「お探し物は図書室まで」書評

今回は青山 美智子先生の「お探し物は図書館まで」書評です。

メモになります。

<おすすめの人>
学生・社会人に関係なくおすすめできる作品です。
さまざまんなバックグランドを持っている人が、悩みを抱えて図書室に行き物語が進んでいくストーリーです。

<読みやすさ>
六人分のストーリーがあるため、1つ1つが内容が濃く展開が早いためすらすら読める1冊です。ただし、展開が早い分、急に話が飛んでいる?と思うことも多く、一瞬置いてかれることがあります。

<個人的に好きな名言>
「でもあなた、ちゃんと就職活動して採用されて毎日働いて、自分で自分を食わせているんでしょう。立派なもんだよ」
⇨ スーパーのアパレルショップで働いている20代女の子に言った一言。就職したことに悩んでいるときに、区営図書館の先生が言った一言。誰もが悩むこのまま仕事していることに対して、少しいいんだ。と思わせてくれる。

「今は生活を整えながら、やれることをやりながら、手に届くものから身につけていく」
⇨ スーパーのアパレルショップで働いている20代女の子に言った一言。パソコン教室に通ったり、いまの自分を変えたいと思う気持ちが伝わる。大きいことはいきなりできないけど、まずはやれることをやり通すことの大切を改めて考えさせられました。

「仕事は社会におけるポジンション確保。パラレルキャリアはポジションを2つ持てる。不本意な売り方をしなくてよい」
⇨  平日は会社員・土日は本屋を営んでいる男性が言った言葉。仕事とは一度考えさせられる。仕事は社会におけるポジンションは心に響く、特にパラレルキャリアの優位性について再認識。

「育児は想像していたイメージと違う。熊のプーさんは可愛いけど、実際の熊と暮らすのは全然違う、というくらいに違いました」
⇨ キャリアアップを目指す女性が言った言葉。本人は出産後もすぐに職場復帰したが、子育ての大変さを言語化したもの。単純に面白かったので、備忘としてメモ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?