アナログだからこそ紙幣に意味がある
私はキャッシュレス化の信奉者です。都内でもそうですが、特に地方都市に行くときに、もっとキャッシュレス化が社会の常識になるべきだと思います。
ただ、それは現金を商品やサービスを得るための取引の「機能」と考えたとき。
紙幣には「意味」、つまり、メッセージ性を伝えるものであると思います。
なぜ、この令和という新しい時代の幕開けに新しい紙幣が発表されたのか。それも、経済人、日本の資本主義の原点を象徴する人物が。
たまたま、偶然だとすれば、さらに、その「意味」について問うことができます。
渋沢栄一は、「日本の資本主義の父」だけではなく、(昔でいえば)ESG経営の推進者でした。また、シリアル起業家でもあり、日本の初の近代的ベンチャーキャピタリストともいえます。
新しい時代を迎える日本へ、メッセージとは何か。これからの日本の繁栄に不可欠なものは何か?キャッシュレスだけでは伝わらないものがあると思います。
アナログ的なインターフェイスだからこそ「意味」を感じる場合もあると思います。
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