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紗代子Pがミリシタ6周年イベントで初めて担当10傑を走った話

はじめましての方ははじめまして、いぶきと申します。

今回はタイトルの通り、ミリシタの6周年イベントを担当である紗代子の10傑を目標に走った記事になります。

周年イベントでの走り方というよりは、あくまでも私個人が紗代子10傑を実際に掴むまでの軌跡の記録として読んでいただけると幸いです。


自己紹介

タイトルにもある通り、私は高山紗代子さんの担当Pです。
1年ほど前に大学を卒業して、現在社会人2年目。
自分で言うのもなんですが、ゲームにはあまり打ち込むタイプではありません。ここまでやっているのは今のところミリシタのみです。

定義がなんとも難しいところですが、ミリオンライブは一応グリマス末期から触っていました。ただし紗代子の担当となったのは割と最近で、担当歴は6周年イベントの時点で3年半ぐらい。

ミリシタのイベランについては、ツアー形式のイベントでTPR(ptランキング100位)を一度だけ獲得。

シアター形式のイベントでは100万ptを走ったことはあるものの、TPRは一度もありません。

周年イベントは1周年2周年3周年ともにほぼ触っていません。
4周年イベントで初めてまともに触ってアイドル別1000位称号を二人分、そして去年の5周年イベントで初めて紗代子100位を走りました。

サービス開始当初からのユーザーながら、イベントを触るようになった経験は浅く、6周年イベントの少し前でPレベルがようやく500に到達。

そのぐらいのユーザーです。

走ろうと思った経緯

紗代子のことが好きだから。
今までで今が一番、紗代子のことを愛している。
……というのが全てなんですが、こういう言い方してもそれだけじゃ伝わらないので。

大学を卒業し、社会人になり1年と少し。
「就職したらミリオンライブに触れる時間も減って、気持ちの距離も離れてしまうものなのかなあ」と思ったりしていましたが、全くもってそんなことはなく。
むしろ時の経過とともに、紗代子を愛おしく思う気持ちがより強まることは感じていました。

紗代子(のぬいぐるみ)を色んなところに連れて行ったり、同人イベントに参加して二次創作の個人誌を頒布したり、もちろんできないこともありますが……可能性があるものには、挑戦していきたい。

そうして今回、私が紗代子との「新たな挑戦」として選んだのが、ミリシタ周年イベントでの紗代子10傑でした。

一つ、経緯として大きかったのは昨年の5周年イベントをアイドル別100位目標で走り抜けられたこと。
感覚を掴めたとまでは言いませんが、これにより「今の職場で仕事しながらでも、ものすごく切り詰めれば550ptぐらいはいけるかもしれない」と思えたのです。

「仮に10傑は無理でも、紗代子と向き合う13日間に身を投じてみるのも経験としてアリかもしれない」と思い、6周年イベントの機会で紗代子10傑目標のイベランに挑戦してみることにしたのでした。

走った環境

・iPad Pro (第4世代) 11インチ 256GB(いわゆるPro6)

・iPhone13 128GB
(イベント期間中は計6時間程度しか使ってないと思います。ほぼiPadでした)

・SoftBank光
(回線速度の数字を見たサポートしてくださった方曰く、「致命的なわけではないが、速いとは言えない」)

後述しますがAndroidユーザーなので、iPadとiPhoneは今回の周年イベントに合わせて新品を導入しました。

・一人暮らし
家賃等が毎月しんどいですが、自分一人で邪魔が入らないのでこういうときには一人暮らしで良かったと心から思います。

・夜勤
夕方から朝の仕事なので、リフレ2回分消費しないとめっちゃ貫通します。なので休みを1日でも多くあてるしかなかったのですが、それはそれで調整するのに苦労しました。

ちなみにですがこのような環境でイベントを走ってました。

左手iPad、右手でマウスを操作してパソコンの画面で動画サイトや野球中継を見たり、活字を求めて適当な記事を見たり、もっと暇なときは書き物したりをループして過ごしてました。

椅子にちゃんと座るの、マジで大事。

用意したもの

・40万円

40万円。

はい、そうです。お金です。生々しい話で申し訳ありません。

「かかったものの金額を全部合わせたら○○万円だったよ〜」という合計の話ではなく、「40万円あればゼロからでも10傑称号を獲るスタートラインに立てるだろう」という目標をまず最初に立ててお金を貯めていたので、今回の周年イベントでの私が準備したものとして、物よりもまず先にお金そのものがありました。

まだ社会人2年目の身なので、いきなり40万円を出せと言われたらさすがにキツいです。というか10万円でも苦しい。
ただ、後述しますが今回は1年近く前からイベントを走ることを決めていたので、お金を貯める時間はありました。
「1年間で40万ならたぶんいける」ということで、コツコツと積み立てる形で40万円を貯めました。
1年間、当然ながら普段の貯金とは別枠で貯めていましたし、「今の仕事を続けられなくなったら6周年イベントも諦めなければならない」という状況もけっこうなプレッシャーでした。

言うなれば、私の中では1年前から実質的にイベントが始まっていたのです。

(普段から私のTwitterを見ている方からすると「いや、割と頻繁に旅行したりコミケやISFに本出したりしてたじゃん!」と思うかもしれないですが、趣味は趣味でそのときにできることをちゃんとやりたい方針なので頑張りました)

内訳としては20万円がミリオンジュエル代、もう半分の20万円がiPad ProやiPhone、その他のハード面という感じで想定。
というわけで次からはそのお金で用意したアイテムを紹介します。

・iPad Pro (第4世代) 11インチ 256GB(いわゆるPro6)

まずこれです。総合TPRを目指さない程度であればPro6までは必要ないという話は聞いていましたが、いかんせん私には未知数すぎる戦いなので、少しでも性能の良いマシンがあったほうが良いと思い、そこにはお金を惜しみませんでした。
容量については一番小さい128GBで問題ないそうですが、256GBでも1万ちょいぐらいしか変わらないならそこはお金を出したほうがいいでしょう、という判断です。しめて14万円也。

・iPhone13 128GB
Androidユーザーの私にとって、iPadにミリシタを移してしまうとiPadでしかミリシタを触れなくなってしまうのはさすがにハンデが大きすぎる。当初からそう思っていたので、ほぼ同時にiPhoneも導入。

めちゃくちゃ悩みましたがiPhone13を契約しました。

当初はiPhoneSEを6,7万程度出して購入する予定でしたが、携帯キャリア各社がやってる「2年後に返却で22001円」のアレのほうが今回の私には合ってるなと判断したのでそちらにしました。

2年間使えるので、仮に7周年イベントを走ることになってもこの端末を使えるのは心強い。

ちなみに回線契約しているスマホは今もXperiaなので、このiPhoneは今のところミリシタにしか使ってません。ごめん。

・iPadを冷やすやつ

多くの方が使ってるアレ。
マストと言われたので事前に買っていたものの、イベント開始当初は「これ本当に意味あるの?」と思ったので使わずにいたら、サポートしてくださっている方から「知らず知らずのうちに熱くなって無自覚に速度落ちてるので、絶対常時稼働させてください!!」と指示をいただき、以降はずっと使ってました。その節は本当に助かりました。

・段ボール製の長机

長机……の代わりになると思って段ボールの仕切りを購入。部屋の中央にデカい机を置いてiPad置けたら姿勢的にもけっこう楽にミリシタできると思い購入しました。

これを縦にしてiPadを置こうと思ったのですが──

ぐしゃり。

段ボールの強度を見誤っており全く使えず。他に置いておく場所もないので速攻で捨てました。3000円が一瞬でゴミになってしまった……。

他にも回線の有線ハブや、それを冷やす小型の扇風機を買ったりしていたんですが使いませんでした。

・栄養ドリンク

周年イベント前のタイミングでローソンでセーラームーンとのキャンペーン(チョコラBBとセーラームーンはもう既に何度目かのコラボ)があったので、良い機会だなということで買ってきました。いや周年イベント走る予定なくてもたぶん買ってるけど。

2本でA4クリアファイル1枚ということだったので欲しい分をガッと購入。
4000円ぐらい出してクリアファイル7枚買ったら、オマケで栄養ドリンク14本ついてきたって思えば非常に良い買い物したなって感じがします。

余談ですがキャンペーン初日の午前中にめちゃくちゃ気合入れてローソン行って揃えたんですが、1週間経ってもまだ普通にクリアファイルが残ってて悲しくなりました。みんな買ってくれ……。

正直すごく良いタイミングだったなあと思う一方、一応このキャンペーンがミリシタ周年イベントの直前期になるのは偶然ではなく必然なので詳しくは後述。

・カロリーメイト
実は生まれてこの方カロリーメイトを食べたことがありませんでした。どんなものが入っているのかも当然知らず。
イベント期間中の数回の食事はこれでしたね。
これをボリボリ食べて食事した気になれるのはけっこう便利だなと思いました。

・ウィダーinゼリー
近年は専ら体調崩したときに飲むものでしたね。食事すら億劫なときに数回お世話になりました。

・魚肉ソーセージ
他の方のイベランブログによく登場するので試しに購入。幼少期に東映作品がパッケージ(伝われ……)の小さいサイズの魚肉ソーセージをおやつとして食べて以来。
「デカいサイズもあるんだ」という発見と「冷蔵じゃなくて常温保存できるの!?」という驚きがありました。
特に常温保存できるのはマジで知らなかったので今後は非常食としても保管しようと思います。

・カップ焼きそば
吐きムーブの日にめちゃくちゃお世話になりました。ラーメンと違って麺が伸びる心配がなく(時間をかけて食べても大丈夫)、スープが飛ぶようなリスクも少ないので多少無茶な姿勢でも食べられる。
食品系で一番の気付きだったと思います。いや、普通にお行儀悪いしオートライブパス使って食事しろよという話なんですが……。

・缶コーヒー

社会人になり、初めて「缶コーヒーを飲むとしばらく調子が良い」という感覚を覚えました。
エナドリの類は結局怖くて飲めなかったので、イベント期間中は1日1本の缶コーヒーと必要に応じた栄養ドリンクでやり過ごしてました。

・ミネラルウォーター
これも後述しますがイベント期間前から体調にはかなり気を遣っていました。
私は基本的に水以外飲まない生活をおくっており、家では水道水を飲んでいるんですが、こういうときには腹を下してしまうリスクがちょっと気になります。
そのため今回はイベント前に周年期間分のミネラルウォーターを購入し、イベント期間中はそれらを飲んで生活していました。体調にはかえられないので……。

食品飲料全部合わせてだいたい1万いくかどうかぐらいだったでしょうか。

・ミリオンジュエル
アップルギフトカードを買うタイミングはかなり慎重に機を伺っていました。いかんせん今回は金額が金額。セールがあるならどうにか利用したい。

そう思っていたらGWのタイミングで大手コンビニが実質10%還元のキャンペーンを実施してくれたので、そのタイミングで購入しました。
ちなみにこのとき無償ジュエルがそこそこあったので、周年イベントのために買った石自体は10万円分で済みました。 

周年イベントに臨むにあたっての行動・努力


・職場での心象を良くしようと努力した
いや、まあ当たり前のことなんですけど。
真面目に振る舞うというのもそうですが、「入社から今回の周年イベントまで体調を一度も崩さず過ごす」を完遂できたのは一人暮らしだったからできたことでもあるのかなとは思います。そこは運が良かった。
あとこれ本当に地味な努力なんですが、心象を良くするためだけに出席率がものすごく低い懇親会(同期は大半が拒否している)にほぼ毎回出席したりもしていました。たぶん今後は二度と参加しません。

・部屋を片付けた
ISF10が終わり、同人誌の整理もあらかたついたところで部屋の大規模な片付けに着手しました。
特に机が物置き状態だったので、机を机として使えるようにそこそこの規模の断捨離も敢行。

以前のイベラン環境は、ベッドに横になった状態と椅子に座った状態をループするような感じでやっていました。
とはいえこれだと集中力がもたない。TPR目標で走ったことがほぼ無いのでそこまでする必要が無かったというのもあるんですけど、今までは良くて4,5時間ぐらいまでしか連続稼働できてなかったので、これだけは改善させないとお話にならないと思っていました。

結果として、机にiPadを置ける環境にしたことで周年イベントを走り切れるだけの稼働を実現することに成功。
これ本当に大事なことだったなと思います。

・Pレベルをなるべく上げようと意識した
ちょっとでも周年イベントを有利にするために、Pレベルをなるべく上げようと1年前から意識して過ごしていました。
といってもできることには限界があるので私生活を犠牲にしてTPRするよりは
「スタミナをなるべく漏らさない」
「軽率にPR目標で走る」
「走らないイベントも最低でも報酬は回収する(できていないときもあった)」
「ミリコレ等のイベントも積極的に石を割る」
を続けていました。
まあ、これだと上がるPレベルも微々たるものというか、それならドカッと何回かTPRしたほうが良かったかもしれないですけど。
モチベーションに谷間を作らず(気持ちが離れていかないように)コンスタントに触り続けていたということで。

・休みを周年イベント期間にあてるための調整
私の職業は暦通りには休みがなく、1ヶ月間の決まった休みの日数が個々人別々の日に割り振られる形態になっています。
休みの割り振りは土日祝日が関係なくほぼランダムなので、周年イベント期間中になるべく休みを集約させる必要がありました。
そのために周年イベント周辺の時期はほとんど一切の予定を入れず、リアルイベントの類は諦めました。これについては後述しますが、本当は参加したかったイベントを複数干しています。
率直に言って、けっこう虚しい気持ちになりました……。

イベント開始前から周年イベント期間までの軌跡

(私個人に興味がない方にはどうでもいいであろう話が延々と続きます。周年イベント期間中の動きの話のみ読みたい方は、目次に戻って6月30日まで飛ばしてください)

2022年2月

ミリオンライブ8thライブ Twelw@ve

6周年イベントから1年半も前の話ですが、ここまで遡ります。

2022年2月に行われた、ミリオンライブの8thライブ。

ライブの内容とは関係ない話なんですが、武蔵野の森総合スポーツプラザの会場で他の方とエンカして喋ってるときに「次の周年イベント走るんですか?」という話になりました。
そのときの私は周年イベントをこの年の4周年で初めてまともに触り、担当1000位×二人分走ったのみ。
まだ当時ギリギリ学生だったので、「次のイベントのときは新社会人なので時間作れるか怪しいんですよね。今年初めて1000位走ったから次で100位目標に走ってみて、その感じでいったら6周年で10傑かな?w」と発言していたことを覚えています。

当然ながら6周年の部分は完全に冗談で言っています。アイドル別100位すら走ったことがなかったので10傑ともなると当時の自分には完全に想像が及ばない世界。
毎年恒例、周年イベントが終わるとTwitterのTLに流れてくるアイドル別10傑のエンドロールコメントの画像には「自分には関係ない世界だな」と思っていました。

少なくとも、まだこのときはそう思っていたようです。

2022年7月上旬

ミリシタ5周年イベント 私たちのR@inbow!
初めてアイドル別100位目標で走ったのが去年の5周年イベントでした。
記事に特に残さなかったのでここに簡潔に残しておくんですけど、結論から言うと目標通りに走って紗代子100位称号を獲ることができました。

このときの周年イベントに臨むにあたっての裏テーマには「仕事の休みを1日も取得せずにアイドル別100位称号を獲る」というものを設定していました。
イベントのために仕事を犠牲にするようなことはせず、あくまでもオフの時間だけでアイドル別100位称号を獲るというもの。

とはいえイベント期間中には秋葉原に行ったり、

駒形友梨さんのイベントに行ったり、

全くミリオンライブ関係ない場所でフォロワーの方とエンカしたり、リフレ外温泉をかましたり、

割と遊んでましたが最終的に240万ptを走って無事に紗代子100位の称号を獲ることができたのでした。

このときに「このぐらいならできるんだ」というちょっとの自信に繋がりました。

2022年7月下旬

TLにはこのときの周年イベントを頑張った方々のイベランブログが流れはじめます。
こういう文章を読むのは好きなので色んな方の周年イベランブログに目を通すのですが、この年に関しては普段とは違う感情を抱く自分がいました。

「私もこれ、やってみたいかも。もう完全に関係ない世界の話ではなくなった気がする」

思えばこの日から、私の6周年イベントは始まっていたんだと思います。

2022年8月

このときに「Androidユーザーでゼロから環境を構築する必要がある私でも、40万円あれば周年アイドル別10傑のスタートラインに立てるよね?」という目標を立てていました。

あと、このときはiPadを購入したら、元々持っているiPod touchをサブ端末として走るつもりでいました。ミリシタのサポート機種からとうの昔に外れていることも知らずに……。

途中でiPod touchではミリシタがもう動作しないことを知り、「iPad単体で周年イベント期間を過ごすのはさすがに厳しい。iPhoneも用意するしかない」とiPhoneの購入も決意。

今だから言うんですけど、このツイートなんか思いっきり6周年イベントを走る伏線でした。

2022年9月

この時期に今回の周年イベントをサポートしてくださった方に「6周年イベントを紗代子10傑目標で走ろうと思っています」と初めて打ち明けてアドバイス等の教えを乞いました。

しかしながら、いかんせんまだ10ヶ月ある。考えるだけでも気が遠くなるような気持ちでした。

ここから先は細かい動きはそんなにありません。
ただ堅実に仕事してお金を貯めるのみ。
しかしながら、頭の中にずっとあったのは「走ると決意したイベントまで遠い」ということ。
約1年という時間は人が変わるには十分な時間であり、何らかの事情で6周年イベントを走れなくなってしまう可能性も普通にありえる。

これを本当に恐れていました。

ただ、ミリオンライブへのモチベーションが枯れないように。コンテンツとの距離感に気を付けて過ごしていました。
距離を置きすぎて心が離れるのはダメ。変に近づきすぎて燃え尽きるのもダメ。
これは気を付けていれば自力でできることですが、災害級の出来事に関してはどうしようもないので、「何も起こらないでくれ」と祈りながら日々を過ごしていました。

そして、年が明けて武道館での9thライブ、2月の東京ドームでの合同ライブも無事に終わったところで、「だいぶお金も貯まった。ここまできたら、最悪今の仕事を追われたとしても自身の懐から資金を工面できる」と思えるところまできました。

このあたりでようやく、決意をより強く固めたように記憶しています。

2023年3月下旬

某家電量販店に足を運び、意を決してiPhone13を契約しました。

「iPhoneが実際に手元に来てしまった。2万円程度の出費なのでまだ引き下がれるけど、さすがにもうやるしかない感じがしてきたな……」と思ったことを覚えています。

そしてその数日後。あるツイートがミリシタ公式から投下されます。

来てしまった。せめてあと1ヶ月待ってほしかった。

そう、Cut. Cut. Cut. のミリシタ実装でした。

私は周防桃子さんの担当でもありまして、桃子ラウンジ「センパイの隣で(仮)」に定住として所属しており、また先のミリキャスでは現代伝奇ホラーに桃子と瑞希の二人を推しまくっていた私にとって、Cut. Cut. Cut. は当然とても大事な曲です。

もちろん、「いつイベントが来る?」とずっと警戒していましたし、来るのなら是非ともTPR目標で走りたい。
そう思っているイベントの一つだったんですが、あまりにもタイミングが悪い。

イベント期間中に休みが1日も割り振られておらず、周年イベント時の休暇の申請を通しやすくするためにこのタイミングでの無茶な休暇の申請は避けたかったので、休みを1日も使えない状況でした。

せめて、せめてもっと前か周年イベントの後ならCut. Cut. Cut. を本気で走れたのに……。

ちなみにですが、このCut. Cut. Cut. のイベントをもって、Android版ミリシタ内でのミリオンジュエルを有償無償ともに使い果たしました。

iPhoneが手元に来た直後にこれもまたなんというタイミングと思いましたが、石がゼロになったのを機にiOS版ミリシタへの移行を行いました。


そして結局、イベントの方は事前にラウンジに限界点として申告していた50万ptを予定通り走って終了。

……本当なら、TPRしたかった。

悔しいというか、実装タイミングの不運も大きかったのでなんともやり切れない気持ちになりました。

こんな惨めな思い、周年イベントでは絶対に味わいたくない。

Cut. Cut. Cut. でのある種の敗北は、結果として6周年イベントへのさらなる決意に繋がったのでした。

4月下旬

ミリオンライブ10thライブ Act-1 H@PPY 4 YOU!

もちろん両日現地でした。始まる前はとにかく「ミリオンライブへのモチベーションに関わる嫌な出来事が起こりませんように……」と祈るような気持ちで臨んだんですが、思いっきり楽しめて満足感もものすごいライブで大変良かったです。
day2ではミリオンライブの現地では初となるアリーナAの席をご用意されて、オペラグラスを使う必要のない周年ライブを初めて経験。

駒形友梨さんから初めてファンサをもらってしまったり、大変に思い出深いライブになりました。

幸福を噛み締めつつも、これがミリオンライブでの幸せの頂点にならないことを願ったことを覚えています。
ミリシタの周年イベントでも紗代子10傑に立ちたい。本当にできるのだろうか……。
周年イベントまでもう2ヶ月というところまで来たのだと思うと、ドキドキでした。

4月と5月の間あたり

軽く前述しましたが、コンビニの大手チェーンがアップルギフトカードのキャンペーンを実施したので、周年イベント用の石を買う最大のチャンスということでコンビニへ足を運びました。

買ったのは15万円分。この時点でそれなりに無償石やスパドリを貯めこんでいる自信があったので、周年イベントで使うのは10万円分、あとの5万円分はそれ以降の必要に応じたミリオンジュエル用と想定して購入しました。

15万円分もの現金を一気にプリペイドのカードに変えてしまうのはものすごいドキドキ感がありましたが、「最悪走れなくなった、あるいはミリシタをやらなくなったとしてもこの状態ならまだ別のものに使える」と言い聞かせることで自分自身を落ち着かせていました。

5月上旬

私は旅行趣味も持ち合わせている人間なので、GWは久しぶりの海外旅行に出ていました。
韓国と福岡での濃密な4日間から帰宅すると、自宅の郵便受けには初めてサークル参加するISFのサクチケ等諸々が届いていました。

ISFで出す本については既に水面下で動いてましたが、サクチケの実物を見たことでイベントが迫っていることをより実感。

「ISFが終わっても、1ヶ月後には6周年イベントが始まる。準備やらを考えると、もうノンストップの戦いが始まってしまった」と思ったことをよく覚えています。
自分でこういうことを言うのもなんですが、ここからは精神的な余裕がない日々がずっと続きました。常に何かに追われている感覚で毎日を過ごしていたように思います。

5月中旬

はい。何が起こっているのかというと、「開催が週末に迫ったISFに出す新刊の脱稿と電波感傷でPR称号を獲得するタイミングがほぼ同じ」というムーブをかましています。どう考えてもどちらかに集中するべきです。

これは「周年イベントを少しでも有利に進めるためにちょっとでもPレベルを上げておきたい」と「出す本の内容に妥協したくないのでギリギリまでクオリティアップに努める」という私個人のやりたかったことが激突してしまった結果です。

本当なら電波感傷のイベントが終わる前日までに脱稿し、原稿から解き放たれた状態で電波感傷をスパートかけて走り、滑り込みでPR称号を獲得……といきたかったんですが結局脱稿が間に合わず、最後までイベランと原稿を同時進行で進めるというムーブをする羽目になりました。

やっていることは、どちらもミリオンライブ。

電波感傷という曲についても、疾走感が当時の自分の「追われている」状況と重なってしまって「嫌な状況のはずなのにイベント自体はすごく合っている」という不思議な高揚感に包まれていたことを覚えています。

でも、もうあんな思いはしたくないです……。

5月28日

ISF10 当日
イベラン記事で同人イベントの話をしても仕方ないんですが、記録として。

どうにか新刊の本を用意し、サークルとして初参戦となったISF。版権ジャンルのオンリーイベントに参加するのは初めてだったのでドキドキだったんですけど、大変に良い経験になりました。やっぱりミリオンライブ、好きだなあ……。と諸々のモチベーションが上がる結果に終わったので、あのイベントの空間はやはり良いものです。

会場から撤収して帰宅し、その時だけはひと息ついたものの。
この日のISFが終わったところで、一段落……とはならず。
「よくやく”半分”終わった……」という気持ちの自分がいたというのが正直なところでした。

5月下旬のISF10、そして6月の終わりから始まる6周年イベント。
どちらかを過去に経験できていれば心労ももうちょっと軽かったかなと思いますが、それを理由に片方を見送るということは今回に関してはしたくありませんでした。

言い訳をして断念していたら、きっと後悔する。少なくとも、自分自身の行動についてはそう思う。
もちろん行動できる範囲に限度はありますが、今回だけは、そういったことはしたくないと当時の自分は思っていたはずです。

そんな中でのISFがひとまず終わって、「あと残すは6周年イベント」となっていたので、楽になったとまでは言わないまでも、「これ(ISFの原稿)が終わっても割とすぐ後には6周年イベントが控えている」という重荷は少し軽くなりました。

本当にあのときはしんどかった……。

5月と6月の間あたり

この日は職場の方で周年イベントに跨がる時期の休暇を申請できる最後の日でした。
普通にしていれば大丈夫なはずなんですが、何か言われて受理してもらえなかったらどうしようと不安でドキドキでした。いかんせん申請が通らなかったらこれまでの準備や覚悟が水泡に帰します。
申請を出す日は家を出る前からずっとドキドキでした。

そして出勤。速攻で申請を伝えに行きます。
社会人になってからこのときが一番ドキドキしていました。というか周年イベントが終わった今、振り返ってみてもこのときが最もドキドキしていました本当に。

……特に何かを言われることもなく、申請は受理してもらえました。
もうとにかくホッとした。ものすごい安堵感に包まれたことをよく覚えています。
まだ、周年イベントは全然始まってもいないのに。

そしてこの日、休暇の申請を受理してもらえたことで「周年イベントを走るスタートラインに立てたはず」ということで、仕事の帰りに速攻で某家電量販店に向かい、iPad Proを購入しました。
サポートしてくださる方と具体的にどれが良いといった話は事前に済ませていたので、店舗の方では店員さんに在庫の確認をして、それを買うだけ。
ここまでに1年近くさんざん悩み続けてきたので、店頭では14万円の買い物とは思えないぐらいの速攻即決で購入しました。

もう完全に走ることが決まった。やるしかない。
退路を断った瞬間でした。

6月9日

周年イベントとは関係ない話ですが、この日からのミリコレがとんでもないものを投下してきました。

担当3人。3/52、だと……!?

事前の匂わせから、うち1枚は紗代子ということが分かっていました。
かなり好きなカードの紗代子だったので、それだけでテンション上がっちゃってあとの二人に関しては全く気にしていなかったところを、思いっきりぶっ刺されました。

いや、綺麗にセンターが紗代子で、さらに美也と桃子(そして二人のそれも非常に大好きなカードが実装)ってそんなことある……?

嬉しいとかそういう感情の前に、激しく動揺しました。
3/52で見事に担当3人って、そんなことがあるの……!?

周年イベント前にあまりにも出来すぎたような出来事だったので、「当の周年イベントでは大コケしてしまうのでは……」「運もう使い切っただろ」のようなことを考えて勝手に怯えていたことを覚えてます。

いや、でも本当に夢のようなミリコレだったなあ……。

6月23日

Pレベル上げとiPad Proのならし運転も兼ねて、夢みがちBrideをPR分走りました。

本当はツアー形式の当イベントではなくシアター形式のイベントで試走をするべきだったのですが、iPad Proをまともに動かせる状況になったときには周年イベント前最後のシアター形式のイベントであるLegend Girls!!もほとんど終わってしまっており、シアター形式のイベントを試走することは叶いませんでした。
とりあえず、iPadでの操作感を覚えるためにもツアー形式の夢みがちBrideを走っておこう、ということで一応走っていたのです。

最終的に特に何事もなくPR称号を獲得できましたが、試走になったのかはかなり怪しいように思えました。
速度はちゃんと出ていた。それは間違いない。

欲を言えばシアター形式のイベントをiPadでTPRぐらいしておきたかったけれど、それもできなかったので結局自分がシアター形式のイベントをどれだけ戦えるのかは未知数。
もうぶっつけ本番でやるしかない。

なんというか、モノは一通り揃えてたんですけど、この環境で戦うのか……。という実感の無さはありましたね。

それでいて、不安とドキドキは日に日に募るばかりでした。

6月下旬あたり

だいたい周年イベントの2週間ぐらい前からだったと思うんですが、仕事の休憩中にTwitterを開く度に「紗代子10傑走る宣言」をされる方が一人ずつ増えるような感覚がありました。
さすがにTwitterを開く度にというのは言いすぎですけど、当時はTwitterを見るたびに「また走る人が増えてる! この人に勝てるわけないんだけど、もう枠ほぼないよね!?」と軽いメンブレを起こしていたことを覚えています。

宣言というほどではなくても、過去の紗代子10傑経験者(もしくは今年狙いそうな方)のTwitterアカウントを見に行って「明らかに今年の周年イベントを走る素振り」を認識しては「無理無理無理無理! 過去の10傑経験者に地力も経験も大きく劣る私が勝てるとは到底思えない!!」と勝手に落ち込んでました。
なんというか、実際に今年の紗代子10傑のボーダーがかなり高かったのはそうなんですけど、同時にイベント前から宣言をした上で走る方も多かったように思います。

私にはめっちゃ効いてました。始まる前から躁鬱状態みたいなアップダウンの激しいテンションでしたよ……。

6月27日

ミリシタ周年恒例、アキバジャックの初日。周年イベント期間以外の勤務の調整は一切できなかったのでこれはたまたまなんですが、夜勤明けがうまいことアキバジャックの初日と重なってくれたので速攻で諸々を回収しに行くことができました。

周年イベント期間中に出勤以外の予定を一切入れたくなかったので、ここが秋葉原に行く唯一のタイミングでした。

せっかくの秋葉原なので本当は食事したりしたかったんですが、下手に体調を崩して生活リズムが乱れてしまうのも周年イベント期間中のことを思うとリスクはなるべく避けたかったので、本当に最低限の用だけ済ませて速攻で帰りました。
アイドル別10傑を目標にする程度であればイベント期間中に板を叩きながら秋葉原に出向くぐらいの余裕はあるのかもしれないですが、私にとってはあまりに未知数の戦いになるので、そのあたりはかなり慎重に考えてました。

たしかこの日あたりから食事や生活習慣を意識して過ごしていたと思います。

6月28日

「周年イベントを15時開始だと思っており、6月29日の23時ぐらいに寝て翌昼ぐらいに起きたら、既に周年イベントが始まって12時間ほど経過していた」という縁起でもなさすぎる夢を見ました。

起きたときはものすごく気分が悪く、なんていうかかなり動揺しました。

0時開始のスケジュールは当然きちんと把握していたはずなのに、どうしてこんな夢を見たんだろう……。
無駄に不安が増しました。

6月29日 0日目

そして迎えたミリシタ周年の日。おめでたい気持ちの一方、もうドキドキとそわそわで落ち着きませんでした。

この日は夜勤明けだったんですが、ランチに入った町中華を「これが最後のまともな食事かな……」と思いながら食べていました。

そしてイベントが始まる0時まで仮眠、のつもりがあまりうまく寝られませんでした。いや、ちょっとは眠れたんですけど。
こういう動きがきちんとできないあたりに経験不足がよく出ていたな、と思います……。

6月30日 1日目

全貯め[リフレ15-23](出勤日)

待ちに待った6周年イベントがついに開始。

私の場合は本当に待ちに待った周年イベント。なにせ去年の7月から、ほぼ1年近く待っている。

「去年の7月下旬から始まっていた戦いも、あと2週間で終わる」

そう思うとうずうずしてなりませんでした。

日付が変わった瞬間から、ひたすらトレフルドノエルで貯めムーブ。

「本当にこれでやれているのか」「この先も同じように戦えるのか」

この日は特に不安しかありませんでした。

朝の9時過ぎ。
もう既に私にとって未知の連続稼働時間に突入していましたが、仕事のため少しだけ寝て、12時頃起きて出勤。15時から23時までリフレ。

このリフレ中の時間で映画館に行き、この日公開の劇場版セーラームーンCosmos後編を観てきました。周年イベント中、仕事以外の唯一の予定がこれ。

前述したように周年イベント期間中は一切の予定を入れないようにしていましたが、私がセーラームーンにだけは折れました。
いや、折れたという表現も個人的にはあまり使いたくはないのですが……。

簡単に説明すると、このセーラームーンCosmosという劇場作品は8年ほど前から続いたセーラームーンの新規アニメ企画の最終作になります。

(こんな話をミリシタ周年イベラン記事の場で話しても仕方ないのですが)美少女戦士セーラームーンという作品には90年代に制作されたテレビアニメと(+それに基づく劇場版)、同時期に月刊誌で連載されていた原作の漫画が存在しており、テレビアニメの方は原作の大筋こそなぞっているものの相違点が多く、(どちらが良い悪いという話ではないんですが)ファンの間では別作品に近いものとしてとして扱われています。

で、90年代制作のテレビアニメとは異なる、原作のアニメ化企画が8年ほど前から始まっており、原作の最終章のアニメ化が今回のセーラームーンCosmosにあたるというわけです。
90年代制作のテレビアニメとは内容が違うのでリメイクというわけではなく、既存の原作の映像化なので完全新作のアニメーションというわけでもない……というのがややこしいところです。ご理解いただけましたでしょうか。

私はミリオンライブに本格参入する前はセーラームーンのオタクをやっていた身でして、ここでその思い入れを語っても仕方ないんですが、アニメの配信や放送は全てリアタイ、劇場作品としての公開に形が移った今でもネタバレは絶対踏まないように(原作のアニメ化なので話の大筋は分かっているんですが)公開初日に必ず映画館に足を運んで観るようにしていました。

そのセーラームーンの原作アニメ化企画も途中ほとんど動きが止まってしまった時期があり、個人的には原作分の完走を危ぶんだりしていましたが……。
8年の時を経て、どうにか最後までアニメ化されようとしている。その最終章の後編、本当に最後の映像作品の公開がミリシタ6周年イベントの初日と被ってしまった……ということが最初に分かったときの私の苦悩を少しでも理解していただけたら幸いです。

「たまたま今年のミリシタ6周年イベントの開始が金曜日になっちゃったんじゃん」というのはそうなんですが、この6月30日という日付は美少女戦士セーラームーンという作品においてもけっこう重要な日付でして、言ってしまうと主人公・月野うさぎの誕生日なんですね。

そう、ミリシタ(青羽美咲)と誕生日が1日違い。

出典:美少女戦士セーラームーンS 第12話「うさぎ涙! 誕生日にガラスの靴を」より

美少女戦士セーラームーンという作品の中自体では6月30日という日付はそこまで大きな位置付けではないんですが、近年のセーラームーンは大きな発表の場を月野うさぎBIRTHDAYと称した6月30日のタイミングで行う動きをとっており、特に今年に関しては6月30日が金曜日にあたった時点で「ここを最終作公開の日にぶつけよう」という意志を大変に強く感じました。

これまでさんざん待たされたのに、なんで今年なんだ……と頭を抱えこそしましたが、やりたいことは一瞬で理解できたのでもう何も言えませんでした。
正直、これが「最終章の後編」でなければ公開初日に観に行くこだわりを捨てる選択肢もありました。
でも、事実上の最終作で、しかも月野うさぎ誕生日と被せてきている。これは公開初日を外してはダメだろう……。
という葛藤もあり、本当にものすごく悩んだ末、仕事も兼ねてのリフレ中に映画館で「今まで追ってきた一つの物語の結末」を見届けてきました。

前述したように既存の原作のアニメ化なのでシナリオ自体は知っていますし、傾向からアニメオリジナルの改変もほぼ為されないことは分かっていたのですが、それでもドキドキが止まらない。
クオリティは大丈夫なのか。”物語の結末”に足る映像に仕上がっているのか……。

終わってみれば杞憂でした。大満足で映画館を後にすることができた。約束された勝利がありました。

皮肉にも最終章のアニメが私の中では最も出来が良かったので、この感覚を理解してもらうためには最後までリタイアせずについてきてもらうしかないというのが複雑なところですが……。私自身には完走の意義を感じられたので、ここまでちゃんとついてきて本当に良かったです。

この情報なら刺さる方がそこそこいると信じているのですが、水樹奈々さんのキャスティングが本当に約束された勝利で最高でした。
「歌」が一つのテーマになっている今作で、その鍵となる「戦士」を水樹奈々さんが演じられています。
原作で話の大筋を知っていてもなお、映画館で超滾りました。本当にありがとうございました。

ついでの布教ですが「セーラームーン興味あるけど何を入り口にしたら良いのか分からない」という方は、90年代制作版アニメの劇場版1作目である「劇場版 美少女戦士セーラームーンR」をひとまず見てみてください。私が人生で最もリピート視聴した映像作品です。

配信サービスにあると思いますし、60分でいい感じにまとまってます。
(同時上映の「メイクアップ! セーラー戦士」を先に見ておくと新規の導入として完璧。15分でセーラームーンの世界に飛び込めます)

劇場作品としてのクオリティもさることながら、一作の中に月野うさぎを始めとするセーラー戦士の子たちの魅力が綺麗に詰まっていて、「これが美少女戦士セーラームーンだ」と説明するにうってつけの映像作品なんです。
「この劇場版セーラームーンRがちょっとでも琴線に触れたなら素質がある」と思えるので、そのあとは原作を読んでください。
(テレビアニメも本当に大変良いのですが、全201話あり新規には恐らくハードルが高く時間もかかります)

原作は少女漫画ですが、ある程度読んであの子たちを好きになれたら、90年代制作のテレビアニメを見てみるのが順番として良いと思います。

思えばセーラームーンの近年のアニメに関する展開は一時期ものすごい停滞を見せており、というかそれこそミリオンライブのアニメ化企画と本当に良い勝負レベルで止まってしまっていたんですけど、そのあたりで私はミリオンライブに本格的に移ってきたところが経緯としてあったんですよね。
終わってみれば、ミリシタ周年イベントの初日に一つの結末を見届けさせてもらえたのも個人的に不思議な縁を感じるなあ、とか、終わってしまったこと、今までの色々にしばらく浸っていました。

リフレッシュタイムがなければ、もしこれが通常イベントの最中だったら劇場を出た瞬間に端末を速攻で叩かなければならないところだったので、周年イベントの最中だったことに逆に感謝していました。

このあと23時にリフレが明けるのでそこの1時間だけ仕事しながらiPhoneで貯めムーブを再開し、0時からのリフレを忘れないように設定し直しました。

7月1日 2日目

全貯め[リフレ00-08]

だいたい退勤ぐらいのタイミングでリフレが終わりました。
実質的な2連リフレのため仕方ないのですが、めっちゃ順位落ちてるのを見て「これ本当に大丈夫なのかな……」と少しだけ不安になったことを覚えてます。

普段とは異なり遠回りかつお金も余分にかかりますが、ほぼ全て座って自宅まで帰れるルートで貯めムーブしながら帰宅。
帰宅後は貫通前提で2時間ほど寝てから24時まで全貯め、の予定だったんですが思いのほか眠くならなかったので2時間ほど稼働し続けて、正午あたりにようやく寝ました。

目が覚めるともうすぐ16時になろうという時間だったのでスケジュールとしては寝坊だったんですが、その前の貫通の時間に3時間ほど動いていたのでトータルでは一応プラス。
当初の予定よりも稼働できたので、想定よりも多くイベントアイテムを貯めた状態でこの日を終えました。

7月2日 3日目

全吐き[リフレ06-14]

7月1日からそのまま稼働し続けて、日付変更と同時に吐きに移行しました。
リフレを朝6時に設定していたので、そこでリフレ明けまで普通に寝ました。

13時頃に起きて、リフレが明ける前にデイリーミッションとおすすめ曲を叩いてアイテムを回収。
14時のリフレ明けのタイミングでプロ野球のデーゲームが始まるので(エスコンフィールドの試合はこの日13時試合開始でしたが)、試合の中継を見ながらひたすらiPadを叩いてました。

両方負けてしまうのはつらい……。

この日は貫通の予定がなく、リフレ以外フルで動いてました。2日目に多めに稼働したアドバンテージがあったのでイベントアイテムもpt数も予定より多く稼いだ状態で一日を終えました。

7月3日 4日目

貯め吐き調整[リフレ06-14]

7月2日から動き続けて、この日はスペQの日だったので最初はひたすら貯めでした。

リフレでの睡眠を挟み、途中から「現在のイベントアイテムの量を鑑みるに、明日の24時で一旦イベントアイテムが空になる走り方をしたほうがいい」というアドバイスをいただいたので、頃合いを見て吐きに切り替えました。

7月4日 5日目

全吐き[リフレ06-14]→[リフレ07-15]

7月3日に続いて、日付変更後も本当にただ全吐き。

ここで脳死で叩きすぎてブースト2回分消化するのを忘れたままリフレに突入するというポカをやらかしてしまうのですが、翌日も吐きの予定がある日だったのでリフレを1時間後ろ倒しにするだけで済みました。

その後はリフレでの睡眠を挟み、15時に起きてからも日付変更までひたすら吐き。

思えば、ほとんどぶっつけ本番で挑むことになった今回の周年イベント。
イベント期間の1/3が終わり、(10傑に入れるかは依然として不安でしたが)ひとまず予定した稼働がきっちりできていることは自信になっていました。

7月5日 6日目

貯め吐き調整[リフレ06-14]

ゲム恋だったので貯め吐き調整。リフレの時間で睡眠を取りながら、日付変更までにいい感じにイベントアイテムを消化できました。

折り返し前最後のptとイベントアイテムの状態。前半戦だけで去年のptを超えてしまった。

7月6日 7日目(折り返し)

全貯め[リフレ06-14]→[リフレ23-07]

たぶんこの日が最大の分岐点でした。

というのも当初の予定ではこの日は06-14時でリフレ。
もちろん最適解は00-23で永遠の花を叩きまくってイベントアイテム全貯めをすることですが、初めて10傑目標で走るというところもあり、私自身がどれだけの長時間の稼働に耐えられるか分からないので、サポートしてくださった方とも「550万ptが目標ですし、無理をするところではないです。前の日と同じ時間帯でリフレを設定しましょう」という話になっていたのでした。

しかし、折り返し時点で紗代子10位ボーダーが600万は確実に越すであろうことは私にも明らか。
550万ptで10傑に入るという淡い期待は既に打ち砕かれていました。

イベント前の時点では、「550万ptがひとまずの精一杯だと思う。それだけやって10傑から漏れるならそのときはもう仕方ない」という気持ちだったんですが、ここまで6日間走るうちに「いや、やっぱり紗代子10傑に立ちたい。どうにか無理してでも650万ptやるしかないでしょ!!」という気持ちに変わったので、サポートしてくださる方とも相談し、23時まで全貯めするスケジュールに変更しました。

ただ、この日の朝6時頃から例の障害が発生。
そう、当初のスケジュールでは私は06-14でリフレを取る予定だったので、本来ならこの障害の影響を受けずに済んだのですが、10傑を獲るための覚悟の決断をした矢先のこの障害だったので、そういう意味でも私は頭を抱えました。

ひとまずどうしようかなと思いつつ、参考にならないかと周囲の立ち回りの動向は追っていました。緊急でリフレに逃げるか、復旧を信じて強行するか……。私もものすごく悩みました。
曲に入れないのはもう仕方ないので、そのとき私はどうしてたのかというと、ときどき曲に入れないかトライしつつ、無理だったらアプリ強制終了から入り直して元気消費20の等倍お仕事を連打してのオートライブパス集めをしたりしていました。

結局数回しか曲に入れないまま復旧を迎えましたが、「いや、トータルで2時間ぐらいの損失なら……このまま突っ切ろう!」という判断になり、リフレを入れずに23時まで走る道を選びました。

余談ですがこの日に紗代子の親愛度100万に到達。紗代子担当としては歴が浅い身なんですけど、「ようやくここまで来たか」と一段落ついたような気持ちになりましたね。

初めて紗代子10傑目標で走っているタイミングでの親愛度100万到達というのも何かの縁かなと思いました。

そこからなんだかんだで夕方あたりまでは起きていられたのですが、そこからが極限の眠気との戦いでした。

夜になり、プロ野球のナイトゲームが始まれば耐えられるかと思っていましたが全然そんなことはなく。

オリックス視点であまりにつらい試合展開であったこととは無関係に、とにかく眠い。

時間が過ぎるのもすごく遅く感じました。途中から部屋の中を歩き回りながらiPadを叩いたり、オートライブ中の2分間で外に出て、曲が終わるまでの時間で全力ダッシュしたりしていましたが、それでも誤魔化せない激烈な眠さ。

最終盤は目に見えるものが全体的に歪んで見え、視界の端では部屋の壁に虫がいるような幻覚が見えていました。

ちょっと面白かったのはミリシタの2D背景が動いて見えたことです。

これがLive2Dのように動いて見えたのです。「ミリシタにはLive2Dは導入されてないはずなのに、髪や体が自然な範囲で揺れ動いているように見える……」と感じたことをよく覚えてます。

あと自分が座っている机が自分自身の部屋ではなく、物置きの中の一角だったり、戸建ての階段下のスペースだったり、ホテルの一室に居るかのような不思議な錯覚に陥ったりしました。私自身も自分で何を言っているのかよく分からないのですが、自分が今どこに居るかの感覚(?)が狂ってしまったのです。

これまでにも30時間超の完徹は普通に経験してるんですが、ここまで体に異常が出たのは初めての経験だったので、一つ貴重なことを体験できたなあと思ってます。
(この後のリフレで一晩寝たら治りました)

気の遠くなるような時間を乗り越え、どうにか23時のリフレに入ったところで速攻で就寝。
終わった今思い返すと、ここを走り切れたのは本当に大きかったですね。

ぶっつけでやることではないですが、結果として身の程を知る良い機会になりました。

7月7日 8日目

全吐き[リフレ15-23](出勤日)

この日は半休だったものの出勤日でした。

リフレが明けると同時に吐きムーブを始めて、オートライブパス中に身支度やシャワーを済ませて出勤。

当初は「昼間触れないかもしれない」という事情もあって貫通してしまうスケジュールとなっていましたが、結果的にはiPhoneの速度ではあったものの、ほぼずっと稼働できていました。

そしてリフレが明ける前の退勤に成功。この日も普段とは別経路の「ほぼ座って家に帰れる」ルートで帰りました。帰宅自体は日付を跨いだので日付が変わるまではひたすら吐きムーブでした。

7月8日 9日目

貯め吐き調整[リフレ23-07]

日付変更後は貯めムーブに切り替えてピコピコIIKO! インベーダーを叩きながら帰宅。

このときに例の障害の補填の情報があり、「7月10日にもう一度永遠の花が来る」ということになったのでスケジュールの大幅な変更を敢行しました。
7月9日の24時までにイベントアイテムが空になるよう調整するため、この日は貯めはほどほどに頃合いを見て吐きに切り替えました。

しかし昼間。いかんせん眠い。なにせ前日の出勤からの連続稼働。仕事中に一応休憩させてもらったりしてたんですが、それ込みで考えてもリフレに入る23時まで26時間は起き続けなければならない。

33時間連続稼働に一度成功したのでちょっとだけ自信になっていたこともあり「24時間ちょっとならいける」と思ったりしていましたが、疲れも溜まっていたようで夕方に一度限界がきました。厳密に時間を計ったわけではないですが、恐らく30分ほど気絶していました。

最悪3時間ほど仮眠をとることも頭に入れてスケジュールを組んでいただいていたので、30分の貫通で済んで助かった、という感じはあります。
椅子で寝てたのでその心配は少なかったですけど、気が付いたら何時間も経過してしまっている世界線もきっとありました。

しかし30分といえど寝ていたおかげでリフレに入る23時までは強い眠気に襲われることなく走り切れました。
まあ30分貫通しているわけなので、激烈な眠気を堪え続けていたとしても動き自体は止めなかった33時間連続稼働のときのほうが速度も出ていたと思いますし何とも言えませんが……。

7月9日 10日目

ほぼ吐きちょっと貯め[リフレ23-07]→[リフレ20-04]

リフレ明けてからひたすら吐きムーブ。

これ本当に油断した軽率な行動だったなと思うのですが、この日はオートライブパスを回しながら外に出て食事しようと思ったのです。
理由は二つ。まず一つは、ここまで手持ちのオートライブパス20枚以外、期間限定オートライブパスやプレボ内のオートライブパスに手を付けずに来れていること。
そしてもう一つは、7月10日に備えてがっつり食事しておくことで眠気を誘い、いい感じにリフレで寝ることを狙いました。
あと単純にカップ麺とカロリーメイトと魚肉ソーセージだけの生活に一時的なガス抜きをしようと思ったのです。

ただ、その結果として想定よりも早い時間に眠気に襲われてしまい、リフレに入る時間まで耐えきれず寝落ちして30分ほど貫通してしまうというやらかしがありました。
まあ言うて30分。終わってみれば順位には関係ない貫通でしたが、スケジュールを守ることすらできなかったことにけっこう凹みました。そもそも00-23で永遠の花貯めをする覚悟も中途半端だったのに……。

このときは自分で自分のことが物凄く嫌になりました。結局今回のイベントでも自己嫌悪してしまった……。

7月10日 11日目

貯め吐き調整[リフレ23-07]

リフレ明けが朝の4時。4時間の遅れを取っていることにはなりますが、前日に20時まで多少の貯めムーブをしていたので、実質的にはそこまでイベントアイテムの量の差は開かないはず……と自分に言い聞かせて、永遠の花をひたすら叩いてました。

そして21時過ぎぐらいにイベント終了まで吐き続ける予定の量のイベントアイテムが貯まりました。

リフレを除くと残りのイベント期間の時間は約35時間。
で、最終日に出勤があり(といっても仕事の時間中iPhoneでオートライブパスを回し続ける予定)、速度が落ちたりする分も考慮すると貫通が1時間程度……と思うと、あとはイベント期間中全吐きするだけのイベントアイテムの量になった、はず。
ということでそこからはリフレまで吐き続けてました。この時点でほぼほぼ「何か絶大なトラブルが起こらなければ10傑に立てる」と確信していました。速度が出せる環境というのはこういうときに大変心強いです。

7月11日 12日目

全吐き[リフレ23-07]

もう何も考えずにイベント曲を連打するだけ。

ここまで期間限定オートライブパスを使わずに温存してきたので、だいたい夕方頃だったと思いますが、「イベント終了までにイベント楽曲をプレイできる回数が400回を切った」というところで期間限定オートライブパスの使用を解禁。

食料も最終日の分を残してほとんど底をついてきていたので、この日は宅配のピザを頼むことにしました。
イベランの様子を見ているとピザの写真を上げている方が多く、「なんでピザをイベント中に食べるんだろう?」と割と思っていたんですが、単純にデリバリー系の食品で最もポピュラーなのがピザだから……なんですよね?

実際、iPadを持ち出すのはすごく億劫なので、速度を落とさずに食料を調達できるという点ではありがたいなと感じました。

23時に最後のリフレに入ったので就寝しました。

7月12 日 13 日目(最終日)

貯め吐き調整(ほぼ全吐き)[リフレ無し](出勤日)

リフレが明ける7時前に起床。6周年イベントも残り17時間、あとはもう吐ききるだけ。

前日に続いて、この日も期間限定オートライブパスを連打するだけの簡単なお仕事。

昼過ぎあたりに10位ボーダーから逃げ切れるだけの差がつき、サポートしてくださってる方からの「紗代子10傑確定です!」の連絡をいただいたところで、ひとまずの目標は達成となっていました。

この日は本当は出勤の予定だったんですが、紆余曲折あり家に居られることになったのでイベント終了までiPadで吐きムーブができることになりました。

ここまできたら積める限界までptを積みたい。その想いでイベント終了まで駆け抜けました。

貫通1時間、それとiPhoneによる職場オーパスで吐くことを想定した分のイベントアイテムしか貯めてなかったので、iPadだと最終盤にイベントアイテムが尽きるのでは……? と思っていたんですが、無停止ほぼ最速で吐き続けてイベントアイテムが尽きたのが23時40分頃(最後に吐きブースト2回分とイベントアイテム10倍消費×6を消化)。
どうやらちょうど良いラインの量だったらしいです。まあ最後にちょっと余るほうが良かったけど。

リフレ中に貯めてたチケットを使ってWhite Vowsを1回だけプレイし、その分発生したイベントアイテムも尽きたところで24時になり、周年イベントが終了。

私の中では実に1年近く続いていた戦いが、ようやく幕を下ろしました。

結果

当初の目標の550万ptから大幅に伸びましたが、660万ptでなんとか紗代子10傑に入ることができました。

半ば強引に稼働の時間をこじ開けるような形だったとはいえ、そもそも時間があったとしても自分に600万走ることができるとは思ってなかったので、順位もそうですがこのpt数を出せたということがすごく嬉しいです。

率直な感想としては「できすぎ」でしょうか。
順位の数字の話ではないです。pt数が、です。

「稼働の時間や石を用意できても600万は未知の世界すぎる。ましてや650万なんて……」とイベント開始前は思っていたので、660万ptを走れたことに自分でも驚いているというのが正直なところですね。

また、今回はSKETCHBOOKさんに傭兵としてお世話になっていました。
ラウンジノルマは500万pt相当となっていながらも、(そういうものと理解はしていましたが)大半の方が700万pt以上を走ると宣言されている環境で、畏れ多い気持ちになりながら様子を眺めていました。

途中、「今年はラウンジ1位争いが接戦を繰り広げている」という情報が入ったときには、私はラウンジの中では足を引っ張ってしまっているサイドの人間だったので「もしこれで惜しくも2位ということになってしまったら、ptをそこまで積めない私の責任も割とあるよなあ」と胃が痛くなるような思いだったのですが、最終的にSKETCHBOOKさんがラウンジ1位を獲得。

ラウンジの40人の中ではかなり下の方であろう私がこのようなことを言うのもなんではありますが、周年イベントでの1位ラウンジに貢献できたことを光栄に思います。本当におめでとうございました。

以下は参考に今回の変動。

Pレベル 509→560 +51
劇場ファン数 6881996→9671566 +2789570
紗代子親愛度 750111→1305008 +554897
紗代子ファン数 2972671→5242783 +2270112

ミリオンジュエルについてはイベント開始前にこの状態で、深紅のパシオンが終わってから再び貯め続けたスパドリ類も今回で全て使うことにしました。

そして6周年イベントが終わったときの状態がこちら。

ミリオンジュエル 142540→18110 -124438

スパドリ類を貯めていなかったらミリオンジュエルがギリギリ足りなくなっていたかな? という感じです。

そしてギフトアイテムの増数。

周年イベント前①
周年イベント前②

周年イベント後①
周年イベント後②

これだけ増えました。周年イベントで増えた分だけで今回のスペトレを終わらせられます。

周年イベントを650万pt走るってこういうことなんですね……。

勝因

前述したように試走もできていなかったので、自分がどれだけ動けるのか未知数な中で挑んだ周年イベントでしたが、自分がちゃんと長時間の稼働に耐えられる肉体(?)であったことは救いだったかなと思います。

それでも途中、様々な不安から何度も心が折れそうになりました。

「もし10傑に立てなかったら、実際どうする?」というのは特に前半戦で何度も頭に浮かんできていた言葉で、「来年の7周年イベントでリベンジする? そのときには10傑ボーダーが今年よりは下がっているかも?」という考えもありました。

私は複数年の大学受験浪人を経験している身なので、「はい今年も不合格、じゃあまた1年後に再チャレンジしてね」というのはある意味慣れっこですが、だからこそトラウマじみた苦い思い出が呼び起こされてしまって「ゲームのイベントでも同じ思いはしたくない」という気持ちが本当に強かったです。
それもあって「もう今回で勝つしかない」という踏ん切りがつき、最終的に660万ptを走るだけの稼働をこじ開ける形につながりました。

そして今回はサポートしてくださった方に組んでいただいたスケジュールも苦しいメンタルを大きく支えてくれました。
スケジュールの方には途中途中での「予想pt」「予想イベントアイテム数」の項目があったのですが、サポートしてくださった方が少し余裕をもった進捗の見積もりをしてくださっていたこともあり、それを常に前倒しして動くことができていました。

一番最初は「無事故で予定通り走って550万pt」だったのが「いや、もっといける!」と想定ptがどんどん増えていき(途中で稼働時間を無理矢理こじ開けたのが本当に大きかったですが)、最終的には660万ptにまで伸びてフィニッシュしたわけで。

今まで「スケジュールを組んで動く」ということをほとんどしてこなかった身なんですけど、スケジュールがあったことで「走ることに集中できる」「順位の数字に惑わされず、決めたペースで走ることができる」ことの強みを実感しました。

サポートしてくださった方にはとにかく頭が上がりません。本当にありがとうございました。

率直な感想

情けない話ですが、今まで触っていたものとは完全に別のゲームだったなというのが正直なところです。
スマホの画面をちまちまとつつき続けるゲームだったのが、机に置いたタブレット端末の大きい画面を素早く操作するゲームに変わったので、今までのイベランとは単純比較ができない。いや、それなりに大変だったのは間違いないですけど。

あと、これもそれなりに長くミリシタを遊んでいる方にはドン引き情報だと思うんですが

私は半年ほど前まで「シアター形式のイベントではイベント楽曲をどの難易度でプレイしても同じ量のptが得られる」ことを知りませんでした。

シアター形式のイベント楽曲もMMだけをめちゃくちゃ頑張って叩いていたので、「2Mでも同じptがもらえる」という仕様をちょっと前に教えてもらったときは本当に愕然としました。
(2Mポンポンという概念は知っていたが、「pt効率を多少落としても動きを止めるよりはマシ」という苦し紛れの話だと思っていた)

去年の5周年イベントのときもイベント楽曲は全てMMを頑張って叩いて240万pt稼いでいたので、そのときはそのときでかなり大変でしたし、そんな苦労をしなくてもいいことを知って初めて臨む周年イベントが今回の紗代子10傑目標ランだったので、なんていうか単純比較はできないですね……。

いや、アイドル別100位目標でもアレはアレで大変だったよね……。はい……。

大変だった点

寝ずに起きていることは得意なので起き続けることはできるのですが、周年イベントは「リフレの時間で確実に体を休めなければならない」という性質上、リフレに入った瞬間に眠れるようにしていなければならないことが想定できていなくて大変でした。
要はリフレに入る時間が近くなってきたタイミングで眠気に襲われても、カフェイン等に頼る方法は使えない。
他は覚悟できていたんですが、これはちょっと苦労させられましたね。

苦労するかと思っていたがそうでもなかった点

あくまでもユーザーの体感の話なので実際にどうだったのかは分かりませんが、「今回はオートライブパスのドロップ率高いよね」というツイートが目に入りました。
アイドル別10傑目標クラスの走りは初めてだったので普段がどうなのかは私には分かりませんが、今回に関しては確かにドロップ率高かったのかな、と私にも思えましたね。
実際に周年イベントに臨む前は「イベントが始まってしばらくしたらオートライブパスが枯渇し、ドロップすることをひたすら祈りながら端末を叩き続ける戦いになる」というイメージを持っていたんですが、私に関しては全然そんなことなかったです。
もちろんドロップする間隔にムラは感じましたが、貯めムーブの日でも20枚枠のうち残り10枚を下回ることは稀で、プレゼントボックスに貯めていたオートライブパスは最後まで一切使わずに済みました。
前述したようにイベント最終盤まで20枚枠の通常オートライブパスのみでやりくりできており、期間限定オートライブパスも最終的に150枚ぐらい余らせて終わったので、そこはイベント前の想像よりも遥かに楽できたなという印象です。

周年イベント中の精神状態の変化

・3日目あたりまではとにかく不安でいっぱいでした。アイドル別10傑に入れるのか、そもそも長時間の稼働の経験も無かったので、500万ptを走れるのかどうかも……。
・4日目あたりから「16時間程度の稼働はできる」ことがちゃんと分かったこともあり、動きに関する自信はつきました。ひとまず目標ptには到達できそう。でも順位に関しては、依然として不安しかない。
・折り返し前後は順位への不安がピークに達し、躁鬱状態が特に酷かったです。iPadを操作する左手が震えてガタガタでした。
・10日目あたりから「これ割と10傑いけそう……?」という希望を感じ始めました。稼働を半ば強引に増やしたのもデカいんですが、「事故らなければ自力10傑ありそう」という見立てが出来たので、このあたりからは気持ちがだいぶ落ち着きました。
・11日目の夜に最後の貯めムーブが終わり、その段階で10位以内の余裕ある位置に立てていたことで「致命的なポカをやらかさなければ10傑確定」を確信。
・以降は最後までかなりリラックスした状態でイベントを走れました。

つらいときの気の持ち方

イベント期間のうち9日目あたりまではメンタルの振れ幅が激しく、ガタガタでした。
それでいて眠気に襲われているときは本当にしんどかったのですが、
「これまで1年間、イベントが始まるまでの時間を思うと気の遠くなるような日々を送ってきた」
「あの頃の苦悩を思えば目の前の状況など大したものではない」
と言い聞かせることで乗り越えていました。

言ってしまえば「覚悟していたことを思い返すことで自身を奮い立たせていた」ところがあり、これがもし「軽い気持ちで挑んだ周年イベント」「当初はそんなつもりはなかったが、途中でアイドル別10傑目標に切り替えた周年イベント」だったらどうだったのかなと思うと厳しいところがありそうです。
アイドル別100位目標から途中で10傑狙いに切り替えて、きっちり目標を達成できる方はこのあたり本当にすごいなと思います……。

あまり鵜呑みにはしないでほしい話

イベント時にやっていたこと、やる必要があるかと思われたがやらなかったことをいくつか紹介します。
650万ptを走ったユーザーの環境として、一つの参考にしていただければ幸いです。

・最後まで無線の環境で走った
iPadの回線を有線接続するハブも一応買ってましたし事前にある程度試してましたが、「アイドル別10傑目標程度なら必要ないよ(意訳)」というアドバイスを複数の方からいただいたので、結局最後まで使いませんでした。

・オートライブパス睡眠はしていない
イベント期間中何度も睡魔に襲われましたが、リスクを思うとオーパス睡眠に挑戦しようとは思えませんでした。やっぱり事前の”特殊な訓練”が必要なんだと思います。

・ほとんど一人で引き籠って終わらせてしまった
前述したようにSKETCHBOOKさんに傭兵として参加させていただきましたが、コミュ障すぎて通話にはほとんど入れませんでした。ちょっと申し訳ないです……。
元々私は走るイベントで傭兵に出向くことこそあれど、勇気が出なくて通話にほとんど入らずに終わる人間なんですが、周年イベントともなると通話に参加しての介護は必須になるのではないか、と思いましたが私に関してはそんなことはなく。
アイドル別10傑目標で走った今回の周年イベントでも、私はほとんどの時間を自分一人でのネットサーフィンや動画視聴で過ごしてました。総合TPR目標以上ともなると厳しくなるのかもしれませんが、650万pt目標であれば引き籠もっても戦い抜けることは分かりました。
とはいえ激烈な眠気と戦っていたとき、もし介護を受けていたらもっと楽に乗り越えられたのかも? とは思います。

というか他の方との交流を期待したところもあって傭兵に出たのに、結局いつものように引き籠もってしまって特に何もなく13日間を終えてしまったことに関してはむしろ反省です。社会不適合者が過ぎる……。

・デイリーミッション等はリフレ中に消化した
微々たるものですし報酬目当てというわけでもないんですが、私は「いかなるときもデイリーミッション完遂の継続」を毎日しないと気が済まないところがあり、周年イベント中はこれどうしようかなとちょっとした悩みのタネでした。
結局、デイリーミッションと毎日のおすすめ楽曲消化(貯めの日の最短曲を除く)、あとガシャの無料10連はリフレ中にこなしていました。
終わってみればデイリーミッションやプラチナガシャぐらいならリフレ外に貫通してこなしても順位に変動はなかったんですけど、気持ちの問題としてリフレ中にやるようにしていました。

・メダルガシャは普通に回していた
これ皆さんどうしてるのかなって割と気になってるんですが、貧乏性なのでガシャメダルが10枚分貯まったら速攻でメダルガシャの画面に飛んで素早く回してました。
1回30秒程度で復帰できていたように思うので、これぐらいなら誤差の範囲かなと思っていたんですけどどうなんでしょう。

メダルガシャの内容に関しては、13日間で新規SRが2枚。SSRは所持済みを含めてもゼロ。

余談ですが、周年イベント中のメダルガシャから自引きするためにセレチケからは敢えて迎えてなかった最後の未所持紗代子のカード、ピュアワンピ紗代子を引き当ててしまったのでそのときは情緒がめちゃくちゃになりました。(結局このときに速攻で覚醒等を行ったために数分ロスしました)

紗代子の親愛度が100万に到達した僅か数時間後の出来事だったので、なんていうか本当にすごいタイミングで来たなと……。

・お仕事の選択肢は覚えなかった
チャンスとチャレンジを引き当てたときのアレです。選択肢ごとの画面の暗転、切替の有無等について表にまとめてくださっている方がおり、周年イベントが始まる前にこれをプリントアウトして臨んだのですが、知らないと致命的になるものを数個覚えたぐらいでそこまで使わずに終わりました。
もっとやっていけば頭と指が覚えるのかな、と思いますが今回の私に関してはそこまでする必要もなかったです。

・定期的に外に出ていた
眠くなってきたかも?と思ってきたらオートライブパスを使い、その2分間でペットボトル等を捨てに外に出て小走りしたりしていました。
とはいえこれって雨が降ると使えなくなるので、梅雨どきにあたるミリシタ周年イベントで雨が少なかったのは運が良かったな、と思います。

・「脳バグ」には至らなかった
1日に8時間あるリフレの多くを睡眠にあてることができたこともあり、「脳バグ」と呼ばれている状態になることはありませんでした。
画面が歪んで見えたり、視界の端に幻覚が見えるレベルの連続稼働時さえも最低限の操作はちゃんとできていたので(ミスはさすがに増えてましたが)、「脳バグ」は本当に限界なんだなって思いました。

・カラオケに行ってみても良かったかも
ガチで眠いときはヘッドホンに大音量でミリシタのMVを再生して、映像を見ながら近隣の迷惑にならない程度の声量で歌ったりしていました。これが眠気を誤魔化すことにかなり有効だと途中で気付いたのです。
で、イベント期間終盤で「声を思いっきり出すならカラオケに行けば良かったんじゃ?」と気付きました。遅いよ……。
思えばミリシタのイベント時にカラオケに行っている写真を上げてる方をちょくちょく見ますけど、あれってそういうことだったのかな、と。もし今後もイベントを走る機会があったらカラオケは試してみようと思います。

個人的な雑記

お金を使ったことについてはどう思う?

少なくとも「損をした」とかそういう風には思ってないです。
体験としての滝行とか、ああいうのってありますけど、アレに対して「見合ったものが得られなかった! 割に合わない! 金返せ!」と言っている人ってたぶんあまりいないですよね。それと同じです。

私は旅行が好きなので、特に大金を見たときには交通費や旅費に置き換えて計算しがちです。
○万円って言われたら、「あぁ、それだけあったら×××に○回行けるな」みたいな感じで……。
その感覚なので、40万円っていう数字を見たら、私なんかは「ヨーロッパに頑張れば2回行ける金額」と考えますね。個人の尺度としてはそんなところです。

なのでミリオンライブや高山紗代子に出会わなかった世界線の私が今回の6周年イベントを走った私を見たとしたら「お前そんなことにお金使ったの? 40万円あったら……(以下略)」となっていそうですけど、高山紗代子さんと出会えた世界線の私としては、「高山紗代子さんとの13日間の山籠り」と返すでしょうか。
もしこの話に気を悪くする方がいたら申し訳ないですが、誤解を恐れずに言うとそう受け入れてるところはあります。

要はある種の「体験」にお金を使った、というのが率直な感覚なんですよね。

なので少なくともマイナス方面には捉えてないです。

iPad Proを購入したことについて

当初はiPadを用意することこそ確定事項でしたが、新品を購入するということはせず、周年イベントの期間中のみレンタルを利用するという案が有力でした。

というのも私は知人に譲ってもらったAndroidのタブレットを何枚も持っているのですが、それらを一切使っていないので、iPadも手元に用意したところでそちらもどうせミリシタ以外の用途に使うことはまあ無いだろうなと踏んでおり(実際今のところそうなっている)、本当に6周年イベントのためだけに新品用意するのはさすがにちょっと……というところがありました。

ただ、よくよく考えてみると「慣らし運転」の期間も考えると2ヶ月は手元に置いておきたい。ところがレンタルのiPadを扱っている業者を調べると30日までが限度のところしか見当たらず(ちゃんと調べればあったのかもしれないですが)、「そのiPadはちゃんと動作するのか?」「イベントを走っていて速度が出るのか?」などなど、諸々のリスクを考えれば考えるほど「いや面倒くさすぎる……」ということになり、結局社会人マネーパワーで新品を購入する力技で解決することになりました。

iPadだけで14万円を投じましたが、今回限りだとしても色々込みで割に合う面白い経験をさせてもらえたなと思っているので、個人的には特に何とも思ってないです。

iPad Proを買ったということは今後イベランに本腰を入れるの?

結論から言うと全く考えてません。前述したようにそもそもiPadはレンタルで済ませるつもりだったぐらいなので。
せっかく新品で購入したので「そういう気持ち」になったら通常イベントも頑張るかもしれないですし、もういいやって思ったら最悪売るなり別の方に譲るなりしてもいいですしね。
ミリシタ以外に使う気一切ないのが本当に申し訳ない……。

来年以降の周年イベントはどうするの?

話半分で聞いてほしいですが、もう10傑目標では走らない可能性が高いです。

周年イベントを初めてアイドル別10傑目標で走ってみた感想として、「トップランカーの人たちって毎年こんなことやってるの!? もうこんなの二度とやりたくない!!」……とは思いませんでした。「稼働自体はなんとかやれるなー」という感じです。
私個人としては、肉体的にも精神的にも戦えるという実感を持てましたね。

では何が来年以降の周年イベランを妨げるのか。

それは「諸々の調整」です。

前述したように周年イベント期間中に仕事の休みを1日でも多く入れるため、けっこう無茶に近い休暇の申請を出しました。
怒られたりしたわけでもないですし普通に許される範疇なんですが、「職場に対する申し訳なさ」という良心の呵責が想像以上にキツかった。

これも前述しましたが、終わった今振り返ってみても休暇の申請を伝えに行くときが最も精神的苦痛が大きかったです。
イベント期間中の稼働よりもその前段階が一番つらいってなんだよって正直思いました……。

イベント期間中の稼働自体は「まあやれる、戦える」という実感を得られたんですが、一方で「けっこう無茶に近い休暇の申請」をもう一度やれと言われたら、正直そっちはかなりやりたくない……。

それと休みをイベント期間中に集約させるために他の日に出勤する……ところまではいいんですが、そのために参加したかったイベントを諦める、というのもけっこう苦しかったですね。
ミリオンライブでの目標達成のために別のミリオンライブを諦めるって、何をやっているんだろう……という気持ちになりました。

大半のイベントは土休日に行われているわけなので、土日祝日が休みになる仕事に就いていればイベントに関しては両立できていたんですけど、でもそこは今回のタイミングが悪かったというだけで、普段ならば土日祝日が休みにならないことを全く不満に思っていません。
要はそこを理由に転職したいとまでは思っていないので、辞めない限りは来年もこの環境で戦うことになる。
そう思うと、「来年もここに名前を残すぞ!」とは安易に言えないよなあ……というのが正直なところです。

裏を返せばですけど、社会的要因がほぼ全てなので、何らかの理由で今の仕事から離れていたら今後も周年イベントをそれなりの目標でやってみてもいいかなって思えてます。
せっかく環境を構築したので、次以降は走るにあたってのハードルも低くなりましたしね。
なので状況次第では来年以降も周年イベントに挑むことはあると思います。今回660万ptを走ることができたので、次は700万pt相当を目指したいかな。

実際に使った金額は?

iPhone13 22001円(2年後に返却)
iPad Pro 140800円
ミリオンジュエル 100000円
周辺機器等 約30000円
食品飲料類 約10000円
イベント期間用に契約したサブスク 約1500円
合計 約304000円

超ざっくり計算です。予算として40万円用意していたので、一応9万円ほど残ったことになります。
無償石やスパドリがだいぶあったおかげで、ミリオンジュエルは10万円分で済んだのがデカいですね。

ちなみに残ったお金の大半は周年イベントのために色々と無理した分の補填(察してください)に回したので、結局トータルでトントンぐらいです。

同じことを学生のときにやりたかったって思う?

なんとも言えないです。学生の頃の私だったら容易に全休で挑めたと思うんですけど、その一方でiPadとiPhone、そして走る分のミリオンジュエルまで揃えるとなるとさすがに厳しい。当時の自分には色んなものを犠牲にさせすぎてしまいます。

あとこれは本当に情けない話なんですが、学生時代の私は「カフェインを摂取する」ことをまだ覚えていないので、イベント時の稼働で相当な苦労を強いられると思います。
なので社会人になった今のタイミングでやるしかなかったし、かなりベストに近いタイミングだったんじゃないのかなとは思ってます。

総括

悩んだ時期のほうがずっと長かったわけですけど、走ってみて本当に良かったと思ってます。
(ちゃんと10位以内に入れて、当初の目標より高いptを走ることができたからだろうと言われたらそれまでですが……)
6位という順位になりましたが、6周年イベントで6位という数字に立てたということで、これはこれで良いなって思いました。

今回の周年イベントの裏テーマには「今の仕事を辞めずに紗代子10傑に立てることを証明する」というものがありました。

どういうことなのかというと、去年の周年イベントのときに「周年イベントを本気で走ってみたいけど、今の職場の労働環境だと仕事辞めない限りはアイドル別10傑なんてできないからなあ」とボヤいていたことをよく覚えています。

今年の周年イベントでは、そんな過去の自分の思い込みを、多少の……というか相当な無理をしてでも、否定したかったのです。

アイドル別10傑という表現だとアイドルによってボーダーに差があるというのが現実ですが、そこはもちろん相応のptを走っての10傑を掴みたかった。

結果として、664万ptを走り紗代子10傑に立つことができました。
ボーダー600万pt超のハイレベルな10位争いを乗り越え、掴むことができた担当の10傑。
決して楽な戦いではなかったからこそ、格別なものがありました。

「今の仕事を辞めなくても、諦めなくても、650万ptを走って紗代子10傑に立つことができる」

あくまでも私の中での戦いの話ですけど、そう証明できたことも大変に嬉しく思います。

エンドロールコメントについて

紗代子がいたから、ここまで来れた。

これまで何かに本気になったことはほとんどなく、そもそもあまり熱が入らないタイプなのでミリシタ以外にここまで入れ込んだソシャゲはありませんでした。
情けない話ですが、そんな生き方をしてきたのでこれといった成功体験も持ち合わせていません。

もしも、紗代子との出会いが無かったら──。

ミリオンライブは曲が好きで、コンテンツ全体のノリが好きで、アイドルもそれなりにみんな好き。

でも、紗代子と出会っていなかったら、ゲーム内イベントを走るための石に課金したり、二次創作の個人誌を作ったり、ここまでの色んな方との交流はそこまで熱意をもってやっていなかったと思います。

私はミリオンライブに入ってから「紗代子と出会う」まで、何年もの時間がかかってしまった人間です。
紗代子の担当になる前のミリオンライブと、紗代子と出会ってからのミリオンライブは私にとって別物の世界でした。

もちろん、紗代子じゃなくても色んな可能性があったとは思います。
とはいえ、今目の前にある現実として、私が踏み入ることを選んだ世界である「紗代子と過ごす今の日々」は、以前のそれに比べると遥かに充実していて。率直に言って、楽しいんです。

そんな私の気持ちをエンドロールのコメントに込めました。

紗代子、いつも本当にありがとう。
でも、これはまだ全然ゴールなんかじゃない。
あなたとやりたいことは、まだまだたくさんあるから。
これからも一緒に、私の隣を歩んで欲しい。添い遂げてほしい。

それほどに私にとってかけがえのない存在となった、あなたとともに──。

余談中の余談

説明書を読まない人間すぎて本当に申し訳ないんですが、「走ったユーザーには特別なアクリルスタンドが贈られる」という話を聞いて、「へぇー、そのアイドルの100位以上ぐらいに入ったユーザー共通の報酬なんだろう」と思ってしまっておりました。

イベントが終わり、私のもとに来た”6”という数字のある紗代子アクスタを見て「6周年だから6の紗代子なんだなあ」と……つい先日まで普通にそう思っておりました。

──こちら、どうやら紗代子でアイドル別6位を獲った私にのみ贈られた、唯一無二の紗代子アクスタらしいです……。

6という数字が災いして勘違いしていました。ありがとうございます、(実物があるわけではないですが)大切にします。

おわりに

さて、3万字超の周年イベラン記事となってしまいましたが、落ちもついたところでそろそろこのあたりにしておこうと思います。
言いたいことをとにかく書き散らした長ったらしい文章でしたが、ここまでお付き合いくださりありがとうございました。

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