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会社に入ったときのこと

https://twitter.com/shibahideo/status/1635549622390366208
↑Twitter元記事(画像拡大はコチラで♪)

そういえば、これまで転職した会社の法務やコンプライアンス部門では、入社時にきちんと体系だった業務説明はあまりしてくれなかったなあ。


そこで、上司の許可を得たうえで自分で共有フォルダからデータをデスクトップに移して、ピボットかけてグラフにしてみたり、過去の回答事例をデータベース化したり、過去の部の重要な発信事項をまとめたりしてました。アクセス権があれば、直近1~2年の取締役会付議内容(特に報告事項が良き材料)などを時系列で整理してみたり。
そうすると、組織の歴史や課題が立体的に見えてくるんですよね。

あと、事業部からの相談などもはじめから1人で受けなきゃならず、さっぱり訳が分からないので、まず勝手に想像でスキーム図書いて、やりたそうなことを可視化してみて、関係法令調べて論点メモを作り、なるべく事前に相手にぶん投げました。
そうすると、MTGで「いや、ここ違うっすね」「まじっすか、それ未検討っすね」「ヤバい部分だけははっきりしましたw」とか言ってくれるので、その後のアクションがお互い具体的になるんですよね。

加えて、何よりもメールやコミュニケーションツールでの回答は、ややこしい場合は特に、3~4行の短いセンテンス×5段落ぐらいのリズムのある文章にしました。
そうすると、結構な長文メールでもスッて読んでくれるんですよね。それで「すごくよくわかりました。丁寧にありがとうございます」と返信をくれます。

こういうことを繰り返しているうちに、だんだんその会社特有の色やにおい、社員のキャラなどが分かってくるので、なるべくそれに合わせたテイの言動をする。 そうしたら、別に飲みに行かなくたって、ふと気づいたときに、業務に必要な範囲で、もはやその会社の一員になれてることが多かったです。
で、そこまで来ると、ようやく事業の理解の端緒につくこができる。

意外と、長年いる方々って、客観的に会社を見ていないので、日頃からきちんと言語化できておらず、だからうまく組織や事業を語れない人もいる。 なので、途中から入ってきたような自分のような者が、「よくわからずすみません」とか言いながらも、行動や発信をしたことが、かえって良かったのもしれません。

※ちなみにこれは単なるつぶやきに過ぎず、どなたかや、特定のテーマに関する意見ではございません...