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てきとうに暮らす日記 1

こんにちは。
日記書いといたほうがいいよ、今こそ日記やで、といろんな人が言っていて、そうやろうなあと思うし、自分も人の日記を読んでいるけれど、どうにも日記が苦手で書くことができず、あんまり出歩かない生活もひと月をこえてしまったし、なにか書いとこうかなと思って書いている。
日記が書けないのは子供のころからで、夏休みの宿題も最後の3日ぐらいで適当なことをまとめて書いてて、という話は今までにもあちこちで書いたり話したりして、その理由はずっと自分が根気がないというか、継続が不得手で、勉強にしろ運動やら習い事にしろ、とにかく練習する、日々の積み重ねがたいせつなものはなにひとつできないからだと思っていて、それはその通りなのだが、日記に関して言えば、日記という形式じたいがどうにも難しいようだ、わたしにとっては、とようやくあきらめがついてきた。
誰にも見せるあてなく、自分で自分だけのために書くことが難しい?
それとも、自分の自身のことを書くのが難しい?
というのは、前から思っていたのだが、いやなことをノートに書き出してみる、とか、思ってることを書き出してみて自分の考え方の癖を知る、とか、そういうのも非常に難しい。
書こうとすると、手が拒否する。
それで、これも日記ではないし、ウェブ上の日記というものは書いている人は誰かに読んでもらおうと思って書いているのか、誰も読まなくても、あるは誰にも読んでほしくなくて書いてるのか、わからないし、いろんな人がいると思う。
わたしは日記の書き方がどうしてもわからず、なにか書いてみようと思って書いてみてて、なんなのかはわからない。
そして毎日書くとか、定期的に書くのも、たぶんできない。
「よう知らんけど日記」という連載をやっていて、それも日記形式やけど日記ではない。その上、何回も連載を中断、それも長期にわたって休んだりして、続けさせてもらってる京阪神エルマガジン社さま、1回目からお世話になっている担当さん、ありがとうございます。
 日記でもないし、なにかわからないし、こんなん書いてる暇あるんやったらあの原稿とかこの原稿とか早く書いてください、と思われそうで、その通りなのですが、こういうときなのでなにか、と思った、その結果の文字列です。
 それで今日は、フルーチェを作りました。
 二月の終わりに学校が休みになって牛乳があまるから蘇を作ろうと話題になっていて、たぶんわたしにはできなそうだから作らなかった。先週、友人が牛乳寒天を作ろうとして失敗し、フルーチェやったら簡単、って言うて検索したら、昔(30年くらい前)から予想通り進化してマンゴーとかブルーベリーとかあって、スーパーに行って製菓材料の棚に行って、「フルーチェ 贅沢マンゴー」とプリンエルとクレームブリュレ作るやつと杏仁豆腐作るやつと、全部牛乳混ぜるだけでできるのを買ってきた。そして四つの作り方を読んで、期した通りに混ぜるだけでいちばん簡単なフルーチェを作った。
 「贅沢」のほうだからなのか、思ったより少ない。牛乳は150ml。1秒に2回のペースで混ぜると書いてあって、子供のころはもっとたくさんできたような記憶やけどな、そしてこれは混ぜ終わりがどの感じかわからへんな、と思いながら切り上げて、冷蔵庫に入れて、30分経って食べてみた。「贅沢」なので、知ってるフルーチェより高級な味がした。マンゴープリンみたいでした。
 明日から緊急事態になるらしい。

(4月6日)


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小説家です。