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渋谷の柳瀬博一研究室

2019年12月11日(水) 10:00-10:55
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【ナビゲーター】
柳瀬博一さん(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)

今回は、PARCO出版から発刊された書籍『渋谷の秘密 12の視点で読み解く』の話題から。
amzn.to/2LHF8vY

先月の渋谷PARCOオープンに続いて、12月5日には東急プラザ渋谷がオープンするなど、このところ数々の高層ビル商業施設が渋谷にオープンしていますが、柳瀬さんの分析によるとこれらは言ってみれば、渋谷に作られた新しい「山」。JR渋谷駅を谷底として、周辺に広がるに従ってなだらかに登っていく地形に沿って、新しい地形を築いているとみることができます。

この『渋谷の秘密 12の視点で読み解く』の冒頭に掲載されている、建築家隈研吾さんと東京R不動産の馬場正尊さんの対談では、そんな都市づくりを裏付けるような街づくりが語られています。

都市計画で作られる街は、鉄道・道路・建物などインフラのみ。そこに合わせたコンテンツが生み出されることで、カルチャーを伴った本当の街が作られていきます。
そうやって作られてきた渋谷という街の歴史や地形にこの本で想いを馳せつつ、今後の渋谷を夢見てはいかがでしょうか?

来週もお楽しみに!

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