見出し画像

柴垣敏久、ニュースを語る 経理関係が絡むとテレワークは難しい?

こんにちは。柴垣敏久です。

企業のテレワーク導入状況について、「新型コロナウイルス感染拡大の前からテレワーク導入済」が12.8%、「新型コロナウイルス感染拡大の影響で新たにテレワークを導入した」が32.7%、「テレワークを導入していない」が54.1%でした。新型コロナウイルス感染拡大を受けてテレワークを導入した企業は、それ以前からテレワークを導入していた企業よりも多いという結果でした。新型コロナ感染拡大によってテレワークを導入した企業のほうが、それ以前から導入していた企業よりも多いという結果に。 企業のコスト削減・経理業務の効率化を支援する株式会社インボイス(本社:東京都港区、代表取締役社長:横田 博之)は、企業で経理部の主たる現場担当者の方を対象に「経理部門のテレワークに関する実態調査」を実施しましたので結果を発表します。
https://www.value-press.com/pressrelease/261631

コロナ禍なので、テレワークが進んでいるところはかなり進んでいるのだろうと思っていましたが、テレワークを導入していないところは半数を超えたそうです。とても不思議に思うのですが、経理関係の仕事でテレワークをすることの難しさも関係しているようです。
経理関係でテレワークを阻んでいるのは紙の請求書の問題で、だったら電子化すればいいじゃないかと言っても、相手があっての仕事なので相手に強要をすることは難しく、結果的に紙の請求書でやらざるを得ず、最終的にテレワークができなくなるというわけです。令和の時代に入り、まだ紙の請求書なのかと私なんかは驚いてしまうのですが、確かに私も少し前までは普通に紙の本を買って読んでいました。紙の安心感があるので、多くの会社でもそんな感じだったのでしょう。
とはいえ、コロナ感染者や濃厚接触者が発生した時点でテレワークに切り替えざるを得なくなるのもまた事実でしょう。有事の際に、紙の請求書がどうこうと言っている場合ではないのですから、今すぐにでも買えるべきです。ただ中小企業で導入が進まないのはコスト的な問題もあるのでしょう。行政の支援が必要なのかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?