画像1

渋谷のまんなか

2022年11月20日(日)11:00-11:55放送分
00:00 | 00:00
【パーソナリティ】殿浦嘉典
【ゲスト】三浦文夫さん

11月の渋谷のまんなかはゲストに関西大学社会学部教授の三浦文夫さんをお迎えしてお届けしました。
1980年に当時大学生だった三浦さんが幼馴染とご自宅で録音されたアルバム『Feeling Like A Child』が42年ぶりに再発され、その完成度の高さはシティポップファンの間で話題となっています。

番組の前半は三浦さんの生い立ちから大学生活までの音楽との関わり、大学をご卒業されて入社された電通でのお仕事のお話を伺いました。
また、三浦さんは今や社会インフラとなっているradikoの考案者でもいらっしゃるということで、radikoサービス開始までのエピソードやラジオへの思いについても伺いました。

42年ぶりに再発されたPresentsの『Feeling Like A Child』は三浦さんが大学4年の時に、幼馴染の友達が曲を持ち寄って三浦さんのご自宅の七畳のお部屋にドラム、ベース、ギターやブラスまでを入れて録音されたアルバムは当時200枚しかプレスされませんでした。
今年3月に突然、レコードショップから連絡があった当初は半信半疑だったそうで最初は詐欺じゃないかと(笑)思われたそうです。

再発にあたっては当時のマルチトラックテープが残っていたので、そこから今回新たにミックスされたものです。

(Presents/ Feeling Like A Child)
* https://www.hmv.co.jp/artist_Presents_000000000896991/item_Feeling-Like-A-Child_13325609

* https://music.apple.com/jp/album/feeling-like-a-child/1650745788

今年64歳の三浦さんは現在も音楽活動を続けられていて、今年、音楽ユニット『夏澄kasumi』として配信デビューされています。

(音楽ユニット『夏澄kasumi』)
https://kasumi.work

今後は日本の音楽のアーカイブをまとめて次世代や海外に発信する活動も続けていかれるそうです。

『まんなか世代』へのメッセージとして三浦さんは、自分のやりたいことを実現するためには勤務先など周りにあるリソースを上手く活用するのがいいのではと仰っていました。これから何かを新たに始めたいと思っても、何から手をつければいいか分からないという人も多いと思いますが、意外とそのヒントは近くにあるのかもしれませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?