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クリスマスとお正月の間、あるいは好きなものを語ることについて

クリスマスとお正月の間が、一年のうちで一番好き。
大森靖子さんも同じようなことをツイートしてたので嬉しくなりました

大森靖子さんはシンガーソングライターで、私が好きな作詞家の一人でもあります。

そういえばクリスマスに近所の商店街を歩いてたらサンタの帽子被った小学生くらいの女の子が友達と歩いててほっこりしました。

年末に帰省するつもりでバイトのシフト入れてなかったので1月2日まで暇です。(まじで、外出する予定がない)

今日は存分に好きなことするぞ!と思って一日中YouTubeとアマプラを観ていました。
ビバラポップ!で道重さゆみさんと大森靖子さんが歌った『ミッドナイト清純異性交遊』のを観てエモくなった。


私が大森靖子さんを知ったのは高校1年生から2年生に上がる時で、当時発売されたばかりの『TOKYO BLACK HOLE』をずっと聴いてた記憶があります

街灯
はたらくおっさんで ぼくの世界がキラキラ
人が生きてるって ほら ちゃんと綺麗だったよね

っていうサビの歌詞が衝撃的でした
「ちゃんと綺麗だったよね」っていう、忘れかけていた前提を再確認させてくれる語りがとても見事で
その安心感を求めて何度も何度も聴いていた気がする。

それ以来、考え方や価値観で大森靖子さんの歌詞に影響されたことがたくさんあって

その一番大きいものがアイドルを推すということについて、のスタンスというか考え方というか、そういうものだったと思う。

アンダーグラウンドから君の指まで
遠くはないのさiPhoneのあかりをのこして
ワンルームファンタジー
何を食べたとか 街の匂いとか 全部教えて

これはそのまま、私が当時好きだったアイドルへの感情への代弁で
言いたいことを全部、解像度を上げた上で凝縮してくれた言葉だと思った

高校生だった当時、周りにアイドル好きはあんまりいなくて
いても、アイドルコピーダンスができちゃうような容姿に恵まれた子で

だから自分がアイドル好きを公言するのは「キャラじゃない」と思っていた(実際、今でも思っています)
なんていうか、どういう顔をして「アイドルが好きです」と言えばいいのかがわからなくてなんだか口ごもってしまう
だから今でも、SNSでアイドルの話をするのが苦手だ。
もっと言えば、自分の好きなものを詳細に語ること自体が苦手なのかもしれない(これには、また別の理由があるような気がする)。

話を戻すと、だからこそ私の屈折した感情を掬い取って肯定してくれる大森さんの歌詞にとても救われた。
たとえ口に出さずとも、好きなものを好きだ、と堂々と思っていいのだと思えた。

大森さんと道重さんの関係性を語る上で外せないのはこの曲だと思う。
私はこの曲が大好きで、どれくらい好きかというとCDを買った。

ディズニーランドに住もうとおもうの
ふつうの幸せにケチつけるのが仕事

道重さんのこんな歌い出しから始まる歌、最強ソング確定じゃないですか?
MVもアレンジも可愛くて大好き。
(あと、このMVのメイキングで道重さんを目の前にした大森さんがオタク丸出しなの本当に好きだなあ)

着地点が見えなくなってきたので、そろそろ終わり。

お金なくてもできる、暇つぶしになることってネットサーフィンかゲームか文章を書くことくらいだと思うけど
冬休みはできれば生産的に過ごしたい、という目標があるので気が向いたら文章を書いていこうと思います。

そして、できれば自分の好きなものについて書くことへのためらいを克服していきたいという思いがある。
こう思うようになった経緯は長くなるので、また機会があったら書きます。



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