さとこがこどもだったころ、公園にいろんなものがありました。 ブランコ、すべりだい、ジャングルジム、そのなかでもぶんすいは、かなしいときは、はげましてくれたり、なごませたりいろいろ、さとこをたすけてくれました。 さとこが二十歳になったある日、子供が池でおぼれてしまいました。
カラスが鳴くのをやめました。 だってみんな帰っちゃうからっす
「赤えんぴつ君は、いつもよく使われるていいね」 と、いろえんぴつ君みんなに言われました。 赤えんぴつ君は、はじめはよろこんでいました。 赤えんぴつ君は、ある日みんなに言いました。 「僕は、もうみんなとさよならしないと いけないんだ。