症状により使い分けることが大切 でもよく調べてからが肝要


よく整形外科に行っても治らなかったのに良くなった、凄い、なんていう声をいただきます。

そもそも整形外科と私達のできることは手段、方法が異なるものです。

緊急性のあるもの、検査、診断、投薬は医師しかできません。そしてエビデンスが重要視されますね。
しかしエビデンス外のものはなかなか難しいところが実情のようです。

私達が実のところ必要とされるのはエビデンス外の症状の方が多く見受けられます。

もちろん医師ではないので医師しかできないことはできません。

要は医師にできることと私達ができることは基本的に異なるので、凄いとか凄くないという問題ではないのです。

お肉屋さんで魚は買えませんし、魚屋さんでお肉は買えません。

そもそも扱える内容が異なるのです。


失礼な言い方になりますが医師にかかっても改善することのない症状もあります。


症状、体の状態でどこに行く必要があるのかを利用する側がよく考える必要があるということです。

ただ医師がお勧めできないような施術を行う施術者が大勢存在することも確かです。

自分の身体ですから危険な施術に身を晒さないようにしなくてはいけないのですが施術する院やお店の数が多過ぎるので難しいところですね。

余談ですが最近、〇〇専門とか専門性を全面に出しているところもたくさんあるようですが、専門と書いてあったから通ったけれど良くならなかったという方が多数来院されます。

もちろん同じ症状名でも状態は様々なので全ての症状に対応できるわけもないのですが、身体の状態で困っている方々にしてみれば藁にもすがる思いで通う方も多いです。

専門性を名乗るのは自由なのですが結果を出せないで患者さんを落胆させることは避けたいものです。

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