記事一覧
ゆるいPython [2]
前回からの続きです。
状態「なにを」の部分には数値モデルを,「どうする」の部分には計算モデルを使うのがプログラムの基本です。数値にできることならなんでも,プログラムにすることができます。計算にできることならなんでも,プログラムで答えを得るための手段にできます。
基本的なプログラムでは,変数をプログラムの入口として使います。変数を使って数に名前をつけることで,課題の定義をするのです。そして変数を使
ゆるいPython [4]
前回からの続きです。
ライブラリPythonのプログラムを理解するときに,「データ構造」と「アルゴリズム」という二つのキーワードを意識することは大きな助けになります。Pythonの場合,データ構造は組み込み型を組み合わせてモデル化したものなので「数値モデル」の仲間です。アルゴリズムは,データ構造を目的の状態に変えるために使われる計算を含めた手順のことを指します。「計算モデル」ですね。
プログラム
ゆるいPython [3]
前回からの続きです。
データ構造リストのようなデータのことを「データ構造」と呼びます。プログラミングの基礎となるデータは数です。制約条件を持たせて数を複数集めることで作られるのがデータ構造です。
Pythonでデータとしての文字を表現したいときには「文字列」というデータ構造を使います。文字列は,次のように引用符で囲んで表現します。Pythonのプログラム自体,文字を使って記述します。プログラムを