#2 ラジオ

 ラジオが好きだ。いつから聴き始めたのか、何がきっかけだったのかは覚えていないが大学2年くらいだったと思う。当時は熱中していたアイドルのラジオを毎週聴いてうはうはしていたが(思い出すだけで気持ち悪いが、、)まぁそれでも楽しかった記憶だけは残っている。今ではTBSラジオのJUNKやニッポン放送のオールナイトニッポン、そして会社で勤務時間中、常に流れているJ-WAVEをメインに聞いている。

 なぜこんなにラジオが好きなのか、少し考えてみたい。ラジオを聴く時はちゃんと聴く時と垂れ流しで違うことをしている時のBGM的な時とで別れる。ちゃんと聴く時は上記で言うJUNK、オールナイトニッポンが多い。単純なファンとして楽しむメディアとしての利用が目的だ。もちろんテレビとかでも見ることもあるが、個人的には「心の距離」がラジオの方が圧倒的に近いと感じる。いわゆる素ということだ。
 個人的も繕うこと、繕われるとこが好きではなく、素で向き合うことがもっとも自分らしくいられるし好きなものも素を見てみたいと興味を示す。その性格ゆえにラジオの姿がもっとも素に近い状態と思っており好きなのだと思う。
 BGM側でも非常にお世話になっている。全くの静寂の中より音のある環境の方が圧倒的に集中力が上がると感じる。また、なかなか眠れない日などは子守唄感覚で流したまま寝落ちすることは良くある。ほんまにお世話になっている。いつもありがとう。。

そんなラジオも斜陽産業(売上高や生産高がピークアウトし、将来も回復が見込めない産業)となっており市場規模も減少し続けている。悲しい現実。私も含めラジオに救われている方はたくさんいるのだと思う。この「心の距離」が近い素晴らしいラジオという文化を是非若者にも知っていただき再び盛り上がることを心より願う。

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