[日記]今日は蝋燭を燃やす。
昨年末、友人にキャンドルを貰った。
キャンドル。人生に於いてこれほど実用性が無い物があろうか。暖を取れるわけでもなければ、灯りになるわけでもない。それを貰った時、正直私は「いらねー」と思っていた。「いらねー」と思ったので、私は友人に「ありがとう!」と伝え、帰って即、部屋の隅に放り投げた。
貰って数ヶ月後、私は汚い部屋からそのキャンドルを発掘した。火をつけてみようと思ったのは、たまたまライターが手元にあったから、酒を飲んでいたから、あとは何より退屈だったからだ。
手のひらに収まるほどの小さなキャンドルに、クリスマスツリーの飾りが付いている。季節外れになってしまったことを少し申し訳なく思いつつ、慣れないライターで火をつけた。
明る〜い。
あったか〜い。
癒される〜。
なんかいいにおいする〜。
やば〜。
キャンドル最高。