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渋谷のほんだな

2023年11月10日(金)12:00〜12:55放送
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『多様な価値観を持つ色んな音楽が聴きたいよね』
【本日のゲスト】

平井莉生さん(編集者/ライター)写真左
https://www.instagram.com/rio_hri/
<本の深掘り、ゲストさんへの質問原稿>
自由学園女子部高等科 2年 コタケマオさん
自由学園男子部高等科 2年 サカイユウトさん

高校生の頃から編集の仕事に携わっているゲスト
さんは、物事をフラットに考えるフェミニスト。
世の中の不思議にいち早く気づき、拾い上げ、
我々に繋ぐ。言われてみないと気づかない事は
生き方を考えるきっかけになりますよ。

【本日の本】
「 女性たちの声は、ヒットチャートの外に」
音楽と生きる女性30名の“今”と“姿勢”を探るインタビュー集 平井莉生著 
ソウ・スウィート・パブリッシング出版
2023年11月2日発売 2,640円(税込)
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784991221132

事の始まりはビルボードTOP100に女性は27人。
ジェンダーバランスがいびつじゃないと思った事。
アーティストも現場スタッフも女性は多くいるの
に、裁量権を持つお偉いさんは男性ばかり。
この切り口で女性アーティストにインタビュー
皆んなはどう思ってるのかな?
周りを見回すと、
・制度は整備されても、決定は直接的上司の意識
・会社で長期で席を空けると戻れない意識
・「お母さんが育てないとネ」と言う親戚
・政治の話をして怒られたきゃりーぱみゅぱみゅ
・男性がやるとラッパー、女性だと女性ラッパー
・同様にバンドも女性がやるとガールズバンド
・他にも女性がするだけで〇〇女子とネーミング

皆んな悪気もないし、普通に、意識せずに使い
、トークしてるし、バンドに男子が多いのも、
好きでやってるしまあそんなものだと思っている

この本を読んで気づくのは、自分の中にある
無意識な思い込み=アンコンシャス・バイアス。
女子のイメージはこう、これをする女子は貴重、
女子はこういうことをするのが一般的。等等
勝手な固定観念、男世界、女世界の中だけでの
共通認識や正義ができると相容れなくなっちゃ
います。
やっぱりジェンダー問わず多様な価値観の色んな
音楽が聞けた方が絶対楽しいですよね。

そしてこう言うことに気づけば制度・運営など
手を打つことができます。
尚日本のジェンダーギャップ指数は韓国、中国
より低く世界146カ国中116位ですって。



【パーソナリティ】原カントくん


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