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渋谷のほんだな

2022年12月09日(金)12:00-12:55放送
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『TV文化の必要性と継承をラテ欄から読む』
ラテ蘭:新聞記載のラジオ・テレビの放送予定欄

【本日のゲスト】
柳田 光司さん
https://twitter.com/yanagida_koji

(勝手にテレビ記憶遺産委員会 京都支部長)
たった1行の過去のラテ蘭から重要なテレビ遺産を
を掘り起こし、現在に至る時代推移に如何にTVが
関わってきたかを面白おかしく語ります。

そこには過去の番組出演者や制作に携わった方々への
リスペクトと、TVが見られなくなってきた昨今の
TV番組への熱いエールがあります。

<第1ブロック>
1972.7.21㈮、1973.7.13㈮、1973.7.20㈮日テレ20時
「太陽にほえろ」のマカロニ:萩原健一の登場と殉死
当初、は若手刑事の成長の記録がテーマだったとか

死に際の余韻に浸ることなく、次の刑事ジーパン:
松田優作の登場を番組最後に鮮烈にアピールし
次回につなぐ方式。
脚本家は60年代日活映画(石原裕次郎所属)全盛期
を支えた小川英さんで、この手法は映画仁義なき戦い
にも見られます。その他、各役名にもこだわりが。

<第2ブロック>
1993.10.14㈭ TBS 19時
「ザッツ!上岡龍太郎VS50人」
時代を反映したテーマに沿った50人とトークし、質疑
を掘り下げていくのだが、極道の妻50人とか、毎週
制作側のきっちりととしたブッキング=企画や番組実現
までのプロセスには目を見張るものがあります。

この番組には春菜愛さんも出演。又Mr.レディーという
言葉も生まれ、彼女らは、人を笑わせるだけでなく、
自分も笑われる事を良しとし、この流れは明るい新宿
二丁目文化に反映されていきます。

2006.10.7㈯ 日テレ 5時半 「おネエ★MANS!」
おネエが気になる情報をガンガン発信する番組。
ここから花、メイクのカリスマ假屋崎省吾さん、IKKO
さんらがブレイク。

2007.10.13(火) 日テレ19時 「おネエ★MANS!」
ゴールデンタイムに進出。
IKKOさんのどんだけ~、はるな愛さん言うよね~等
「おねえマン」が2008年流行語大賞にノミネート。
番組は密なおネエで一杯。これが後のひな壇芸人
につながります。全て1993年が源流。

<第3ブロック>
1976.6.26㈯テレ朝 アントニオ猪木対モハメド・アリ
2016.6.12㈰テレ朝 追悼特別番組
『モハメド・アリ緊急追悼番組 蘇る伝説の死闘「猪木VSアリ」』
1978.3.15㈬テレ朝19時半「川口浩探検隊シリーズ」
猪木対アリに、川口浩探検隊シリーズがどのよう
に関与するのかは、宿題を出されて次回放送へ
の持ち越しとなりました。

【パーソナリティ】
原カントくん
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