見出し画像

#68 小さな頃から一流のモノ・コト・ヒト・サービスに沢山触れさせる事


娘がタイピング(キーボードを見ずに文字を入力する事)の大会に出場した。
その中の一コマに名前を入力。と言う問題があり要約すると誰が1番速く自分の名前を入力できるか。と言う事
その問題のトップは【岡愛】さんでビリは【柴崎フィリップ健太郎】君だった。
#宿命
#名前って残酷
#名前の文字数の問題
#こればかりは運ではどうしようもない


さて本日は小さな頃から一流のモノ・コト・ヒト・サービスに沢山触れさせる事。と言うテーマで綴ってみる。

▶︎一流のモノ・コト・ヒト・サービスとは

高級なレストランに行けば一流のモノを食べれるし一流のサービスを提供してくれるヒトに会う事が出来る。
また各界のトップチームに飛び込めば一流選手(ヒト)が普段どんな練習(コト)をしているのか。試合まで、どんな準備(コト)をして試合に挑むのか。そんな一流選手(ヒト)を間近で見る事が出来るだろう。
どんなモノでさえ、はたから見れば子供にこんな高いモノを買ってあげるなんて贅沢!と思われる事も小さな頃から一流のモノに触れさせる為。と思えば贅沢では無く投資になるのだろう。

ただし自分が思うに子供にいつでも高級レストランで食事をさせ、高価な物を買い与えるだけ。それは贅沢だと考える。
子供達にとってそれが当たり前となってはならない。

大切な事は高低差をつける事

高級なレストランで食事をする事もあれば庶民的なファミレスや安いけど席に座っても水さえ出てこない様な店に行く事も大切である。

日本とは違うモノ・コト・ヒト・サービスを見せたいと思い、子供を旅行で物価の高い国に連れて行く事も良い事だろう。
高低差をつける事を考えれば物価の高い国を見せたなら逆にこんな国もある。とスラム街やその日の食べ物にも困っている人々がいる国や地域に連れて行く事も良い事なのかもしれない。


余談だが娘達を飛行機に乗せて旅行に行く際『ジェットスターじゃなくてANAにしてね!』と言われた事がある。
この生意気が!と一瞬思ったが、この高低差を知りサービスの違いや飛行機の座席の広さ(モノ)の違い等、分かってるんだ。と思った時、嬉しくなった自分がいた事を覚えている。


▶︎環境の大切さ

本田圭佑さんが近畿大学のスピーチで環境にこだわれ!と言うスピーチをしていた。
見てない方は是非見てみて欲しい。


環境には本当に拘ってほしい。

日本一の選手になりたければ、まずは今の日本一の選手を知らなければならない。

人間って本当に弱い生き物だから最初は頑張ろうと思っていても周りの皆が頑張らない組織の中にいると気付いた時には自分も頑張らなくなっている。
逆に周りが意識の高い組織の中にいると自分も気づかぬうちに意識高くなる。

僕は高校時代、大学時代と実体験した事のある不思議な話がある。

高校時代、大牟田高校に入学した時、僕はダントツで1番弱かったし国士舘大学に入学した時も1番弱かった。

自分が出来ない事を周りの皆が当たり前の様に、こんな事出来て当たり前でしょ。と言ってやってのけ、全体練習の強度や練習雰囲気もこれまでとはケタ外れ。
毎日、当たり前の様に道場にはオリンピック選手が必ず数人はいる環境。
また指導者に何も指示されなくても自分で今自分に必要な事を全体練習以外で自らやる。
そんな自分のハンドリングの効かない環境に身を投じた時、人は信じられない程、一気に成長する。
当然その環境に身を置くだけで成長するはずはなく、自分自身の頭と身体を駆使し、最初は強くなる事を考える余裕すらなく、その環境で生き抜く事しか出来ない様な日々を経て成長するのだろう。


▶︎親や大人、指導者の役目

子供の頃から一流に沢山触れさせ沢山の景色を見せてあげる事が親や大人、指導者の役目だと僕は本気で思っている。
まだ視野の狭い子供達にどれだけ沢山の景色を見せてやれるのか。
一流に触れさせてあげる事が出来るのか。

土曜日、我が柴田道場は岐阜県のチャンピオンチームにお邪魔させて頂く。
そのチームの練習が桁外れに素晴らしい。
この雰囲気を小学生が作れるのか。と毎度毎度、驚かされる。
同じ年代の一流は君達が出来ない事をこんなにもできるんだよ。
君達は、きついきついと泣きながら、そのチームの練習をやっているけど、そのチームの同じ年代の一流選手は当たり前の様に毎日その練習をやってるんだよ。
そう考えたら俺達はまだまだだよね。
ならやるしかない。
と、子供達に気付かせる為の遠征へ週末、出掛けてきます。



、、最後に社会に放り出され入社して半月経った新入社員の君へ。

努力の対価は成功ではなく成長だということを覚えておくといいですよ。
そう考えている限り無駄な努力ってのは存在しない。



刈谷の現場からは以上でーす✌️



柴田道場Instagramはこちらから👇


柴田道場YouTubeはこちらから👇

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?