名前をつけたがる

私はキチンとしているわけでもないのに納得できないことは受け入れられないという面倒くさい人間なので、定義したがり、名前をつけたがる。
違和感を覚えるとずっと考え続けてしまう。
わからないことがあると自分の存在価値を見失い、居場所がないと感じてしまう。

そういう時はたいてい考えすぎて視野が狭くなっている。
目線を3センチあげれば全部見えるのに、そうした方がいいと気づくことすらできない。
適当なくせに頑固で融通がきかない不便な脳みそを持っている。

だけど、別に名前がなくたって、意味がちゃんとあるモノはたくさん存在するわけで。
別に定義しなきゃいけないルールはない。
私が「別にいいじゃん、そんなこと」と思えば済む話。

だから、定期的に外の空気を吸うとか。
人に会うとか。
身体を動かす、ということを強制的にでもやらないとだめだなと思ったり。

そういう“動き”や空気が淀まないような“流れ”があれば、目線を3センチあげればいいということにもすぐに気づけるはず。
おそらく。

自分の面倒くささは既に十分わかっているけれど、いまだに操縦が難しい乗り物だなと思っている。





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