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【インド旅行記】アムリトサル(飯編)

5年ぶりにアムリトサルに行ってきました!
目的はパンジャブ料理!アジアハンター小林氏の著書「食べ歩くインド北・東編」を読み込み、行きたいお店を多数リストアップしていきました。
あともちろんシク教の黄金寺院こと「ハリマンディル・サーヒブ」も。

朝9時にデリーのKashmere Gateからバスに乗り、夜8時前にアムリトサルに着きました。
しかしこの時点で、シバモア・ゲンは死にかけていました。。
約11時間の長時間バス、しかも外は40度というクソ暑い中ごく微風のエアコン、そして道の悪さからくる車酔い。
着いた時には頭痛と吐き気でダウン寸前でした。
マジでバスは寝台以外はおすすめしません。

本来はこのままゴールデン・テンプルに行き、無料の簡易宿泊所に泊まる予定だったのですが、一旦ちゃんと休まないと死ぬと思い急遽ホステルに宿泊。Madpackerというホステル。一泊300ルピー(約500円)。安っ。

翌日目を覚ましたら、頭痛こそ少し残るもののだいぶ回復しました。
次の日の朝の電車で帰るので実質この一日しかなく、リストアップしていた店を一日で回ることに。

まず朝食は「Bhai Kulwant Singh Kulchian Wale」。パンジャブ料理の定番、クルチャの有名なお店です。場所はゴールデン・テンプルから徒歩3分ぐらいのところ。
まず特筆すべきはその安さ。アルークルチャ(じゃがいものクルチャ)60ルピー(約100円)。
安さも嬉しいし、ローカル感がたまらないです。

アルークルチャ

特徴はやはりこのバター。パンジャブ地方は農業が盛んで、バターや牛乳などの乳製品が豊富です。
このバターをたっぷりとクルチャの上で溶かしていただくのが最高です。

続いては「Ahuja Milk」。ラッシーの有名なお店です。

Ahuja Milkのケーサリ・ラッシー(80ルピー)

特濃です。めちゃくちゃミルク。やっぱ乳製品が強いんだなー。
すごく美味しいのですが、病み上がりにはちょっとヘビーでした(笑)

ここでホステルへ戻り就寝。そして12時30分から一番行きたかった「Kesar Da Dhaba」へ。
ここは超有名店です。開店と同時に入店したのですが、すぐに店内が埋まり、店を出るころには外に待ちができていました。
メニューはたくさんあるのですが、ここは本でも紹介されていたアルーパランタターリー(320ルピー)を注文。
注文後15分ぐらいしたところで料理が到着。

アルーパランタターリー

デ、デケェ。。ただめっちゃウマそう。
じゃがいもが入ったパランタにたっぷりとギー(バター)が塗られており、見ているだけで食欲がそそられます。

お味はもちろん最高。
パランタは単体で食べてもおいしいほどの完成度。そしてダールフライ(左上のカレー)がめちゃウマ。これはマストかと。
ただ1/4は残してしまいました。それでも食べたほうだとは思いますが。
周りのインド人(パンジャビ)たちは余裕で平らげていました。。

そして再びラッシーのお店へ。今度は「Gian Di Lassi」というお店。

ラッシー(60ルピー)

ここのラッシーが美味かった!
牛乳に砂糖というシンプルなラッシーなのですが、それゆえに牛乳の美味しさがガツンと全面に押し出されていました。食べ物のみならず、何事にもシンプル最強説ってありますよね。
ちなみにこのお店は次の日の朝にも再訪しました。

そしてまたホステルに戻り18時まで就寝。
18時30分から再び夕飯コースに出発。

夕飯一軒目は「Beera Chicken House」。お目当ては名物タンドリー・チキン。

タンドリーチキン(260ルピー)

これがまあ大当たりでした。
アジアハンター小林さんの著書にもあったように、タンドリーで焼かれるために生まれてきたんかというような弾力性とジューシーさ。
鳥本体の旨味が半端なく、それを決して邪魔しない味付けも素晴らしかったです。
そのまま食べても良し、ライムを絞っても良し、タレをかけても良し。
夕飯一食目は最高の船出でした。

そして二軒目は「Makkan Fish and Chicken Corner」。ここもかなりの有名店です。
注文したのはアムリトサル・フィッシュ。

アムリトサル・フィッシュ(425ルピー)

白身魚です。柔らかい。
味付けのスパイスもちょうどいいですね。
・・・めっちゃビールが欲しくなります(シバモアは禁酒中)
お酒好きな方はぜひキングフィッシャーと合わせて召し上がってください!

この時点でとっくにお腹いっぱいなんですが、〆のスイーツへ。
「Ramesh Sharma Sweet Shop」のグラブジャムンをいただくことに。

グラブジャムン(1個20ルピー)

グラブジャムンは「世界で最も甘いスイーツ」といわれる、ドーナツのような生地を激甘のシロップにどっぷり漬けたお菓子。
まずこの味に慣れるのが一苦労なんですが、その峠を越えたシバモア・ゲンにとっては今までで一番おいしいグラブジャムンだったかと思いました。
グジュっとした食感や、シロップの美味さ。やっぱり乳製品強い。

以上シバモア・ゲンが行ったお店です。
他にも「Kulcha Land」や「Pehalwan Kulcha」、「Giani Tea Stall」など行けていないお店もたくさんあります。これからアムリトサルに行かれる方、ぜひ参考にしていただければと思います!

ゴールデン・テンプルに関しては、長くなるのでまた別の記事でまとめようと思います。

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