見出し画像

ChatGPTが生み出した投資チャンス!暗号通貨市場への影響に注目

こんにちは。ルピナス暗号資産ナビゲーターのshibaです。

AI関連の暗号通貨の価格が2023年1月から2月にかけて急上昇しました。

今はひと段落したのか、踊り場に差し掛かっているようですが、このAI関連銘柄の市場が過熱したのはなぜか、今回はそこを見ていきたいと思います。

既に聞いたことがあるかもしれませんが、発端はChat GPTのリリースです。暗号通貨を勉強していると、最先端のテクノロジーなんかとも関係しているので楽しくなってきますよ。

この記事は、暗号資産(=仮想通貨)投資コミュニティ、ルピナスの投資講座の内容に基づき書いています。

暗号資産の投資からWeb3.0、ブロックチェーンのことなど、暗号資産を取り巻く情勢について解説しています。その目的は暗号資産投資のリスクヘッジであり、より小さなストレスで最大の利益を得ることです。

私自身もこの記事を書きながら勉強している身で、この記事を読んでくださるあなたと共に学んでいければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

以下のLINE公式アカウントでは、暗号資産に関する時事や情勢の変化、投資で勝つマインドセットなどを無料配信しています。仮想通貨への投資はなぜリスクだと言われているのでしょうか?ぜひ友だち追加して確かめてみてください。

ルピナス無料会員登録

また、ルピナスのホームページでは、暗号資産に関わる様々な情報提供を行っていますので、併せて参考にしていただければと思います。

※本記事では、仮想通貨、暗号通貨、暗号資産などの用語が登場しますが、これらは基本的に同じ意味です。

1.Chat GPTって何?

冒頭で紹介したChat GPTをご存知でしょうか。

最近世間を賑わせているので、知っているという方も多いかもしれません。

Chat GPTは、Open AIという企業が開発したチャットボットです。

チャットボットはチャット(会話)とロボットを組み合わせた造語です。チャットボットにもいくつか種類はあるようですが、Chat GPTではAI(人工知能、Artificial Intelligence)が回答するシステムとなっています。

Open AIは、2015年に非営利法人として設立されました。その後2019年にOpen AI LPという営利法人を立ち上げ、”Capped profit company”となっています。

あまり馴染みのない言葉ですが、要は非営利と営利の中間で「限定的な利益を追求する会社」のようです。新しい形なんでしょうね。

■Open AIの設立

Open AIを2015年に立ち上げたのは、テスラの創業者イーロン・マスクやY Combinatorのサム・アルトマン、Paypal創業者の一人ピーター・シール達でした。

Y Combinatorは、スタートアップ企業を支援する会社で、出資も担っています。Y Combinatorの支援を受けた有名企業には、AirbnbやDropboxなどがあります。

そんな名の知れた投資家達が立ち上げるOpen AIとは何か、世界が注目しました。

Open AIは、以下のミッション(使命)を掲げています。

“Our mission is to ensure that artificial general intelligence benefits all of humanity.”
(私たちの使命は、汎用人工知能が人類全体に利益をもたらすことを保証することです。)
※出典:https://openai.com/about

彼らOpen AIがリリースしたChat GPTは、Artificial General Intelligence:AGI(汎用人工知能)と呼ばれています。

もちろん、AIの研究・開発をしている企業はOpen AIだけではありません。Deep MindというAlphabet(Google)の子会社は、Open AIよりもさらに5年前から研究・開発を開始していました。

ただ、Open AIは創立者の顔ぶれやその投資額の面で世界的に注目を浴びることになりました。

■Chat GPTのリリース

そして今回暗号通貨の市場を揺るがすきっかけとなったのがChat GPTのリリースです。

Chat GPT:Generative Pre-trained Transformer

Chat GPTはこちらから使用できます

Chat GPTはAIチャットボットで、私達が打ち込んだ質問に人間のような回答を返してくれるチャットシステムです。

今はChat GPTでAI業界が盛り上がっていますが、10年ほど前にはDeep Mindが発表したネコを認識したディープラーニングが世界中で話題になっていました。

実はこれらAIの研究は古くは1950年代から行われてきていました。

下図に示すように、今は第3次AIブームと呼ばれています。

人工知能研究の見取り図

話が暗号通貨から脱線してしまいますのでAIについてはこの辺にしておこうと思います。

AIについて興味のある方は、松尾豊氏の著書「人工知能は人間を超えるか」などを読んでみると面白いかと思います。

2.加熱するAI関連プロジェクトの暗号通貨(トークン)

Chat GPTがリリースされたのは、2022年11月でした。

それから世界中の人がChat GPTを使い始めると、AIブームの到来を予測した投資家がAI関連の暗号通貨への投資を開始しました。

下図は、2万種類以上の暗号通貨の価格を追跡できるCoinMarketCapというWEBサイトから、時価総額の大きい方から6種類、AI関連の暗号通貨を取り出して価格の推移を示したものです。

AI関連プロジェクトの価格の推移(2022年~2023年4月)

どの暗号通貨も2023年1月~2月あたりから急激に上昇していますよね。

2022年11月のChat GPTリリース以後、足並みを揃えたように同じ動きをしています。

価格変動は、どの通貨も5倍~10倍以上の上昇という暗号通貨ならではのボラティリティ(価格上昇)です。

暗号通貨の価格は、最新のテクノロジーと密接に絡み合っていることがよくわかります。

暗号通貨への投資とリターンを考えれば、世界の動向を勉強し続ける価値は十分にあるのではないでしょうか。

3.気になるAIプロジェクトの中身は?

CoinMarketCapから紹介した6つのAIプロジェクトのうち、上位3つの概要をみてみたいと思います。

■SingularityNET (AGIX)

SingularityNET(シンギュラリティネット)は、AI関連サービスのマーケットプレイスを運営しています。

要は、AIアプリケーションを作って売りたい人と、買って利用したい人をつなぐ仲介サービスと考えていただければよいかと思います。

ただ、AI関連サービスと言ってもなかなかピンとこないかもしれませんね(汗)

例えば、SingularityNETでは次のようなサービスが販売されています。

  • 英語音声を自動でテキスト化してくれるツール

  • 低解像度の画像を読み込んで高解像度の画像に変換してくれるツール

  • 音声を他の言語に翻訳してくれるツール

どれもAIならではのツールですね。

SingularityNETのマーケットプレイスは、下図のような感じです。

SingularityNETが運営しているマーケットプレイス

■Fetch.ai

Fetch.aiは、エージェントと呼ばれるプログラム(AI)が核になっていて、エージェントがいろいろなデータを自動的に収集、活用することで私達人間の生活を便利にしてくれるプロジェクトです。

いろいろなデータと言ってもこれまたイメージが難しいと思います。

例えば、道路を走る自動車の速度です。各自動車が時速何kmで走っているのか、エージェントが速度のデータを収集して、道路の混雑状況を判断します。その結果をもとに、私達人間に最短最速のルートを提供する、というようなものが考えられます。

あくまで私が推定した一例ですが、速度のデータはこれまで売買の対象とは見なされないものでしたが、エージェントが自動で収集して道路の混雑状況の判断材料とするのであれば少額とはいえ売買対象にすることができます(人間の手間賃が不要)。

ここでは自動車がインターネットにつながっている状態、つまりIoT(Internet of Things)を前提としています。

Fetch.aiの構想はまだまだ道半ばのようですが、今後が楽しみなプロジェクトですね。

エージェントを中心にデータがつながるFetch.aiのイメージ

■Artificial Liquid intelligence

Artificial Liquid Intelligence(ALI)は、alethea.aiが発行しているトークンです。

alethea.aiは、Character GPTというサービスを提供しています。

Character GPTは、私達人間の言葉から「対話」のできるAIキャラクター(アバター)を創り出します。

さらにalethea.aiは、この会話できるアバターをNFTにすることを考えました。AIとNFTを統合して、iNFTが誕生しました。

iNFT:Intelligent NFT(Non-fungible token)

NFTについては、下記の記事も参照していただければと思います。

iNFTの将来性についてはまだまだ未知数ですが、AIとNFTを融合させることで新たな製品開発につながることが期待されています。

なお、下図はalethea.aiのWEBサイトです。

Alethea.aiが提供するCaharacterGPT


正直なところ、書いている私自身もまだまだわからないことだらけです。完全に理解はできずとも、こうした最新テクノロジーが日々進化し続けていることを頭の片隅に入れておくとよいのかなと思っています。

最先端を追い続けていれば、どこかで大きな投資チャンスに巡り合うかもしれません。

よかったら一緒に勉強しませんか^^

まとめ

今回の記事では、Chat GPTを皮切りに話題沸騰中のAI(昨今ではAGI)の研究・開発の一端をご紹介してきました。

最後に簡潔にまとめてこの記事を終わりたいと思います。

■今回の記事のポイント

  • Open AIのChat GPTリリースが引き金となって、AI関連トークンの価格が急上昇した

  • AI関連トークンの価格推移は、CoinMarketCapなどの価格追跡サイトで確認できる

  • 最新テクノロジーの研究、開発の現状を勉強すると思わぬ投資チャンスに巡り合うかも


この記事では、できるだけ初心者の方にわかりやすく書いているつもりですが、よくわからないところなどコメントいただければ別の記事で補足していきたいと思います。

以下のLINE公式アカウントでは、暗号資産に関する時事や情勢の変化、投資で勝つマインドセットなどを無料配信しています。仮想通貨への投資はなぜリスクだと言われているのでしょうか?ぜひ友だち追加して確かめてみてください。

ルピナス無料会員登録

また、ルピナスのホームページでは、暗号資産に関わる様々な情報提供を行っていますので、併せて参考にしていただければと思います。

以上、ここまで読んでくださりありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?