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映画 戦場のメリークリスマスを観た

戦クリ、やっと観れました!むしろ劇場で観ることが出来て、感謝感激です。絶賛ネタバレを含みますので、読み進める際はご注意くださいませ!

デビッドボウイ関連の作品を数個観たことがある。(SUKITAなど)

美しい人だな~と思ったことを覚えている。まあもちろん彼は美しいだけじゃなくて素晴らしいひとなのですが・・・そしてその彼の演技はなお素晴らしく、当時彼はどれだけ異色な才能を発揮していたのか・・・!いいなあ!

大島渚監督の映画は、以前にこちらを観ていました。

愛のコリーダ!
さだ様、お美しかったし、わたしは女なんだけど、陰部が痛くなった・・・
好きだよ、殺してしまいたいほど・・・みたいな極論は・・・!ふぉあ!まあ分らんでもないな~。
そして、この映画の予告を久しぶりに観たら、「陰部に命が宿ってる人いるもんな」という友達の言葉を思い出しました。(笑)
すごい映画を見たな・・・という気持ちで終了。

戦場のメリークリスマス自体、詳しいことも知らず観てきました。
映画を観てから、答え合わせのように考察ブログやウィキを読む。んー、そういうことだったんだー。と今更感じる。と、同時に、デビッドボウイの美しさはもちろんのこと、坂本龍一の艶やかさを感じました・・・!お美しさたるや・・・!目の鋭さといい、なんといい、美しいな・・・!すごいな!
映画自体、同性に惹かれるヨノイ大尉。あれは愛だったのですね。いえ、なにもかも愛に通じるものだとは思うのですが。そうかそうか・・・最後のヨノイ大尉の狂気は驚くほどである。ハラは人間らしくて好きです(笑)酒を飲んであんなことしちゃったのか・・・好きだな(笑)ビートたけしのあの演技は、本人は結構嫌がっているらしいけど、私はとっても好きでした。
あの映画を観て、とてもよかった!けどなにがよいのか。と問われると、言葉にするととても難しい。


当時の日本を知らない。当時の世界を知らない。あの時代を生きていない。
日本がやっていたことを観て、うわあ!と思ったし、目をそむけたくなる内容もあった。恥ずかしい。そして、切腹という文化も。恥じてもいいから生きていく。死んではなににもならない。と思った。特攻とか、日本ならではなんだろう。ものすごい時代だ。でもきっと、心の中で、なにかが起きている。いや、間違いないよね。

ヨノイはなぜあの場面で倒れたのか。なにが彼の中で駆け巡ったのか。
ハラのメリークリスマス!という言葉の影になにがあったのか。
セリアズの苦しんだ過去に、今彼はなにを思うのか。
ローレンスはどんな気持ちで、彼たちを見ていたんだろう。

いやーー。文化の違いを感じたし、感じたうえで、分かり合うことは歴史や時代、その場その場で感じ方も、理解の仕方も違う。



今、私は、実は波に乗っています。多分、最高潮であります。
多分、無敵モードです。
でもそれが、いつまでも続くわけではありません。
それも知っています。
この映画を見て、はっと我に返りました。
我に返ったので、気持ちがちょっとあっちむいてこっちむいてしています。でも。言葉にして、少しずつ落ち着いています。
少しずつ、わたしのペースに持っていく。
こうやって、生きていく。
いっぱい幸せな思いをしたけれど、それがいつまでも続くわけでもなく、日常に戻ること、にシフトチェンジをする。だけど、悪いことばかりが続くわけじゃないから、しあわせ少しをぎゅっと握る。

でも、今日もいい日だった。

明日から4月1日。また少しずつ、少しずつ、成長できるように生きていく。自分が、相手が、好きな人が、これからも幸せを感じられるように。わたしの好きな人たちが、みんな幸せであるように。


おしまい。

友達と、滋賀で。

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