【ラグビー】アセット・アロケーション

株式や債券などに投資をする際に「アセット・アロケーション」という言葉が出てくる。

これは資産(アセット)の配分(アロケーション)という意味で、大きな枠組みの割合を指している。

例えば、

日本株式40パーセント
日本債権10パーセント
米国株式30パーセント
米国債権20パーセント

という具合である。
アセット・アロケーションでは、具体的な株式や債権の銘柄は考えない。
具体的な中身はポートフォリオと呼ばれている。

どうしてアセット・アロケーションを考えるのかというと、利益の平均値がほとんどこれだけで決まってしまうという理論があるからである。
別の言い方をすれば、ポートフォリオの影響は少ないのである。

さて、ラグビーの話である。

ラグビーでも、チームのアセット・アロケーションを考えることができると思われる。

例えば、

フォワードのアタック30パーセント
フォワードのディフェンス20パーセント
バックスのアタック25パーセント
バックスのディフェンス25パーセント

そして、ここからが仮説なのだが、資産運用と同じようにラグビーでも、
チームのアセット・アロケーションの割合が、試合で勝つ平均値(期待値)をほとんど決めているのではないだろうか。

割合が「練習時間の割合」なのか「人数の割合」なのか、それを見極めるのが、今後の課題ではないだろうか。



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