【パーソナリティ】
柳瀬博一さん（東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授）

（Web会議システムを使用したリモート収録でお送りしました）

公開中の『シン・ウルトラマン』、もうご覧になりましたでしょうか。
こうした話題作が公開されると、ネット上にはプロアマ問わず評論が大量に投稿されるので、つい読んでしまいませんか？
でも柳瀬さんは、コンテンツを実際に観る前は絶対にそれらを見ないようにしていると言います。どうしてでしょう？

前半はそこから、メディアの成り立ち、SNS上の批評の根底にあるもの、SNSでの情報発信の「おっかなさ」などのお話に展開していきました。

SNSでは知名度に関わらず、いきなり1万人に直接コンテンツを届けることができてしまったりします。従来のメディアではあり得ない事で、柳瀬さんはそれを「誰でもマスメディア」と呼んでいます。

後半は、そんな「誰でもマスメディア」時代の凄さとおっかなさ、それをちゃんと理解できていない私達の限界について話が進んでいきました。


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📖柳瀬さんの著書『国道16号線：「日本」を創った道』（新潮社）
https://www.shinchosha.co.jp/book/353771/

（note編集：清水）