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チーフスのドラフト2021まとめ

スーパーボウルで惨敗し気持ち新たに挑む2021シーズン。果たしてチーフスはドラフトで誰を指名するのか!?

指名選手とその特徴

全体58位(2巡目):Nick Bolton, Missouri

非常にタックルの強いLBで、ランを一発で仕留められる。ゾーンカバーもできる。ブリッツも得意。ただサイズが少し小さくTEとかには対抗できない。スピードもそれほどで、アウトサイドのランとかはしんどい。

チームとしてはLBが不足していたのでまさにニーズを満たしたピック。ここ数年ランディフェンスが酷いのでそこに貢献したい。特に相手RBを1人でちゃんとタックルで止められるLBがいなかったことが原因だと思ってるので、個人的にはかなり良いんじゃないかなと思う。

BALからトレードでもらった指名権でこの指名。世間のBig Board的にはstealなピックといえる(PFFランクは34位)。

全体63位(2巡目):Creed Humphrey, Oklahoma

名門Oklahomaのセンター。Kyler MurrayやJalen Hurtsにスナップしてた。珍しい左利きのセンター。カレッジで安定して活躍していた実績がある。Oklahomaでは自分のサイドからのサックを1回も許していない。ただ、OLとしては「スター」というより「安定した選手」という感じ。

去年までのスターターだったReiterを放出し、FAでLARからBlytheを獲得していたので2巡でセンターをピックするとは思わなかった。ただBlytheも1年契約であり、どうせまたセンター探しをするはめになるため、良い選手が残ってたら取ろうという判断だったのでしょう。マホームズの相棒として長くスターターを務めて欲しい。

Day1からスターターとなるのか、それともBlytheがいる間はベンチなのか注目。ちなみにOrland BrownがHumphreyをドラフトするように助言したそうです。

全体144位(4巡目):Joshua Kaindoh, Florida State

素材型のEDGE。潜在能力は高いが、カレッジではあまり発揮されなかった。サイズも良く、時折素晴らしい動きを見せるので、成長すれば化けると言われている。

EDGEが足りてないので、ニーズを満たしたピック。だが、世間のモック的には7巡目の選手だったのでリーチなピック。

全体162位(5巡目):Noah Gray, Duke

NYJからトレードアップで獲得。元QBのTE。ルートランナーとしては悪くないが、ブロッカーとしては改善の余地があり、また、ディフェンスを引き剥がすほどの力強さも無い。

TEはKelce以外厳しい状況なので、ニーズはあった。5巡目指名のTEということで第2のGeorge Kittleになれるか。

全体181位(5巡目):Cornell Powell, Clemson

ClemsonでLawrence様のターゲットだったPowellを獲得。ゴリマッチョなWRで化ければDK Metcalfみたいになれる(そんなにデカくないけど)。ただ、5年間Clemsonに在籍していたものの、4年間はからっきし、活躍したのは最後の2020シーズンだけ。これを成長性があると評価するか否か。

WRは圧倒的に足りてないので1年目から出場機会ありそう。チームとしてはHillに続くWR2となる選手に育ってほしい。

全体226位(6巡目):Trey Smith, Tenessee

Trey Smithは2巡目か3巡目で獲られる選手、という評価だったがまさかの6巡目で我がチームが獲得。大Stealピックです。ここまでスリップしたのは持病である肺血栓が影響。過去には病気の再発によりシーズン途中で戦線離脱みたいなこともありました。first teamオールアメリカンにも選ばれており、持病が無ければ、という選手。

サイズも理想的でパワーもある。テクニックは改善の余地あり。基本的にはLG、LTも経験あり。RGができるかは不明。

OGの層が厚くなりました。OGであるKyle LongやLDTは来年FAなので、その意味でも獲れてよかった。本人もここまでスリップしたのが非常に悔しいみたいなのでその思いをフィールドでぶつけてほしい。

感想

全体的にはGoodなドラフトだったと思います。

ドラフトの醍醐味でもあるけど、こっちの方が良かったんじゃないかな、みたいなことが多々ありました。

まず、2巡目でJOKを獲れる可能性がありました。JOKはPFFランクでも12位で1巡確実と言われていたものの、まさかのスリップ。2巡でも結構落ちてきた来ましたが、ブラウンズにトレードアップで獲られました。JOKとBoltonではタイプが違うので一概には言えませんが、プロスペクト的にはチーフスもトレードアップして取りたかったですね。

さらに、1回目の指名時にはBoltonとTerrace Marshall Jr.が残っており、どちらを取るべきか悩みどころだったと思います。現地のファン的にはMarchall一択という感じだったようです。チームが欲しいのはWR2なので2巡目で中途半端に取るより翌年の1巡やFAで取ったほうが良いという判断だと思います。MarchallじゃWR2になれないという評価だったのかも。

あとは4巡目でTE Brevin Jordan、5巡目でJoshua Kaindohでも良かったんじゃないかなと思いました。結果論ですが。Noah GrayよりBrevin Jordanの方が良いTEだとは思うのですが、トレードアップしてNoah Grayを取ったのでプロはちゃんと評価しているということなんでしょう。

あとは同地区であるDENとLACがめっちゃ良いドラフトしてるのが怖い。

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やっぱりNFLドラフトは面白いですね。贔屓チームじゃなくてもずっと張り付いて見ちゃいます。ウェーバー制の方が、ホテルの宴会場でくじ引き大会するよりエキサイトしますね。はい。

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