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複業ビギナー集まれ!初めての複業どうだった?(前編インタビュー)

みなさんこんにちは、そしきのコーチ編集部のさおりゃんです。
本日は、先月までこまっちゃんと共に複業をされていたえんどぅーさんの「初めての複業について」のインタビューをお送りします!
前編のインタビューに加え、後編はこまっちゃんによる解説パートです、ぜひご覧ください!


沖に出るチャンスを待っていた


そもそも複業には興味をお持ちでしたか?
ーありました!現在、人材会社の営業職として働いていますが、管理職ではなくエキスパートとしてのキャリアを歩んでいるため、業務を広げていきたい気持ちがありましたね。

最初こまっちゃんから誘われた時は、どう思われましたか?
ー本当に面白そうだなぁというワクワクと、自身の出身地でもある宮城県の企業様に関するPJTなので親近感もあって、何か力になれたらいいなと思いました。

そうだったんですね。引き受けることへの迷いはありませんでしたか?
ーなかったですね。結構前向きな気持ちで、迷わずにやります!っていう感じでした。ただ、任される業務内容が具体的に決まっているわけではなかったので、自分で考えて提案し仕事を作りだすことも期待して頂いているのかも、と感じていました。

確かに、最初から全てが決まっていることの方が少ないかもしれないですね。
具体的にはどんなPJTだったんでしょうか?
ースタートアップ企業の採用支援がミッションでした。

誰もがぶつかる時間の壁

始められてみていかがでしたか?
ーやはり時間の使い方が思った以上に大変でしたね、、。日中は本業なので、使える時間が平日の朝か夜・または土日になるわけですが、顧客が求めているスピード感に追いつけないというもどかしさを感じていました。

なるほど、、受ける前は、その不安はなかったんでしょうか?
ー最初に業務の内容をすり合わせをした時は、工数的に問題ないと思ったのですが、やっているうちに最低限ではなく顧客の期待を超えたいと思うようになり、そうすると限界があるな、、という感じでしたね。あと、これもよくある話かと思いますが、クライアントの担当者が当初と変更になったことにより、求められるレベルも変わったんです。さすがスタートアップだなと感じながら、大変さとやりがいの両方を感じていました。

取り組むうちに自身ものめり込んでいくという感覚はとても共感できます。
時間へのもどかしさは解決したのでしょうか?
ーそうですね、最初はこまっちゃんを通して顧客ともやり取りをしていましたが、信頼して業務を任せて頂けるようになったので、最終的には直接お客さんともやりとりをさせて頂くことで、スピード感を持って対応できる部分は増えたと感じています。

なるほど、何を削るかという観点にも着目されていたんですね。
実際複業をされてみていかがでしたか?
ーやはり採用の重みをひしひしと感じました。採用ができた・できなかったという話だけではもちろんなく、その1人がいかに会社の明暗を分けるのか、採用の事業への影響の大きさを痛感しました。本業でも携わっていることではありますが、スタートアップということもあり、よりダイレクトに感じることができましたね。振り返ってみると、正直働いている感覚はあまりなくて、ボランティアではないですが、この会社を大きくするために何ができるかを必死に考えて実行することで、ダイレクトに影響を及ぼすことができた手応えも感じることができました。

外に出たからこそ見えた本業の面白さと危うさ

とても貴重な体験をされたんですね。その後、本業での変化は何かありましたか?
ーありました!社外で経験を積んだからこそ、改めて本業の面白さやGAPを味わっています。例えば、本業は営業のフローも商品も決まっておりありがたいなと思いつつも、外に出たことでよりスキルを高められたと思いますし、会社の看板がなくなっても自身は個人としてどれだけ社会の役にたてるのだろう、価値発揮ができるのだろう、と改めて考える機会にもなりました。今回は、評価がダイレクトにわかるので丸腰で戦う怖さもありつつも顧客の役に立てた実感も大きく、今後どんなスキルや経験を積むといいのかという道筋も見えたような気がしました。

おっしゃる通りですね、個人ではなく、〇〇会社の私、という肩書きで仕事をしていることは、会社の中にいると気づきにくいですよね。
今後も積極的に複業をされたいと思われますか?
ーもちろんです!

外の世界を見据えて今ある武器を磨く

では最後に、複業を始めようか迷っている方へのアドバイスをお願いします!
ー会社の看板がなくなった時にいかに自身の価値を発揮できるのかを考えながら日々の業務に取り組むことをおすすめします、ということですかね。例えば、社内でしか使えないツールをいくら勉強しても外では使えないとか、気付かぬうちに社内用語を多用していて、自分の想いを伝えることが意外と難しいとか。。。本業から切り離した時に自分に何が残るかを意識しながら仕事しなくてはと、私自身も強く感じました。

確かに、、そもそも仕事をする土壌にすら立つことができなそうですね、、。そういった気持ちは、複業を始める前と比べると変化はありましたか?
ーより一層意識するようになりましたね。私自身、元々エキスパートになった時に、今後どう自身のスキルを高めるかは考えていましたが、実体験を積んだことによりリアルに感じることができました。

今すぐ複業を始めるというのは大きな一歩ですが、まずは本業を今後の複業のために捉え直すということは、今から取り組めそうですね!
えんどぅーさん、本日は貴重なお時間ありがとうございました!
ー悩まれている方もぜひ一歩踏み出してみて下さい!新たな世界が見えるはずです!

(後編)解説パートもお楽しみに。

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