向けて 2024年9月29日(日)ホテルオークラ新潟にて「新潟医療シンポジウム」が開催されます。日本放射線学会の権威である大阪大学の富山教授や、

    • 笑顔が運をはこんでくる -チョロQ理論のすすめ-

      いつも、ありがとうございます。 オリンピックが終わり、日本が海外大会最多のメダル数を獲得したニュースは私たちにたくさんの感動や笑顔を与えてくれました。 私の身の回りでも、4年に一度のオリンピック周期ではありませんが、昔お世話になった方と急に再会する運命的な出会いが続いています。互いに人生が一転も二転もし、新しいステージに進んでいるのを感じ取り、嬉しさとともに、大きな刺激を得ています。 大変なときこそ笑顔になろう 私は「笑顔」が大好きです。笑顔で人と接し、一日を過ごしてい

      • 認知拡大のための種まき

        「金曜日の志事人(しごとにん)」に出演 いつも、ありがとうございます。 長岡市では8月2日、3日に長岡まつり大花火大会が開催されました。日本有数の花火大会と称されるこの花火大会は空襲で亡くなられた方々への慰霊、復興に尽力した先人への感謝、恒久平和への願いを込めて打ち上げられるもので、今年も地元長岡が大いに賑わう熱い2日間となりました。 さて、少し前の放送になりますが、6月21日にBS11の報道番組「報道ライブ インサイドOUT」のミニコーナー「金曜日の志事人(しごとにん

        • 「疑う」ことから始めよう

          当たり前を疑う外部の視点 いつも、ありがとうございます。 先日7月12日に当法人初めての試みとなる「MBV未来を語る会」を開催し、職員一同が集まるほか、ご来賓の皆様にもお越しいただき、これまでの法人の振り返りやこれからの未来について目線を合わせる機会を設けました。クリニックを半日お休みにさせていただきご不便をおかけしましたが、職員は貴重な講演を頂戴し新たな気付きを深めることができましたし、改めて地域の皆様のお役に立てる医療を提供するべく志を新たにしたところです。 2023

        縁あれば千里

          次なる一歩への布石

          半年ぶりの更新に寄せて いつも、ありがとうございます。 2020年10月に内科医2名で診療を開始した「エールホームクリニック」。2023年10月6日には、長岡駅前の米百俵プレイス北館1階に「エールホームクリニック長岡」がオープンしました。おかげさまで、長岡から新しい医療のカタチを全国に届けたいという、私たちの思いは着実に前進しているのを感じています。 事業や組織が拡大すると、やることが増えて手が足りなくなるものですよね。現場スタッフの業務もそうですが、法人の経営者でもあ

          次なる一歩への布石

          雨降って地固まり、初心に帰る。

          いつも、ありがとうございます。 MBVでは、9月30日にエールホームクリニック長岡の竣工式・内覧会を行いました。 竣工式では各界を代表する精鋭のゲストから激アツのエールをいただき、内覧会では2時間で500人を超える地域の方からご来場いただきました。 そして、10月6日、なんとか無事にオープンすることができました。 エールの患者さま、支えてくださる多くの皆さま、すべてのスタッフの皆さまのおかげです。ありがとうございます。 今年の目標は内から外からの圧をいなしながら、エールホー

          雨降って地固まり、初心に帰る。

          チャンスは一瞬

          いつも、ありがとうございます。 この4月でMBVは創業3年を迎えました。 いろいろありましたが、過ぎ去ってみればあっとゆーまで楽しく充実した日々でした。 このままでは先が見えない地方都市において、若い思考、行動で稼ぐことの必要性を、もっとも伝統的な医療界から広めるために取り組んできました。 高校を卒業するとき、長岡が嫌で嫌で堪らなくて、ただそれだけで東京に行きました。 紆余曲折を経て、7年前、ひょんなことから二十数年ぶりに長岡に戻ってきました。変わらずに閉鎖的なままで居続

          チャンスは一瞬

          頑張れ、はじめちゃん。

          いつも、ありがとうございます。 1月21日大安に毎年恒例のMBV医師新年会を行いました。 弘前大学から、親友でMBV監事の中野創先生も参加してくれました。 MBVの終わりなき旅の始まりを感じることのできた感動的な新年会でした。 弘前大学は、僕を含めて3人の医師の出身大学であり、また同学の皮膚科学講座とは遺伝子診断で共同事業をしています。 歴史、伝統ある大学と革新的なクリニックが500キロの距離を超えて、今の時代に必要な新しい医療のカタチを試行錯誤しながらともに創ろうとしてい

          頑張れ、はじめちゃん。

          抗い、渦を巻く

          明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 激動過ぎた2022年をなんとか乗り越え、2023年を迎えることが出来たことが素直に嬉しいです。それくらい2022年はギリギリでした。 この閉塞感とがんじがらめのルールの中で、最大限の成果を出すことは本当に至難の技です。 汗水流して頑張ってくれる有能なスタッフ、力強く支えてくださる皆さまには感謝しかありません。心からありがとうございます。 体力だけが自慢の僕も年末は電池が完全に切れて、弥彦の温泉でキズを癒し、

          抗い、渦を巻く

          MBVの進化は続く 「第3回 未来への提言」

          第3回 未来への提言地方医療こそチャンス 日本の医療は専門化が進み細分化されました。それは医療の進化であり、素晴らしいこと。スペシャリストたちの能力を最大限引き出すには、社会の中で医療がどのような立ち位置にあるのか、全体の状況を見て判断できる大局観を持ったリーダーが必要です。しかし、日本の医療界は俯瞰的に物事を見られる教育をしていません。むしろ、大局観のある人や、若い人の新しい考えを拒絶する閉鎖性がある。とても残念なことだと感じています。 医療は誰もが必要とするインフラ的

          MBVの進化は続く 「第3回 未来への提言」

          MBVの進化は続く 「第2回 リーダーシップとマネジメント」

          第2回 リーダーシップとマネジメント人間力はあるか? 医療組織のリーダーには、細部に配慮しつつも全体を把握する力と、将来まで見通せる広い視野が必要です。危機察知能力とデリケートな気質を持ちながらも、スタッフに安心して業務に集中してもらうため、自らの繊細さを前面に出さない技術も大切。医療は感情のある人間相手の仕事ですから、ストレスが非常に高い。本来の仕事以外でスタッフに余計な負荷をかけないよう、リーダーは注意しなくてはなりません。感情コントロールも当然。命にかかわる現場で、す

          MBVの進化は続く 「第2回 リーダーシップとマネジメント」

          MBVの進化は続く  「第1回 医療と経営の分離」

          第1回 医療と経営の分離心を開けば楽になる MBVは、ほぼ保険診療だけで黒字経営を維持し、今も成長しています。全国から集まった医師やスタッフ同士のチームワークも良く、それぞれがプライベートの充実とやりがいのある仕事のバランスを取って生き生きと働いていており、通院患者さんは1日400人以上になりました。 一方で「エールワクチンセンター」も開設し、現時点では医師2人、受付4人、看護師3人で1日約1000人に接種。世の中のニーズにここまで応えられていることが注目され、全国の医療

          MBVの進化は続く  「第1回 医療と経営の分離」

          僕がメディカルビットバレーを創った理由

          医療のより良い「あかり」を 新潟から全国に広げたい。 そのための仲間を募集します。もともと、大のカイゼン好き。 医療業界はあまりにもカイゼンすべきことが多すぎて。 だから「メディカルレボリューション」、始めます! 僕がメディカルビットバレーを創った理由僕がここ新潟県長岡市に医療法人メディカルビットバレー(以下MBV)を創った目的は、ひとことで言うならば従来的な医療システムを変革すること。そして医師不足といわれる地方により良い医療を届けることです。医療の組織において重要なのは

          僕がメディカルビットバレーを創った理由

          半年、一年、三年と。

          いつも、ありがとうございます。 10月8日にエールホームクリニックが2周年を迎えることが出来ました。 患者さま、応援してくださる皆さま、そして何より一生懸命働いてくれるスタッフのおかげです。心より感謝いたします。 2年前の今頃は開業したばかりで、患者さんが全くいない中、半年くらい先のことを考えていました。 本当に何もないところから始めたので、資金繰りとスタッフのモチベーションの維持に全力を尽くしていました。 当時、エールの理念は僕が想像していたよりちょっと時代が早すぎまし

          半年、一年、三年と。

          概念を広げる −全国医師リクルート−

          いつも、ありがとうございます。 新潟県内でMBVが運営するエールホームクリニックの価値、認知度は十分に高まったことを日々感じています。 感謝の気持ちでいっぱいです。 いよいよ、MBVとして県境を超えて全国に挑戦するときが来たと思います。 今回、全国からMBVの理念に共感する先生を10人募集します。 よくいろいろな方面から、どこまで事業拡大するのかを聞かれます。 MBVの社会的な役割は、新しい医療のカタチの概念を広げることです。 広げ方は2つ。 1つは理念を同じくする直営の

          概念を広げる −全国医師リクルート−

          スタートライン

          いつも、ありがとうございます。 長岡も梅雨明けしました。毎日、暑いです。 真夏に飲むギンギンのビールも、汗を吹き出しながらのカレーやラーメンも大好きです。 そんな感じで毎日のアツさを楽しくやっています。 天候ばかりでなく社会情勢もここ数年は経験したことがない事が毎日のように起きていますが、現実なので世の中やはり何でもありなんだなと改めて感じています。 変化が激しい時に大事なことは、本質がブレないことだと思います。 平和で穏やかな時は多少ブレてもごまかせますが、こういう時代は

          スタートライン