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柴垣敏久、ニュースを語る 横領した弁護士、その使い道

こんにちは。柴垣敏久です。

依頼人から預かった現金や弁護士会会派の会費など計約2780万円を着服したとして、業務上横領罪に問われた元弁護士、吉村卓輝被告(38)の初公判が15日、大阪地裁(増田啓祐裁判長)で開かれ、被告は「事実関係に間違いありません」と起訴内容を認めた。 起訴状などによると、大阪弁護士会の会派の会計担当を務めていた平成29~30年、会費などを管理する口座から約1980万円を引き出した。また31年2月、法務局から払い戻しを受けた依頼人の供託金800万円を着服したとしている
https://www.sankei.com/affairs/news/201215/afr2012150007-n1.html

3000万円近くを横領して逮捕され、結果的に弁護士としての活動ができなくなってしまった、元弁護士被告の初公判があり、起訴事実を認めました。この人物は会計担当を務めており、弁護士会の口座と依頼人の供託金を着服した罪に問われています。
この元弁護士は、弁護士事務所を開業する際に借金を抱えたのだとか。この借金自体は誰しもが経験する道であるものの、高級クラブでの接待の際に費用を負担して火の車だったようです。3000万円近い現金を着服し、借金返済に回すまではまだわかりますが、残りを仮想通貨の取引やミスコンに協賛するための費用に使ったそうです。仮想通貨で大儲けをしたかったのかもしれませんが、ちょっと頭の悪い行動のように感じます。
そして、ミスコンに協賛するためにお金を出す、そのために着服したお金を使うのは、色々とダメでしょう。何に協賛するかは人それぞれですから、そこにケチはつけませんが、ミスコンというのが下心を感じさせます。あわよくばという気持ちがあったんでしょうか。それにしたって、依頼人の供託金に手を出すなど、こんなあくどいことをしていれば元弁護士にならざるを得ないのは当然のように感じますけどね。

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