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しあわせを感じるお産を次世代にも残したい

私は、横浜市のNPO法人Umiのいえ代表をしています。
子育て支援を中心に活動してきましたが、私の心はいつも「お産」です。

お産は親になる人にとって、第二の人生のはじまりです。
赤ちゃんにとっては、もちろん人生のスタートです。

私はいのちを迎える世界にこだわっていきたい。

もうこだわり続け、いろいろな活動をして25年目になります。
よく助産師とまちがわれますが、助産師ではありません。
自動車普通免許しかもってないお母ちゃんの私が、
いのちを語ります。
産科医療への願いと感謝を語ります。 

そして、これから親になるかもしれない人たちへも、メッセージをかきます。 
「市民の声が医療を変える」
「社会の平和の鍵は助産師の手の中に」
ずっとそう思っています。

言いたくても言えなかったことを、
お産した女性たちからも、助産師たちからももらっています。

「贅沢なことは言わない。せめて人として扱われたい。
私だって人間だ
私だって、女だ
私にも心があり、尊厳がある。」


治療、健診、お産の場でも屈辱を覚えたという声は消えない。
働く人たちも、本当はそんな仕事をしたいわけじゃない。
何かが繋がっていない。
何が繋がっていないのか・・・。 

たとえ、中絶や死産や、どんなに辛い経験でも 
あたたかい寄り添いがあったら、
息が吸える。
しっかりと悲しみきり、その先の一歩がすすめる。

屈辱も、喜びも、
その声を、私はずっとしまっていました。
でも、ここで綴っていきます。 

声なき声が、もっと響き渡って、
産む人にも働く人にも、お産の場が豊かになりますように。




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