音楽をやる事に反対された時

音楽をやる事に反対された時

筆者の私「シバっさん」愛知県名古屋市にあるDTMスクール「G-Life Music」で音楽講師をしており、生徒の皆さんから、音楽を始めようとした時に「家族や友人に反対されてしまった」という話を多くお聞きします。

プロを目指す方・アマチュアの方でそれぞれ理由は違っているようですが
例えばプロを目指す方の場合
・特別な才能がないと無理だ
・人気者じゃないから無理だ
・そんなに甘い世界じゃない
・安定しない仕事だから反対

などであったり

アマチュアで趣味から始めようとする方でも
・今から始めて出来るようになる訳がない
・楽器経験も無いのに作曲なんか無理だ
・プロと比べて恥ずかしいものしか作れないだろう
・三日坊主で終わるんじゃないの
などなど、もちろんどれもごもっともではありますが

誤解を恐れずに言えば、上記の理由で始められない人は、そもそも音楽制作に向いていないと言えるかもしれません。

「おいおい、そんな無茶言うなよ」とおっしゃる方のお気持ちも十分理解できますが、上記に上げられている「反対理由」は全て、音楽だけに限った事ではありません。あらゆる事を始めようとする時に考えられる、不安やリスクを羅列しただけだとも言えます。

つまり、これらの理由で始めない人は「それぐらいしかやりたいと思っていない」とも考えられますし、逆に言えば「大変そうだからやらない人」「簡単に出来ないならやらない人」であるかもしれません。

つけ放すような、とても冷たい言い方になってしまいましたが、実はこの「始めたいと思う気持ちの強さ」は音楽の才能に直結しているとも言える事なのです。

音楽の才能とは

これは私がSNSやYotube動画でも言っている事ですが、音楽を作る為に一番必要な能力は「継続力」であると考えています。いかに優れたセンスを持っていても、すぐ飽きてしまったり、続けられない人は、当然ながら上達をして行きません。
ではその「継続力」を持つために一番必要な才能とは何か?

それこそが「始めたい・やりたい」と思う気持ちの強さであると言えます。

私自身も若かりし頃、才能とは漠然と「センス・感覚・天才的なひらめき」などだと大きく誤解をしていました。
もちろんそう言った要素も、持ち合わせていた方が有利ではあります。

けれど、プロの世界に入って一流の方々は皆口をそろえて「続ける事が何より大切だ」と、その努力とかけてきた時間、そして大きな結果を以って教えてくれました。

「自分には才能がないかもしれない」
そう思って始める事をためらっていた過去の僕自身に
「始めてから考えてみれば良い」
そう言ってやれるだけの経験をさせて頂きました。

無理やり始める必要はありませんが、もしこれを読んで少しでも共感してもらえたら、あなたには大きな「音楽の才能」が秘められているのかもしれません。

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youtube「音楽生活 シバっさんの部屋」DTM・作曲レクチャー毎週更新
シバっさんtwitter @shibassan_dtm

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