勝ちに不思議の勝ちあり…

明日は、半期に一度の部の会議。
当部の在籍期間8年間!を誇るとあるメンバーが
在籍期間を振り返った総括を発表するようです。

パワポ約50ページにも及ぶ長大な資料の中で
目を引く「調子に乗った私」という表現。

彼とは長らく一緒に働いていますが、傍目に見ても
調子に乗っている期間があったのは明らか。

しかしそんな自分を認めて「私は調子に乗った」
と自己開示出来るのは天晴れな態度でしょう。

私が気になるのは、「なぜ調子に乗ることが
出来るのか?」という点。

仕事をしていれば成果が上がる時もあれば
そうでない時もある。
「波がある」と言うか、その波を自分で
起こすことが営業の手腕の見せ所でも
ありますが、外的要因で偶々うまく行く時、
うまく行かない時は必ずある。

そう考えれば、「成功したかどうかは運次第」と
捉えて然るべき。
謙虚で在るべき、とかそういう精神論ではなく
事実として運次第なのだと私は思う。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負け無し」

故野村監督が好んだ言葉であり、元々は
江戸時代の剣術家の言葉のようです。

勝った時(成果が上がった時)、その夜は大いに
喜んで良いが一晩経てば、次に備える。

負けた時は、なぜ負けたのかを真摯に振り返る。
負けないように戦いに臨む。

勝ちの要因は外的なものに求め、
負けの要因は内的なもの(自分や自組織)に求める。

こういう態度が、高打率な営業に繋がっていくと私は考えています。

以上

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