習い事

ブラスバンドと吹奏楽は違うというのを初めて知った
娘が町のブラスバンド教室に入った
小学校からもらってきたチラシを片手に
お母さんと相談
同級生も入部希望だというのですんなりと決定
先日の土曜日
入部歓迎会ということで公民館へいく
そこで説明がされたのは
ブラスバンドは主に金管楽器と打楽器
吹奏楽は金管楽器、木管楽器をメインに
弦楽器も一緒に演奏する
構成する楽器が違った
1発目から勉強になった
聞いたことがないような楽器
さわったことがなかった楽器
吹けるかどうか
音が出せるのもわからない状態のまま
高価な楽器を買うことになるのか…
先に入部している先輩たちは
各々の担当楽器を手に公民館へ
Amazonで早速調べた
トランペット 50000円…ぬぬぬ
ゴルフクラブ買えますな
俺のアイアンセット
清水から飛び降りるぐらいの勇気を出したが
27000円
小遣いではこれが限界である
子供が正直うらやましい…てな邪な目で先輩たちを
流し見た
しかし、じつののところは
小学校の児童減少などの理由から
ブラスバンド部が廃止され
地区のいくつかの小学校で楽器が余っているそうだ
それらを活かさないともったいないというところから
かき集めて小学校の学区の垣根も取り払って
できた小学生のバンドだそうだ
住んでいる市内にもいくつかあるらしく
担当してくださっているマネージャーは
掛け持ちで世話をしてくれているそうだ
公民館のホール内には楽器倉庫に
入りきらなかったほどの楽器が
たくさん並んでいた
楽団としては
本来30人ほどの大所帯で合奏するのだそうで
地区を取り払っても今のところ
半分ぐらいしか集まっていない
もっと声をかけて集めてみんなで演奏しようぜ!
っていうのが
なかなか広まらないから
廃止されるわけで…
しかし
娘たち新入団員は、ものの15分ほどで
音が出せた
教えてくれる先生たちも
少し驚いておられた
僕の印象ではラッパは音を出すのにコツがいる
とりあえず吹いてみろでは難しいと思っていたが
すんなりとクリアー
子供ってすげぇ!
そうこうしているうちに担当の楽器が決まっている
娘はトランペット
楽器のメンテナンスがあるので自主練習用に
持って帰ってくるのは
次回以降ということになるそうだが
自分の楽器が手に入った!ぐらいのいきおいで
喜び勇んで満面の笑み
先だってひがんでいた俺とは大違いだ
子供たちが使っている楽器
まだまだ余っているそうだ
ママさんたちが子供たちだけでなく
自分たちも初めてさわる楽器でママさんバンドを
結成して子どもたちのレッスンの後に
自分たちも練習に励んでいる
吹けていた(笑)
これも
うらやましかった
想像してみた…
ラッパの吹けるオヤジってイケてね?
トロンボーンとか吹いて
フリューゲルホルンなんてできちゃうオヤジって
イケてねぇか?
自分が無関心を装って初練習に子どもと参加し
引率者ですから
みたいに白々しい顔をしていたことを
今はすごく悔やんでいる
ピアノがひける女の子から
トランペットもできる女の子になろうとしている
娘を少し尊敬し少しひがんだ目で
これからも応援することになる
悪くない
でも
俺もやりたい
まずはこのうじうじした性格を少し前向きに…
娘の未来に幸多からんことを!
神様にお祈りいたします…(笑)

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