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生後10ヶ月

生まれてからなんともう、10ヶ月。

立派に小さい人になっている。大人がバンザイをすると、少し時差を置いて真似っこするようになった。

三回食は出されただけ食べるので、昼寝後のおちちはカットするようになった。私もそれでなんとなくいけている。一回授乳を飛ばすだけで、外出の楽ちんさが大きく変わった気がする。

その分、離乳食を持ち歩くことにはなるけど、今のところつかまり立ちのみの微妙な?機動力のお陰で、外食先でも大人しく食べてくれる。手づかみ食べは練習中で、たどたどしくつまんだブロッコリーを一生懸命食べている姿がかわいい。握り込んだ部分をよく見失っている。食後はかなり大胆に汚れているけど、練習すれば上手くなると思うと、今のところ苦にはならない。でももっと動き出すと、しばらく外食は大変かな…。


ついにずり這いからハイハイに行かずに立ち上がった我が子は、検診ではやはりパラシュート反応が弱めと言われた。遊び歌と共に手押し車をやって、手をパーに開くよう促してとアドバイスをもらう。これはある程度予感はしてたので、ちょこちょこやっていくしかない。

やたらと素早いずり這いとつかまり立ちを駆使して、あちこち這い出している。立った時の足の短さが何とも愛おしい。立ち上がってテレビを見るか、下二本の歯で色んなものにかじりついている。そろそろ安全対策のために模様替えが必要…と思ってからひと月経った。はやくやらねば…。


睡眠は、夜は安定して眠ってくれている。22時の授乳はまだ起きてくるので必要だけど、その後は朝まで眠っている。先日、初めてばあちゃんズの家に泊まりに行った時は興奮して目覚めたけど、基本は起きても自分で寝直している。私の精神的な安定は、この子の夜睡眠に、支えられている…ありがとう。

午前中は起きるのが遅い日は朝寝はカット、昼は1時間前後眠り、夕寝はほぼなし。昼寝時間はマチマチだけど、おおむねジーナ式に則っている。ただし寝つきはあまりよくないので、さっさと車に乗せてお出かけと組み合わせている感じ。厳密なスケジュールは諦めたけど、19時就寝のリズムを頑なに守っているのは我ながら頑張っていると思う。


段々と体力が付いてきて、家の中では体力が余るようになってきたので、支援センターとばあちゃんズの家をよく利用している。

支援センターでは相変わらず人のおもちゃにぐいぐい突撃して親が焦るけど、とりあえず邪険にされずに楽しんでおられる。若いママさんグループと走り回る2、3歳児を最近見ないのは、保育園の準備だろうか?気付けば3月。年度の変わり目は世の中が動く。


ねこは相変わらず優しくしてくれる。どれだけむしられても、尻尾を引っ張られても耐えているので、怪我をする前にこちらが引き離すくらいだ。逃げてもいいのよ、と教えているが、イマイチその辺は鈍い。いないいないばあと、子どもの名前を呼ぶと先にねこが返事をしてやってくるので、まだまだ構ってほしいんだろうし、先住民族としてのプライドはしっかり持っているらしい。

今後は子どもに力がついてくるので、共存のためにはいい距離を保つのが必須だろうな…。本当に、お互い怪我をしないでほしい。


最後に、我が家の宇宙人、夫。

夫はまじ宇宙人で「俺ハ俺。好キナヨウニヤラナイト機嫌ガ悪クナル。チョット吞ミニ行ッテクル」が基本行動だが、

最近は「家事ハ、コレトコレヲヤッタノデ、呑ミニ行ッテイイデスカ」に変わってきた。

宇宙人を躾けるには時間がかかるけど、長い目で見てここで甘やかすわけにはいかない。

以前は『家事育児をやらないといけないと思うだけで機嫌が悪くなり、逃避行動もしくは文句を言う』という、結局何もやってないやんけ状態だったが、最近はある程度行動してから報酬(自由時間、呑みに出る)を得るというパターンに慣れつつある。

そこに至るまでの私の見えない苦労は相当あるが、とりあえず『意見はやる事やってから言え』を貫くのみ。

そして忘れずに、心からありがとうを言える人になりたい。







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