わたしのポジション

今回もバスケについてのお話です

小学生5年生にして158センチあったわたしはチームの身長の関係でセンターをしていました。しかし、監督は158センチのセンターなんて通用しないと言い、わたしはゴミ拾いというポジションを言い渡されました。

なんだよ!!ゴミ拾いって!!!

ひたすらリバウンドに飛び、ルーズボールは膝をついてでも必死で取りに行く。これがわたしの仕事です。
シュートが打てるのは自分でリバウンドを拾った時と速攻の時のみです。

小5にして、あー、バスケ楽しくないって思いました。しかも小5の時は全然勝てなくてよけい楽しくなかったです。

そんな時にわたしの気持ちが変わったのは市内選抜のセレクションです。違うチームの5年生が市の代表15人を決めるために集まります。その時に160センチあるガードに出会います。ハイポストで面をとれば上からパスを入れてくれて、フロントターンからのフェイクをひとつ入れてレイアップ。6分間の間にこのプレーだけで10点以上得点しました。このプレーのおかげで市内選抜に選んでもらえてわたしのバスケへの価値観は変わりました。

その後はチームに戻りガードからのパスは入らない日々が続きます。
ガードが大怪我をしてシューターがガードをするようになってから、やっとパスを入れてくれるようになりもっと上手くなりたい、センタープレーを覚えたいと思えるように。

最終的には、パスを入れてくれないガードが最優秀選手賞。リバウンドとルーズボールを拾い続けるわたしが優秀選手賞で終わりました。

その後わたしは身長が伸びずプレーの幅の狭さに悩みます。小学生の時点で膝も悪くしてしまっていました。今小学生に戻れるならもっともっとボールに触れる練習がしたかった。

今はミニバスを指導したいって思っています。ミニバスで指導してもらったものがわたしを作りだしています。だからこそ良いものは伝えたいし悪いものは排除してあげたい。

何よりわたしがバスケに触れて生活したい

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