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お産は痛い。でも寄り添いがあると痛みの味わいが変わる。

無痛分娩を希望したのに痛かったとクレーム言われる方がいます。
そうねえ、痛いこともあるかもね。

お産の後も痛いし、
母乳飲ませるのも痛いし、
歩くのも座るのも痛いし、
その後の子育てや夫婦関係だって痛いこといっぱいあるよ。

お産は、痛いものなのです。
不安いっぱいで、ギャーギャーいって、泣いて叫んで、そばにいて、そばにいて、手をつないで、撫でてって、プライドなんか放り投げて、そばにいてーー!って言えるから、
女の人は成長するんじゃないかな。

そして、そのときに、そばにいてくれた人、手助けをしてくれた人と、ゴールを喜びわかち合い、涙しハグし、嵐のあとの美しい虹をみんなでみるような、感動を味わうの。
感動があると、感じて動く。
産んだ人も、寄り添った人も、体の内側から何かが動きわきだしてくるのです。

その、内なる発動が、心身の傷を癒していくのです。

お産の寄り添いとは、ものすごく人生を豊かにします。

11/27夜 「女性として大切にされるお産の寄り添いとは」
オンライン講座を開催します。

人として、女性として大切にされるお産は、
お産に関わるすべての人々の心合わせ、
「寄り添い」がなによりも大事になってきます。
同時に、産む女性たち本人も、より主体的になってお産への準備をしていくこと、
心でつながるパートナーシップを求めていく姿勢が大切です。

お話くださるのは、
各国のお産を見聞きしてきた出産ドゥーラ 木村章鼓さんです。
助産師の力と人権意識の高いイギリス。
医療化が進み過ぎた結果、周産期ケアの質の低下が問われているアメリカ。
そして無痛分娩が主流のフランス。
医療の在り方、出産への価値観が社会・文化的に異なる外国で
ドゥーラとして得てきた知見を木村章鼓さんにシェアしていただきます。
日本のこれからのお産に役立つエッセンスを参加者のみなさんでシェアしていきましょう。


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