愛鳥のブラック企業奮闘記 ~第4話 雷鳴~
愛鳥のブラック企業奮闘記~第4話 雷鳴~
「愛鳥さん、謝るのは私の仕事ですよ。申し訳ございません。」
人を信頼できるか否かの基準は、過ちを犯した時の礼節にある。人間誰しも過ちを犯す。突発的な出来事による失態。
恣意的でないのは明瞭。
しかし、ここからだ。
分かってくれるだろうではなくその後、迅速に誠心誠意を尽くせるのか。
私にそう謝ったのは、某メーカー課長職の左京(さきょう 仮名)。当時、困っていた私に対して、迅速に誠心誠意を尽くしてくれた。
これができる人は限られて