大統領選とアーケイド・ファイア「Genaration A」
アメリカ大統領選はジョー・バイデンが当選確実。
まだまだ課題は山積みだけれど、なんというか、安堵の気持ちは大きい。おそらく、2016年と同じように、ここからいろんなことが変わっていくのだと思う。アメリカという国は大きく振り子をふりながら前に進んでいくんだなと感じる。
まず結果よりも先に、投票率が120年ぶりの高水準だということ。つまりは、この4年間を受けて、そしてコロナ禍で混乱する中で、沢山の人たちが票を投じたということがとても大きな意味を持つと思う。
特に20代や30代の若い世代にとって「自分の票で世の潮流を変えた」という体験は、その後にちゃんと根を張っていくように思う。
女性として、またアフリカ系/アジア系として初の副大統領となるカマラ・ハリスのスピーチもとても良かった。
「私は最初の女性副大統領になるかもしれませんが、私が最後ではありません。これを見つめている全ての少女が、この国は可能性の国だと理解するからです」
と。
そういう諸々の結果が出る、少し前。
スティーヴン・コルベールの選挙特番「Election Night 2020」に出演したアーケイド・ファイアが、そこで新曲「Genaration A」を発表していた。
これがなんだかすごく感動的な響き。
「若い人たちに希望に満ちたメッセージを込めた」という曲。
すごくアンセミックで、今のムードを象徴している気がする。
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