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怒髪天のこと

ここにしたためているくらいには怒髪天が好きです。もちろんピロウズもスピッツも大好きなんだけど、怒髪天のなにが楽しいって、もうほんと、やめられないとまらないかっぱえびせん🦐♪って感じで、ほんと、中毒性があること・・・(意味わからないけど)ほんとに、またこのオジサンたちに会いに行きたい!と思わせてくれることが凄い。また明日から頑張ろうと思えることがありがたい。冒頭の記事でいろいろ書いてます。

ミッシェルの映画の帰り道に、健康であることとか生きていることとか、バンドが長く続いていることとか、本当に奇跡的なのだ・・・と感動しながら帰っていたの。そのときに「怒髪天はすごいなあ」としっかり思ったのである。感謝しよう、今もバンドを続けてくれていることに・・・など思いながら帰り、寝る。
翌日仕事の支度をする。いつも私は仕事に着ていく服がだいたい決まっていて、その日も普通に着替えるところだった。でもその日は。「怒髪天のロンTにしよ~」なんて思い、なんてことなく着替えて、仕事に向かった。

その日の仕事は、いつもより忙しくて、なんやかんやで休憩に入るのが遅くなった。いつものように、スマホを見る。LINEを開く。ナタリーの通知が来る。怒髪天の字がある。解雇?ん?またなにかイベント?記事を見ると違った。シミさんの解雇だった。

職場だったけど、大声が出た。え?なんの話か全然わからなかった。冗談だと思った。泣くとかそういうことじゃない。もう言葉にならない。もう仕事どころじゃない。(オトナなんでちゃんと仕事しましたが)心、ここにあらず。

仕事が終わったのが2時前だった。ロッカーで怒髪天のロンTを着る。なんでだよ。よくわからない感情が湧き出てくる。このTシャツ着なきゃよかった。とか思ってしまった。

家に帰ってしっかり記事を読む。メンバー皆の文章を咀嚼する。吐きそうだった。もうあの4人の姿が見れないのか・・・増子さんの言葉の重み、シミさんなんでそうなっちゃったの、友康さんもつらいよね、坂さんそんな真面目にならないで。いろんな感情がごちゃごちゃに。全然眠れず。Twitterでキーワード検索をして、みんなの言葉が私の気持ちを代弁してくれてるようだった。シミさんが好きなあの界隈さんは大丈夫かな。きっと放心状態だろうな。とか。わたしもです。と思いながら寝た。

もうなんて言い表したらいいのか分からないのが正解。私の青春だったの、怒髪天は。高校生で怒髪天を好きになり、大学生になってバイトして、自分のお金でライブのチケットを買って、おっさんたちを追いかけていろんなところに行ったよね。「いなくなりたい」気持ちを怒髪天のみんながいつも支えてくれていたんだよね。このバンドがいたから今の自分があるんです、と言っても過言じゃないんだよ。わたしもこんなかっこいい大人になりたいと思えたんだよ。
ねえシミさん。どうしちゃったの。なんでバンドを選んでくれなかったの。
悔しい。悲しい。悲しいなあ。
そしてメンバーのみんなは、大丈夫なんだろうか。
これからの怒髪天はどうなっちゃうんだろうか。
私を作り上げてくれた怒髪天は、もういないんだ。と思うと悲しくて悲しくてしょうがない。

それでも、怒髪天にありがとうと言いたい。
シミさんのあの笑顔が大好きだし、指さしてくれるのも、ウンウン頷いてくれるのも、本当に大好きだった。
だった、と言っていいのかな。今も好きなんだよな。

気持ちが揺れ揺れブレブレで、どうしようもない。それでもまたライブには行くと思う。

またどこかで会えたらいいな。そういう意味の、解雇。再雇用があるって、私も信じています。でも、増子さんや友康さん、坂さんたちの決断に言うことはないし、今後のことも、みんなで決めてほしいと思います。わたしはそれについていきます。







シミさん、バカヤロー!
それでも、ありがとう。


あ、

やばい。


泣く。


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