見出し画像

【インド旅行記】ナガランド(一日目)

今日はアッサム州グワハティからナガランド州コヒマに移動します!朝4時半に起床して、ホテルから約50分歩いて駅に向かい、6時発ディマプール行きの鉄道に乗ります。

田んぼ道をひたすら走ること4時間、ディマプールに到着。ここから州都のコヒマへはバスで向かいます。予めGoogleマップで調べていたバス停に行くと、そこには何もなし。インドは住所が適当に書かれていて変なところを指していることが3割ぐらいの確率であります。今回もそのケースでした。

地元民に場所を尋ねながらなんとか正しいバス停に辿り着きました。駅を出てすぐのこの場所にありますので、行かれる方はご参考に!

NSTバス停位置

チケット売り場でコヒマ行きのチケットを求めると、既に終わっているとのこと。まだ朝10時半なんですけど(笑)

ということで事前に調べていたもう一つのオプション、乗合タクシー(通称スーモ)で向かうことに!スーモ乗り場はバス停を出て駅側に歩いたすぐのところにあります。コヒマ行きは需要が高いので30分ほどで満車になり出発。330ルピーです。

コヒマは鉄道駅も空港もない山岳地域にあるので、かなりの山道です。乗り物酔いをしやすいので心配だったのですが、スーモも山道を走ることを想定した設計になっていて揺れを軽減しており、酔わずにいけました。

コヒマのバス停に到着。しかしこのバス停が市街地から遠いこと!徒歩1時間20分!!こんな所にバス停なんか作るな(笑)
そして当然のようにタクシーが待ち構えており、市内まで250ルピーとのこと。売れない若手芸人のシバモア・ゲンは250ルピーもの大金をタクシーなんぞに払う余裕はなく、1時間20分歩くことに。

山道を歩くシバモア・ゲン

市内はバス停よりもさらに山の上にあり、1時間強ほぼずっと登り道です。ただ空気が美味しいのと景色の良さでさほど苦痛ではありませんでした。

遠くから見るコヒマ市街地

なんとか市街地に到着!最初に向かったのはコヒマ戦争墓地。コヒマは第二次世界大戦時に旧イギリス領にあり日本と敵対していた連合国側の中国への補給ルートを断つべく、マニプール州インパールの攻略を目指す「インパール作戦」で一時攻略した場所です。ここは亡くなったイギリス人兵やインド人兵の墓地になっています。

コヒマ戦争墓地

この墓が全部若くして亡くなった人たちのものであると考えると、戦争ってとても恐ろしいものであると実感させられます。ちなみにナガランド州もイギリス統治下の影響が強く、今でも住民の約8割がキリスト教徒で、この墓地もキリスト教の形式をとっています。

コヒマ戦争墓地の十字架

そして予約していたホステルに向かいます。Mechuki Backpackersというところです。街のど真ん中にありながら一泊400ルピーという安さ!しかもこの寒い時期は特に観光客が少なく、自分ともう1人インド人女性がいただけでした。なので広大な男性用ドミトリーは独り占めで、実質デラックスルームのようなものでした。ただ場所がめちゃくちゃ分かりづらい上オーナーも殆どの時間駐在していません。実質10分ぐらいしかいませんでした(笑)。コヒマの他のホテルも同じような管理法らしいので、行かれる方はご注意を。

Mechuki Backpackers

インド人女性と楽しくお話しするなどゆっくり過ごしてから夕食へ。オーナーに教えてもらったBonanza Restaurantという店へ。こちらはロッジと併設でGoogleマップにはBonanza Lodgeと入力すれば出てきます。ポークライスを注文。

ポークライス(250ルピー)

豚肉と米というシンプルな料理ですが、ポークの塩胡椒の味付けが美味!他のメニューは牛・豚・犬。ナガランド州では犬肉がご馳走として食べられているのです!それもあってか、豚肉も少し臭みが強いようにも感じました。

メニュー表

夕食を終えたのは19時ごろ。しかし辺りは既に真っ暗で、店は殆ど閉まっています。ナガランド州は異常に店じまいが早いのです。なのでホテルに戻りゆっくり休むことに。明日は丸一日コヒマを観光します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?