画像1

渋谷のほんだな

2024年3月1日(金) 12:00〜12:55
00:00 | 00:00
「人が絡めば嫉妬も生まれますが、容赦も必要です」 
【本日のゲスト】

木爾(キナ) チレンさん(小説家)左から2番目
https://lit.link/chirenkina

<著書の深掘り・感想・リクエスト>
自由学園女子部高等科2年 小竹 真央さん 
自由学園男子部高等科2年 酒井 隆斗さん 左

高校生のインターンシップも遂に最終回。で赤坂の
博報堂オフィスからの収録放送。これから歳を重ね
社会へ出ていく高校生に、今日ご紹介の小説に描か
れる人間関係、自分の在り方は、強烈なインパクト
を残したようです。

【本日の本】
「神に愛されていた」木爾チレン著 実業之日本社
2023年10月26発売 1,870円(税込)
https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-53840-2/
女性の嫉妬・心の闇、殺意、2050年に元作家が30
年前の謎?を振り返るヒューマンミステリーです。

話に男が出てこない。各自の承認要求の強さ故か?
女性のどろどろの嫉妬深さを書くチレンさんの表現
力は読んでいて吐き気がする程の生々しさです。

ゲストさん自身、自分が世間知らずなのに、ビジネ
ス(=数字)の世界のルールに人間不信や絶望感を覚
えた事があるそうです。
世の中の事件、何でこうなるの?って思える人は客
観的には見れてるからで、当事者は勝手に自分の中
で解釈し、羨望、嫉妬や憎悪…を膨らますのです。
もうそうとしか考えられない環境なんですね。

でも意外とほんのちょとした事、チマチマした事、
どうでもいい様なこと(私はしてあげたの、してく
れないとか)が発端で、落ち込んだり、時には恨み
、敵意を持ち。って感情は若い子や、女子には理解
できるそうで、この心持ちを表現するゲストさん
の筆力の高さこそが、未だ絶賛発売中な所以です。

さてタイトルは伏線です。読後意味を再考ください

【告知】
次回作は9月〜10月頃で、女子校舞台のデスゲーム
ー本当の友達はいますか?を問う作品だそうです。
乞うご期待。

【パーソナリティ】原カントくん


 書籍のお求めは本屋B&Bへどうぞ♪
 

http://bookandbeer.com

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?