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【電通Bチーム渋谷支社】20200325 番組は金曜15時へ移動

2020年3月25日(水)12:00-12:55
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【電通Bチーム渋谷支社】2020年3月25日(水)12:00-12:55

テーマは、北海道と富裕層。
この番組は4月から金曜日の15時に移動します。次回は4月3日(金)15時です。

本日の担当は倉成さん 

▼▼▼「電通Bチーム渋谷支社」は、本業である広告業のA面に対して、各特任リサーチャーの得意分野であるB面を紹介する番組です。週替わりの担当者がメインパーソナリティとしてお送りいたします。▼▼▼▼ 

パーソナリティ
倉成 英俊さん 電通Bチーム
https://dentsu-ho.com/people/445
Bチームについての紹介
https://dentsu-ho.com/articles/5791

▼ ゲスト
松川 佳奈(まつかわ・かな)さん
電通北海道所属のプランナー
Bチーム“北海道”担当
札幌出身・在住
2000年電通北海道入社。メディア(部署としては1番長くて、ラジオ担当だったこともある)、クリエーティブ、営業、東京出向を経て現職。

春原千恵(すのはら・ちえ)さん
コミュニティ・エディター
Bチーム“富裕者層”担当
外資系金融機関2社を経て、2011年に電通入社。
入社後は電通金融プロジェクトに所属、銀行、証券、保険など、広く金融機関の課題解決に従事。現在はコミュニティ・マネージャー/エディターとして、個人にとって無形の資産となる「コミュニティ」まわりの仕事に取り組む。

▽▽▽新型コロナウィルスの影響により、今週も音声通信を使ってビデオ会議風にお送りしています。渋谷支社のリモートワーク編です。今日の番組は、Bチームからお二人の女性ゲストでお送りいたしました。


▼ 事例(松川さん)ウポポイ

4月24日に民族共生象徴空間「ウポポイ」が白老町にオープン
アイヌ文化の復興・発展の拠点となるナショナルセンターで、国立アイヌ民族博物館と、国立民族共生公園からなる国立の施設です。
いわゆる博物館のほか、伝統的な家屋「チセ」があったり、工房で木彫りや刺繍の体験ができたり、ホールでアイヌ古式舞踊を見ることができるなど、アイヌ文化を体験できる施設となっています。

他に体験できること
・伝統的な楽器の演奏体験
・伝統的な衣装を着られる
・子ども向け人形劇やアイヌ語を使ったすごろくやビンゴゲーム

▼ 事例(春原さん)コロナ不況で、どうする高級ブランド

現状、高級ブランドは中国からの観光客の減少、サプライチェーンの寸断という二重苦にあえいでいる。
そんな中にも関わらず、消毒液やマスクを寄付しようとしている高級ブランドも。

苦境にあって、いくつかの高級ブランドが寄付に踏み切る理由はなにか?
全世界的な危機であり、国対国の構造ではないこと
思い出されるのが第二次世界大戦時のアメリカ時計産業。
アメリカ時計産業は、軍の命令で軍用時計へ生産をシフトせざるを得ず、高い技術力を持っていたにも関わらず、一気にスイスに高級時計の座を奪われた。

ただし今回は国対国の戦争ではなく、コロナウイルスという共通の敵に対して各国協同して戦う、という構造。慈善事業を行っている間に、他の国に出し抜かれる、という状況ではないことから、各ブランドも寄付という思い切った行動に出られたのであろう。

Social goodへの富裕層の関心の高さ
カーネギーホールを建設したかの「鋼鉄王」カーネギーは、著書『富の福音』のなかで「裕福な人はその富を浪費するよりも、社会がより豊かになるために使うべきだ。」と述べている。富裕層は非常に慈善事業、social goodに関心が高い。
感染封じ込めが成功すれば買い物需要は急速に持ち直すと考えるアナリストもおり、その時のためにブランドイメージを向上しておくことは有効。

(出典)
イタリア高級ブランドを襲うコロナ不況、製造と販売に打撃
https://forbesjapan.com/articles/detail/32943
世界中で不足するアルコール消毒…… LVMHは化粧品工場で消毒液を生産、フランス当局に無料提供へ
https://www.businessinsider.jp/post-209483
サンローランとバレンシアガ、新型コロナでマスク生産へ
https://mainichi.jp/articles/20200323/reu/00m/030/002000c

▼事例(春原さん放送外)コロナパニックに思うアメリカ格差問題
ROOTSYさんのツイート
https://twitter.com/rootsy/status/1240723168576364545

注目すべきは、貧しいアメリカ人は、同様の状態にある他の国の貧しい人々よりも自分を傷つける選択をしがちであるということ。

なぜか?考えてみた。

▼事例(松川さん)「私たちの道」選曲の理由など

One hokkaido projct
NHK+民放5局 共同プロジェクト
北海道150年を迎えた2018年に立ち上げ

2019年にやったこと
・新たな北海道の歌「私たちの道」 2019年2月20日配信スタート
・テレビ6局サイマル生放送 2019年2月23日放送
 司会:タカアンドトシ、大泉洋、各局のアナウンサー
 道内どのチャンネルでも同じ番組。ただし民放がCMチャンスの際にNHKのみ本編を放送したため、NHKの視聴率が圧倒的に高かった。

私たちの道 MV
https://www.youtube.com/watch?v=L6OiwrgylzU
北海道にゆかりのある38人が歌う
合唱バージョンもある
⇒卒業式などで使ってもらうことを想定⇒この展開が2020年に生きることになった

2020年にやったこと
コロナの影響で北海道は他地域よりも早く休校要請があり、卒業式が縮小・中止された学校も多かったため「私たちの道」を卒業生へのお祝いと応援の気持ちを込めて流そう、ということになり「この春、卒業するみなさんへ「#祝エール」を」というキャンペーンを立ち上げ
・MVを再編集してテレビCMを放送 3月9日~3月24日
・卒業おめでとうメッセージを「祝エール」と称して2019年度に参加してくれた北海道ゆかりの人たちを中心に集め「私たちの道」合唱バージョンに乗せた動画を公開 3月13日~31日予定

祝エール動画
https://www.youtube.com/watch?v=AjzqGEMCLfE

▼事例(倉成さん)
羅生門エフェクト

♪ 本日の選曲 ♪
(1) 私たちの道/ One Hokkaido Project
(2) JAM /the yellow monkey

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