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渋谷のほんだな

2021年3月26日(金)12:00〜12 :55
00:00 | 00:00
【本日のゲスト】
フリート横田さん(文筆家)
https://twitter.com/fleetyokota
https://bit.ly/3hopO5m
【本日の新刊】
『横丁の戦後史』 http://goo.gl/Sm5dM5
原カントくんに「横丁の成り立ちを体系的に纏め
た歴史的文献」と言わしめた名著。

本日は5つの横丁を紹介
①若松マーケット 横須賀中央駅
②のんべい横丁  渋谷駅
③コリアンタウン 東上野
④浅草の横丁
⑤都橋商店街   野毛駅

生い立ちは大きく2系統。
1つは、戦後の物資不足の頃、テキ屋さんの調達
してくる物を売る非合法フリマ。旧軍の保存物資
1つは引揚者、行き場のない人達がテキ屋さんか
ら小面積の権利を買い、そこで商売をするケース

テキ屋系と、それに対抗したグループ。
街の公共整備の行き届く処からは立ち退きを命じ
られる為、結果川沿いに小面積の店が寄り集まる
形体になったそうです。

横丁の魅力は狭いが故に一見で入れば、必ずいじ
られます。即ちコミニケーションが生まれます。
又、建物の構造も興味深いですよ。ドアが無い?
カントくん曰く予定調和はありません=ドラマ

作法は、狭いので1人〜2人で行くこと。長居し
ないこと。30M〜1Hで次の店へホッピング。
次の店は今の店が紹介してくれるとか。
コロナ禍での店を支えたのは結局常連さんでした

70年も前のことを時間をかけて探り当てていく
執念の取材を敢行したゲストさんの話には、
(手法には些か問題はあれど)表の歴史には載ら
ない弱い立場の者が這い上がろうとする強い信念
と力強さ、コミュニティーの大切さを感じさせら
れます。

【告知】
雑誌TRANSIT(トランジット)51号 東京特集
戦後東京にマトを絞った16ページ1万字の力作
https://www.transit.ne.jp/contents/info/2021/03/319transit.php
【パーソナリティ】原カントくん
原カントくんが編集を務める『水道橋博士のメルマ旬報』
https://bookstand.webdoku.jp/melma_box/jyunpo/

書籍のお求めは本屋B&Bへどうぞ♪
http://bookandbeer.com

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