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そうそう、こわいはなしといえば。

先日、怪談を聞いているよという内容をお話しました。

私自身には「霊感」というものはおよそないと認識しています。

見た、気がする・・・
聞こえた、気がする・・・

みたいな。
その程度のことがちらっとあるくらいです。

昔聞いたことがあります。
  「あそこには行きたくないなあ」と思ったら行かない方がいいんだよ
  なんとなく振り向きたくなった時は、振り向かない方がいいよ
とかなんとか。
その人が霊感があるのかどうかは知らないけど、なんとなくそう言われたことが心に残っていて、もう20年くらいになるのだけど
じわっと守っているわけです。

それはなぜかというと、やっぱり、そういう世界やそういう類のものは存在すると思っているから。

以前勤めている職場の建物のなかでも、このエリアはあんまり好きじゃないなぁっていうのがあったりしました。
でもそれが「霊感」なのかというと、、違うような気がします。
でも。なるべくそこにはいないようにしました。
またその職場の敷地内のお外で、座って3人で話しているときのことですが
目の端に、制服を着た男の子がすっと歩いて行った気がしたわけです。
「あれ?」と思った時。
話していたうちのひとりが、「ん?」と言って振り向きました。
いずれにしても実際にはそこを誰も通っていないのですが・・
「制服の男の子が歩いていったよね」というのが一致しまして。
それは見えた、っていうんですかね。
もうひとりは何も感じず、なんのこと?って感じでした。

また別のとき。
車で高速道路を通っていました。
右の追越車線にいて、左にトラックが走っていました。
「あれ?」とその時も思ったわけですが。
左の目の端に、おそらくベージュのズボンを履いた男の人が歩いてまして。
ていうか、「おじさん」と感じただけで、実際に見えた気がしたのは腰から下のみ。
高速道路なので人が歩いているはずもなく、車と車の間なんていられない。
その昔。
道路の白線が点線のとき、ある一定のスピードで走っているとその見え方で催眠作用が起こると聞いたことがありますが。
高速道路なので点線じゃぁないし。
とはいえ、ずっと運転していて、何か作用したんだろうなと思います。

そのほかには。
実家の2階で寝ていたとき。
その当時、いろいろいろいろありすぎて多少心が疲れていた時期なのですが
真夜中に名前を呼ばれて目が覚めました。
完全に母の声だったのですが、母は1階で寝ておりました。
朝聞いてみても、2階にはきてないよ、と言っておりました。
誰が呼んだんだ。

そして最後です。
仕事の関係でアメリカに1週間ほど研修に行った帰り。
韓国の乗り継ぎ便がうまく行かず1泊仁川に滞在することになりました。
外から帰ってきてエレベーターに乗り宿泊している階で降りて部屋に向かったその時。
「こんにちは」
と、はっきりと男の人に声をかけられました。右の耳元です。
一瞬で鳥肌が立って振り返りましたが、誰もいませんでした。
時差ぼけで疲れていたからでしょうか。
もしそれがそういうものだとして、、韓国なのに日本語って、って話にもなるんだけど。

ほかにもちらちらとはありますが、私の場合は「気がした」「聞こえた」っていうやつばっかり。
ああ、あと「匂いがした」もあるか。

全部まとめて、気のせいだね、っていうこともできるので
いまだよくわかっておりません。

こわいはなしの季節ですね。
夜とお盆は、怪談を聴かないように決めています。

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