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それもあなただ(小説まとめ)

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自作の小説をまとめたマガジンです。
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#創作小説

なんか生きてたってみんな言うんです(小説)

 その夜は妙に客入りが悪かった。  隣町で祭りがあるからそれなりの売り上げを見込んでわざ…

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柴田彼女
13日前
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完璧な恋人(小説)

小説  マッチングアプリで知り合った、と他人に告げることに、なんとなく抵抗があるのは私が…

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柴田彼女
1か月前
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魔法少女は卒業できない(小説)

 チッチは、 「ああ、君こそ魔法少女に相応しい。その秘められた力で、世界を救うんだ」  私…

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柴田彼女
2か月前
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悲しくておめでとう(小説)

 まだ上手に一人で歩けなかったころ、膝をすりむいて泣いてしまったある日の夜、父は家族三人…

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柴田彼女
3か月前
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そこにあるもの(小説)

 カロリーメイト、インゼリー、エナジードリンク、時々、カップ麺。  昼時の綿野くんの食事…

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柴田彼女
4か月前
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指が立つ、火が灯る(小説)

 小指を立てる。小さな火が灯る。ほんの一秒か、それ以下か。  私に使える魔法は、たったそ…

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柴田彼女
4か月前
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しおりちゃんの家(小説)

 しおりちゃんの家はなんだか少しおかしい気がする。お母さんがいつも笑っている。突然遊びに行っても、 「いらっしゃい、寒かったでしょう? ココアでも飲む?」  なんて言って、チョコレート菓子と一緒に小さなおやつをくれる。  部屋の中はテレビドラマみたいにぴかぴかに片づいていて、埃一つ落ちていない。テレビゲームはなくて、よくわからない何かの国の言葉で書かれた書籍やカードがたくさん本棚に詰まっている。 「ウィンリッシャル生命法っていうの。和枝ちゃんはこういうの、興味ある?」  しお

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ここから真っ直ぐに切り取ってください(小説)

 母はそれを「パズル」と称していた。  父と、母と、私と、祖母と。四人で暮らす私たちは、…

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柴田彼女
4か月前
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I don't know(小説)

 妹は死産だった。  それがひどく悲しいことであることは、八歳の私にも充分に理解できてい…

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柴田彼女
6か月前
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