ガス代節約!別のチェーンにETHを移動する方法【ブリッジ】
こんにちは。ルピナス暗号資産ナビゲーターのshibaです。
こんな経験ありませんか?
Binanceなどの取引所でETHを購入し、メタマスク(ウォレット)に送りたいけどEthereumメインネットはガス代が高いのでBSC(Binance Smart Chain)を使って送金した。
でも後々エアドロップ等の作業でEthereumメインネット(以降、Ethreum)にETHを入れておく必要が生じたからBSCからEthereumに移動したいけど、簡単に送る方法が知りたい!
というわけで、メタマスクにはブリッジという機能がついていますので、この記事ではそのブリッジを使う方法をお伝えします。
この記事は、暗号資産(=仮想通貨)投資コミュニティ、ルピナスの投資講座の内容に基づき書いています。
暗号資産の投資からWeb3.0、ブロックチェーンのことなど、暗号資産を取り巻く情勢について解説しています。その目的は暗号資産投資のリスクヘッジであり、より小さなストレスで最大の利益を得ることです。
私自身もこの記事を書きながら勉強している身で、この記事を読んでくださるあなたと共に学んでいければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
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※本記事では、仮想通貨、暗号通貨、暗号資産などの用語が登場しますが、これらは基本的に同じ意味です。
1.ETHの保管方法
ETHの保管方法として代表的なのが、メタマスクというWEBウォレットです。
Google Chromeなどの拡張機能としてインストールできて、Ethereum系のいろいろなネットワーク(ブロックチェーン)に対応しているのでとても使い勝手がよいです。
ただ私自身がそうだったのですが、初心者の頃というのはこのブロックチェーンごとの違いだとか、どのネットワークで保管しておくのがよいのか、判断が付きません。
例えばETHを送金できるネットワークは、BSC(Binance Smart Chain)やSolana、Abalancheといろいろあり、何より送金時のガス代が違います。
1年ほど前にETHを購入してメタマスクに送金する際、私は安易にガス代が一番安いネットワークを選択肢、BSCでメタマスクに送金しました。
でも最近になって、ALTlayerというエアドロップに対応するため、Ethereum上のETHが必要だとわかり悩んでしまいました。
一度BinanceやBybitなどの取引所(CEX)に送ってまたメタマスクに送金するか、DEXを使って交換する方法があるのか。
そこで調べてみると、ブリッジという便利な機能があることに気付きました。
2.Ethereumのガス代
ちなみにEthereumのガス代は、以下のサイトなどで確認できます。
ガス代の単位がちょっとわかりにくいですが、gwei(グウェイ)という単位が使われます。
GweiはETHの10億分1の少数を表す単位です。
1Gwei=0.000000001 ETHです。
上の図で最近のガス代がだいたい30gweiとなっていますが、実はもう1つガス代を決定する要素があって、上の図の表の中にある使用ガスという欄です。
イーサリアムだと21,000となっていて、これが必ずかかってきます。
なので、2024年2月25日現在のETH価格が1ETH=$2995なので、ガス代は、
21,000×30gwei×0.000000001×$2995=$1.89
と計算できます。
とはいえ、直近30日間のガス代でも以下のように大幅に変動しているのが現状ですし、時間帯によってもガス代が変わってきます。
出典
なので、ガス代が安い時間帯で取引するのが経費を抑えるコツですね。
3.BSCからEthereumへのブリッジ
メタマスクに保管したBSCのETHをEthereumに「ブリッジ」を使って送金します。
ブリッジというのは、チェーンをまたいで暗号通貨を送金するサービスで、このサービスを提供している業者もたくさんあります。
注意が必要なのは、ブリッジを装った詐欺サイトが多く、安易にウォレットを接続すると暗号通貨を盗まれてしまいかねないと言う点です。
ですがこれからお伝えする方法は、メタマスクウォレットから直接ブリッジアプリを開けることと、メタマスクがお勧めしているブリッジツールを使えるという点で安心感があります。
メタマスクのブリッジ機能から使えるブリッジツールは、以下の4種類です。
cnnext
Polygon
Celer cBridge
Hop
■BSC→Ethereumへのブリッジ
以下の手順は、ETHをBSCチェーンからEthereumチェーンへブリッジを使って送金する方法です。
まずメタマスクウォレットを開き、ブリッジアイコンをクリックします。
するとメタマスクのブリッジサイトへ飛びますので、改めてウォレットを接続します。
以下6ステップを実施します。
所有通貨のチェーンを選択
送金先のチェーンを選択
送金額を入力
受取額を確認(自動計算)
ブリッジに必要なガス代を確認(自動計算)
OKなら実行
その瞬間でガス代が低いブリッジツールを、4社の中からメタマスクが選んでくれるので楽ですし、詐欺の心配をしなくてよいので安心です。
その後、以下のように何度か承認作業を繰り返せば完了です。
私は最初、メタマスクからBinanceやBybitなどのCEXに送金して、もう一度メタマスクに送り直そうと考えました。
でもこのブリッジを使えば、2回の手順を1回に省略できますし、ガス代も抑えられてお得です。
チェーンが違う場合は、ブリッジ機能を試してみてください。
まとめ
今回の記事では、メタマスクのブリッジ機能を紹介しました。
最後に簡潔にまとめてこの記事を終わりたいと思います。
■今回の記事のポイント
ETHなど複数のチェーンに対応している通貨は、必要に応じてチェーンを変更する必要があるが、その際ブリッジが役に立つ
ブリッジは詐欺サイトも多いため、安易にウォレットを接続しないことが重要
ガス代は時間帯によっても異なるため、取引が混みあわないタイミングで送受金するのがよい
この記事では、できるだけ初心者の方にわかりやすく書いているつもりですが、よくわからないところなどコメントいただければ別の記事で補足していきたいと思います。
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以上、ここまで読んでくださりありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
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